秋の社中展用に色々試作しています
他の方にアイデアを提供したり大きな作品に発展させるかの
まずは『当たりを付ける作業』の段階です
円の外側を塗りつぶしたら紙に明るさが出ました
パートを分けましたが円の向きで雰囲気が変わると思います
円の外の空気を一部取り込もうかと・・・
剛毛の破筆はまとまり辛く手強い
二行目を生かすため一・三行目を抑え、傾きもつけました
字の傾きに対し逆斜線を入れ塗りつぶしました
文字後半に敷物の模様が出ています
(↑フロッタージュという技法)
一言添えると制作意図がつたわりやすいですね
巻子用筆で浮沈を使った単体作品
連綿線を使った作品
中央に集め一文字ずらしたことで独特の余白とリズムが出ました
ちょっとした絵が入ると風情が出ますね
これらの作品を全てひねり出すのはさすがにムリなので・・・
今回は明石春浦先生の著書(絶版)と
杭迫柏樹先生の著書を
参考にさせていただきました
本を冬眠させたり眺めて安心していてはダメですよ〜
片っ端から真似をして良い部分だけを取り入れるのです