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漢方茶のお店・祥福堂です。

 

 

 

宝塚歌劇団の宙組生急死の件で、本日歌劇団側とご遺族側が合意書を締結したそうです。

 

 

 

 

 

それに伴って宝塚歌劇団側、ご遺族側側がそれぞれ会見を開いたとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

個人的には、ご遺族が納得する形で合意できて良かったのではないかと思っています。

それで亡くなった方が生き返るわけでもありませんが、亡くなった方の名誉回復と次世代のタカラジェンヌたちが悲しい思いをしないようにという訴えが世間へ認知されたことはご遺族としてもせめてものという気持ちであったはずです。

宝塚歌劇団側も色々思惑があるにせよ、合意することで前に進むことが出来ます。

双方とも、良かったと思います。

 

 

 

加害をしたとされる人たちへは、謝罪文という形での謝罪となっているようですね。

 

 

 

 

 

 

今のところ、関与10名の内6名が提出済とのこと。

ヘアアイロンの件の上級生は、提出予定だそうです。

また、宝塚グラフの記事については以下の謝罪文が掲載されています。

 

 

 

 

 

 

一気に謝罪、謝罪の嵐……という印象もなくはないですが、宝塚歌劇団側も色々調査して考えた結果なのでしょう。

ご遺族側への謝罪が、謝罪文でいいのかという怒りの声も上がっていますが……ここのところは難しいですね。

勿論直接謝罪をすることが望ましいですが、ご遺族側が納得されたのならば外野が口を出すことではないと思いますし、なんとなく想像して、もし直接謝罪を受けたとしてもいろんな感情がこみ上げて冷静でいられないから謝罪文で妥結したのかなあとも思います。

 

 

 

正直、謝ってもらっても後の祭りで。

心の底から許すなんてこと、できないですよ。

それは、私も経験したことがあるのでわかります。

(色々思い出したくないので説明しませんが)

それでもご遺族側は未来に想いを託して合意したのだと思います。

 

 

むしろご遺族側が許せなかったのは、宝塚歌劇団側だったと思います。

ご遺族側が提出した証拠や現役の劇団員からの証言を反映しない調査報告書を盾にパワハラはなかったと断定し、あまつさえ「証拠を見せろ」と記者会見の場で述べる。

これは傍から見てて二次加害だと思いました。

本当に、あの発言をした人間こそ直接謝罪して責任をとって欲しいです。

 

 

 

ともあれ、合意書は締結されました。

もう、宝塚歌劇団側擁護派とご遺族側はこれ以上の諍いは止めるべきでしょう。

 

 

 

【皆さまへのお願い】

 本件は、劇団の組織運営の怠慢等がもたらしたものであり、その責任を負うべきは劇団でありますので、本件に関する劇団へのご意見・ご批判に対しては、重く受け止めて改革に努めてまいる所存です。本件に関し、ご遺族に対するSNS等での誹謗中傷や、劇団員個人に対するSNS等での誹謗中傷が確認されておりますところ、このような誹謗中傷は差し控えていただきますよう、切にお願い申し上げます。

 

 

 

歌劇団の資料にも、このように記載されていました。

特に遺族側に「なぜ裁判で訴えないのか」などの言説は止めましょう。

パワハラを認めたんです、外野は口を出すことではありません。

加害者について退団を要求することも止めましょう。

出処進退は本人が決めることです。

本人が続けるならいろんな目で見られることを覚悟するでしょう。

退団するならそれもまたいいでしょう。

 

 

結局、色々外野が言っても……亡くなった人は生き返りません。

 

 

 

…本当に、改めて。

亡くなられた宙組生さんに哀悼の意を表します。

 

 

宝塚歌劇の悪しき伝統が彼女を苦しめました。

宝塚歌劇団の関係者さんたちにとっては「根性が足りない」とか「みんな通る道だ」など言うかもしれません。

あのね、今までの人たちが耐えれたからと言って、これからの人が耐えられるわけではないんですよ。

考え方は時代と共に変わるし、その伝統も変質します。

良かったはずの伝統がいつの間にか悪くなってたということは、いっぱいあるのです。

今回の件は、そういうところも含まれていると思います。

そして、当事者じゃないと苦しみは誰にもわかりません。

耐えられるか耐えられないかなんて、私たちが決めることではないんですよ。

そこのところを理解しなくても「そういうこともある」と受け入れる度量を持つべきです。

 

 

 

今回の件は、一人のタカラジェンヌが命を賭して我々に問いかけた教訓です。

宝塚歌劇110周年を迎えて、もう一度我々は真の【清く正しく美しく】を考えるときなのです。

「伝統だ」と言って深く考えないようにしてただただ応援していた我々は、恥じるべきなのです。

そして、これからは二度と同じことが起きないように厳しい目で見守るべきなのです。

ファンが厳しい目で見れば、宝塚歌劇団は変わって、また以前のような晴れ晴れしい気持ちで宝塚歌劇が観られるはずです。

 

 

 

そのための一歩として。

せめて……彼女を歌劇団葬にしてあげることは出来ないのかなと考えています。

在団中の悲劇です。

せめて手厚く弔って、天国でもタカラジェンヌとして先輩たちと宝塚歌劇をしていて欲しい。

好きで入った場所だったんです……みんなで送ってあげるべきではないでしょうか。

そして、それをひとつの区切りとして、またみんなで前を向いていきませんか?

 

 

タカラヅカ文化ファンとして、そんなことを願っているところです。

 

 

 

 

 

 

 

    

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