ちょっと面白いワークショップやってみました。

【直感を描くワークショップ】
 
子供達に11枚の言葉のカードを
1枚ずつ引いてもらい、その言葉の連想するイメージを、点や線、曲線などで表現してもらいました。
それぞれの言葉はこちらになりました。
 ダウン
友、母、自分、父、身体、命
 
「友」を選んだ子供が
第一声「キツ~~!!」と言ってましたね。
あまり良い印象では無さそうです笑
 
まずは直感ってなんだろう?
 
低学年もいますので
みんなで意味を考えました。瞬間的に心でとらえること、飾らない心、感情、考えない事、色々でてきます。
ここでどう描けばいいですかと質問もありました。
思いついたイメージには正解はありません。
自分が描くものが正解ですから、自由に軽く考えてみてと伝えました。
 
そして静かな気持ちで墨をすり、
淡墨を作ります。
静かになるのは一瞬だけでしたね。
あとは楽しく和紙にパステル等で色もつけて表現しました。
 
 
 
 
みんなで分かち合いしてみました。
 
 
 
 
「母」
母との境界線と言ってました。
別の子供が
「だけど繋がってるように見える」
と発言。
本人が、そう!!!そうなんだと言ってました。
 
 
 
1枚目 悲しい自分
 
 
 
2枚目 幼稚園の時みたい!!
何も考えず楽しい!!!
 
 
 
1枚目 仲の良い友達をイメージ
 
 
 
2枚目 快くない友達がいる!!
心の様子を線で現しました。
 
 
 
3枚目 友達の前で偽りの自分、
ごまかしている自分がいると話してくれました。
その心を表現したそうです。
みんなも「あるある!」と共感。
 
 
 
 
低学年の女の子
働いて夜に帰ってくるお父さん。
時計の9時が面白いです。
これもアリです。
 
 
 
 
今回のワークショップは
著者吉田エリさんの
『はじめてのアートセラピー』から
参考にさせてもらいました。
 
 
子供達に合わせて
私なりのオリジナルでやってみました。
 
 和紙は予定では1枚でしたが、
もっと描きたいと言うので
結果的に3枚描くことになりました。
直感が伝えるメッセージを描きながら受け止め、また1枚また1枚と
次々に受け止めまた描いていく。
これは初めは直感からでしたが次第に、良心、悪いと思う心、葛藤、本当の気持ちなどへ、心の変化がみて取れました。
そうしながらもワクワクする気持ちもあって、深層心理に問いかける作業となりました。
 
 
 
言葉カードは、元々は「はじめてのアートセラピー」の本にあった言葉ですが、参加する子供の家庭環境なども考えないといけないかなと思い、その時の状況によって変えてみるのもよいですね。今回は「友」を追加してみました。
 
 私自身、セラピーをするなんぞ思ってません。自分が本当に求めるものを知ることは大事だと思うのです。
今回子供達は自分のことを、よく知っていることにも気づきました。
みんなノリノリでやってて楽しかったようです。
 
また他のクラスでもやってみたいと思います。
 
 
 
イエローハート詩夕