書美院本部がある福岡市では、大相撲九州場所が行われている真っ最中です
開催場所の福岡国際センターがある博多の町は、観客の皆様や力士たちが所狭しと歩き活気にあふれています。
会場に続く通りにはトントトントン、トトトントントンという羽太鼓の軽快な音が響き渡り、力士の髷を結っている椿油の香りが広がっていて非日常の空気感です
会場入りする力士たちに大きな歓声が上がります
横綱 白鵬関は間近で見ると驚くほど大きかったです
会場前には出店が並び、お祭りのような雰囲気
ここでしか手に入らないお土産をたくさん抱えた方や海外からこられた観光客の皆様でごった返しています
そして、見入ってしまうのが会場の周りに立ち並ぶのぼり
目が行くのは文字の力強さや存在感だけではなく、文字に対する縁取りの繊細さや、際立つ原色ばかりを使っているのに一枚ののぼりとして違和感なくまとまっている配色の妙 さらにはその一枚一枚が個性豊かで見ていて面白い
毎年九州場所の期間は、そんなのぼりの数々を楽しく眺めています
大きさは5メートル以上あって風にたなびく姿は大迫力
つくるのに手間も時間もかかっていそうなのぼりですが、1場所ごとに新品に変わるんだそうです
年に1000枚近く手がける業者さんもあるそうですよ すごい……。
のぼりの制作現場について面白い記事があったのでご紹介します
「力士や相撲部屋によって文字数が異なるので、バランスをとるのがとても難しい」
「黒星を連想させる黒色は使わない。勝負に茶々を入れたり水を差したりしないよう、茶色や水色を避ける傾向もある」
などのことを知ってのぼりを見上げると、さらに味わい深くなります
また、字の輪郭を手作業でこれだけ美しく描くというのはまさに神業 書道とは違う字の表現方法やその技術が大変興味深いです。
のぼりが立ち並ぶ風景は、過去から現代に伝統技法が継承されている証ですね。
大相撲の文化がいつまでも続き、この景色が残っていくことを願っています
さて、話は変わって……。
書美院では書初展の問い合わせが増えてきています。
みなさん準備は進んでいますか?
初めての参加でご不明なことがある方は、お早めに先生にご相談ください
個人会員の方や先生方のお問い合わせは書美院本部で受け付けておりますよ いつでもお気軽にどうぞ。
この冬も皆で楽しく書に取り組みましょうね
書美院からのお知らせ
◎書美院では随時、入会を受け付けております
書美院の教室では、幼児から成人の方までたくさんの仲間が学んでいます。毛筆、ペン習字、水墨画の受講が可能、また、通信教育を利用してご自宅や空いた時間に学ばれる方もたくさんいらっしゃいます。
「楽しく書に触れてみたい」、「以前習っていたんだけれど、久々に再開したいな」という方にも気軽に、またしっかり始めていただけますのでご安心ください
◎詳しくは書美院のホームページをご覧ください
http://www.syobiin.com/
「近くに教室はあるかな?」、「スムーズに受講を始めるにはどうしたらいいだろう?」などのお問い合わせもお気軽にどうぞ!! 弊社スタッフが丁寧にお伝えします(下記でのメール問い合わせだけでなく、お電話でもどうぞ)
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また、お習字の先生になりたいなという方も随時募集しています
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この度、書美院のホームページ上では、その書美院創立30周年作品展の特設ページを公開しましたよ
平成29年開催の児童・生徒作品展と平成30年開催の成人作品展の様子を紹介しています。
会員様たちの熱意や書美院の活気、そして個性豊かで賑やかな雰囲気が少しでも伝われば幸いです
是非、ご覧くださいませ
書美院創立30周年記念作品展特設ページはこちら