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漢方茶のお店・祥福堂です

 

 

 

昨日、宝塚歌劇団のHPにこちらが掲載されました。

 

 

 

 

改革が進むことは喜ばしいことだと思います。

ただ、今までの慣習、しきたり、指導方法について、具体的になにが問題だったのか、具体的に何を改革していくのかが記載されていません。

反省するなら何を反省しているのかを明示していかないと、観客あるいはファンとして不安が残ります。

 

 

私も組織に在籍した経験があり、その中で今までの組織体系から変わったり、ルールが変わったりという経験もあります。

末端として変革の時のいざこざとか、実際なかなか旧態依然とした考え方のままの人が文句を言ったり従わなかったりというところも見てきました。

 

人々が思う以上に、変わるということは大変です。

 

組織の長がどこまで強い意志をもってやるかが重要となり、そして末端までの人間が組織の長をどこまで信頼できるかにかかっていると思います。

 

 

今の宝塚歌劇団が、どこまでできるのか。

 

 

ここはもう、見守るしか方法はないわけで。

 

 

とにかく、組織の長たちが心を入れ替え強い気持ちをもって改革してくれることを願うばかりです。

 

 

 

宙組に関して、あちらこちらでいろんな意見を目にします。

 

 

『パワハラをしたとする人たちがこのまま舞台に立っていいのか』

 

 

この問題は避けて通れないですね。

こういうことになるってわかっていながら放置している歌劇団が一番悪い。

パワハラをしたとする人たちは、己の出処進退を次回公演に出演という形で決めたのはいろいろ覚悟してのことだと思いますから……私はただ「そうですか」としか思いません。

 

亡くなられたタカラジェンヌさんが天国で安らかであることだけを祈ります。

 

 

何度も書いてるかもしれませんが、何をしても彼女はもう戻ってきません。

勝手に死んだのだ、みたいな悪意のある言葉を目にしましたが……そういう感情を持つ人はタカラヅカファンではないと思ってますのでどうでもいいです

宝塚歌劇を観てそういう思考になるのなら、それはおそらく違うものを観てるんだろうなあなんて。

最近は思います。

 

私も特別聖人君子ではありませんが、両親にそれなりに教育を受けたので善悪の区別はつきます。

 

 

ハラスメントはハラスメント

加害者が悪くて被害者は悪くない

それを認めたのは歌劇団

 

 

それがわからないで何かを言う人たちは、たぶん違う世界の住人なんでしょうね。

 

 

 

勿論、宙組だけが悪いわけでもありません。

おそらく、他の組も大なり小なりハラスメントはあったはずです。

音楽学校で96期事件があったのですから。

推して知るべきです。

 

 

 

そして、私たちタカラヅカファンも大いに反省しなければならないということ。

 

 

 

美しい夢だけ見られればいいわけではなく。

大好きな世界が今後も続くように、今のタカラジェンヌたちを守る必要があります。

それは、決してハラスメントを容認するということではなく。

ダメなものはダメなのだと歌劇団にもタカラジェンヌにも言うことだと私は思います。

 

 

 

 

誰かが苦しんで生まれた作品が楽しめるのか

 

 

 

彼女の死は、それを私たちタカラヅカファンに突きつけました。

 

 

私はこれからもそれをしっかり考えて、言葉で訴えていけたらと思います。

 

 

 

 

 

とにもかくにも。

改革がちゃんと進みますように。

 

 

 

 

 

    

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