おおよそ、音が取れてきまして。
この音が取れる、という表現は人により程度が随分違うと思います。
音楽を言葉で表すのは難しい。
しかし。
恩田陸さんの蜜蜂と遠雷を読みましたが、音楽の表現が見事です。
作家さんって音楽まで文字で表現してしまうからすごいものです。
翻って、音楽家は全てを音楽で表現し、数学家は数字で表現するし、画家は絵で…なんですがね。
と、戻りまして。
この曲は随分前に弾いた事がありますが、若かったせいか、読み方が浅かった!
今では当時気がつかなかった事に思いを馳せる事ができます。
なんですかね、年をとるとちょっと引いて客観的に眺める事が出来るようになるせいでしょうか?
この曲は、師について、あーだこーだ教えてもらった事のない曲ですが、自分で発見するのは楽しい。
もちろん、教えて頂ければもっと早く外見的に、上達、完成するのでしょうが、それはあまり意味がない事かも。
人生と一緒で。
人生だって、いつか終わるし。
その人生の時間の中で、成長のプロセスを自分の力を信じて楽しむこと自体が豊かさであると思うのです。
私に、音楽はいろいろな事を教えてくれます。
そんな風に感じながら今日もバイオリンを弾くふろっぐなのです。
良い季節になってきました。
そろそろ、絵が観たい気分です。(*^_^*)