ちょっと面白いワークショップやってみました。
【直感を描くワークショップ】
子供達に11枚の言葉のカードを
1枚ずつ引いてもらい、その言葉の連想するイメージを、点や線、曲線などで表現してもらいました。
それぞれの言葉はこちらになりました。
友、母、自分、父、身体、命
「友」を選んだ子供が
第一声「キツ~~!!」と言ってましたね。
あまり良い印象では無さそうです
まずは直感ってなんだろう?
低学年もいますので
みんなで意味を考えました。瞬間的に心でとらえること、飾らない心、感情、考えない事、色々でてきます。
ここでどう描けばいいですかと質問もありました。
思いついたイメージには正解はありません。
自分が描くものが正解ですから、自由に軽く考えてみてと伝えました。
そして静かな気持ちで墨をすり、
淡墨を作ります。
静かになるのは一瞬だけでしたね。
あとは楽しく和紙にパステル等で色もつけて表現しました。
今回のワークショップは
著者吉田エリさんの
『はじめてのアートセラピー』から
参考にさせてもらいました。
子供達に合わせて
私なりのオリジナルでやってみました。
和紙は予定では1枚でしたが、
もっと描きたいと言うので
結果的に3枚描くことになりました。
直感が伝えるメッセージを描きながら受け止め、また1枚また1枚と
次々に受け止めまた描いていく。
これは初めは直感からでしたが次第に、良心、悪いと思う心、葛藤、本当の気持ちなどへ、心の変化がみて取れました。
そうしながらもワクワクする気持ちもあって、深層心理に問いかける作業となりました。
言葉カードは、元々は「はじめてのアートセラピー」の本にあった言葉ですが、参加する子供の家庭環境なども考えないといけないかなと思い、その時の状況によって変えてみるのもよいですね。今回は「友」を追加してみました。
私自身、セラピーをするなんぞ思ってません。自分が本当に求めるものを知ることは大事だと思うのです。
今回子供達は自分のことを、よく知っていることにも気づきました。
みんなノリノリでやってて楽しかったようです。
また他のクラスでもやってみたいと思います。
詩夕