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漢方茶のお店・祥福堂です。

寒暖差で鼻水が出たり喉が乾燥する今日この頃、11月に入って秋の養生漢方茶・月茶と冬の養生漢方茶・雪茶の購入が増えております。

月茶は秋に弱る肺を、雪茶は冬に弱る腎をそれぞれいたわる薬草をブレンドしています。

 

喉が乾燥しやすくて喉風邪を引きやすい、肌の乾燥が気になるという方は月茶を。

冷えや便秘、疲れやすくなってきたという方は雪茶をご購入ください。

 

 

 

 

 

また、今月から来年1月末までカウンセリング漢方茶の初回割引キャンペーン期間です。

ご自分の体質を知りたい方、なんとなくの不調の原因を知りたい方、漢方養生やってみたい方はぜひこの機会をご利用ください。

漢方茶約15日分と養生アドバイス付きです。

 

 

 

 

 

…とまあ、宣伝はさておき。

今日は月組さんとか星組さんの話です。

 

 

 

 

休演者さんの中に海乃美月さん(うみちゃん)がいてちょっとビックリしました。

体調を崩しやすい季節だし、ご本人もさぞ辛い思いをしていることでしょう。

その中で代役として彩みちるさん(みちるちゃん)や天紫珠李さん(じゅりちゃん)が月城かなとさん(れいこさん)の相手役を務めているとのこと。

そのなかでX(旧Twitter)のTLを追っていると大半は代役をされた皆様への労いの言葉が並んでいましたが、どうもフィナーレでの羽根で少々荒立っているようですね。

うみちゃんファンやタカラヅカの定石に拘る人たちには少々モヤっとしてしまうことでしょう。

代役の方のファン(この場合はじゅりちゃんファンかな?)にとっては思いがけない出来事で驚いているかもしれませんね。

羽根を背負える人は限られた人、という暗黙のルールがタカラヅカには存在します。

少しずつ階段を上がって手に入れる勲章みたいなものですよね。

それを代役の人が背負っていいのか、ということがおそらく論点だと思います。

 

個人的にはうみちゃんファンの気持ちは理解出来ます。

決してうみちゃんの存在を軽んじるわけではないけれど、突然目の前に代役の方が羽根を背負っていたら複雑でしょう。

ただタカラヅカの歴史を知っている者からちょっとだけ言わせていただくと、羽根を背負うことが全てではないのでは?という…

フィナーレの羽根は1970年代後半に少し出てきて、1990年代に完成したようなものです。

今はあの大きな羽根がひとつのアイコンのようになっていますが、そもそもトップスターも羽根は背負っていない歴史は半分以上です。

それより大事なことは、主演を張る華と実力です。

それがうみちゃんにあるからこそ、真ん中にいるのではないでしょうか。

羽根が全てではないんです。

 

おそらく劇団内でも議論があったと思います。

羽根、どうするよ…って。

しかし羽根を背負うことが普通になってしまったのでフィナーレでのバランスが悪いと思ってそのまま代役のじゅりちゃんにも背負ってもらったのではないでしょうか?

色々憶測も飛び交っているようですが、どうぞみんなで冷静になって静かに休演者さんの復帰を待ちましょう。

 

 

 

さて、もうひとつ。

博多座星組公演が先日終わりましたね。

私も楽しく観劇させていただき、マイティーとありちゃん、なこちゃん、そして星組さんたちの素晴らしい舞台に魅了されました。

そんな博多座星組公演の千秋楽映像での白妙さんの言葉、それについての編集が物議を醸していますね。

 

 

曰く、白妙さんがなこちゃんのことを『星組娘役トップスター』と言ったけれども編集では『星組トップ娘役』とされた…と。

 

 

…劇団、そういうことあるよね。

 

 

ものすごく勝手に枠組みを作りがちな劇団だなあと思いました。

誰がどう見てもなこちゃんは星組の中の娘役トップスターでしょう。

でも、劇団的にはあくまでも星組の娘役スターなんでしょうね。

 

娘役ファンとしてはあまり良い気持ちはしません。

 

歌劇団創立当初は娘役が絶大な人気を誇っていたタカラヅカ。

レビュー『パリゼット』以後、だんだんと男役が中心となり、1970年代には【娘役の不作時代】と言われるようになります。

そんなことを言って娘役より男役を重んじた結果が現在です。

娘役にも目指すものがあるし、そのために日々努力しているのにこの言い様。

まったくもって酷いですよね。

 

私の愛読書毎日新聞社編【タカラヅカ】でも娘役の悲哀があれこれ書いてありますが、その最初には

 

 

 

 

優れた娘役あっての男役、と長谷川一夫は言う。

 

と記されています。

さて今回の博多座星組公演を考えて欲しいのですが、主演の役替わり公演にきちんと対応したなこちゃんは優れた娘役ではないでしょうか。

その娘役に対して、劇団側がきちんと評価していないように見受けられるのはよくないですね。

そういう対応をしている劇団だからますます男役上位のタカラヅカが出来上がってしまいます。

男役も娘役も同等に素晴らしい存在です。

それぞれの役割があってタカラヅカの世界が輝く。

 

今回、娘役さんファンの皆さんが言葉ひとつの表現ですがこうして声を上げることは大事なことだと感じます。

「主演男役、主演娘役という名称があるからいいのでは?」というご意見も見受けられましたが、それって本公演以外の別箱(バウとか)でも使える言葉ですよね?

組内の一番の娘役さんは娘役トップスターではないのかな?

こういうひとつひとつのことに声を上げて娘役を守ってあげることがタカラヅカファンのできることだと思うので、今回声を上げた皆様には「ありがとうございます!」と言いたいです。

 

 

 

前述の本に男役中心世界についてある考察がありました。

 

 

 

「演目が大作中心になり、公演期間も45日間と長期になったこと。内海重典(演出家)は「昔は1ヶ月、3本立てが普通で、年間30本もやったから新人抜擢の冒険もやれた。今はせいぜい十数本。作者側も年に1回か2回のチャンスだから失敗は許されない。残念ながら、どうしても無難な人気のある男役スター中心の配役になってしまう」

 

1970年代でこれです。

バウホールが出来て少しはマシになったかと思いきや、その頃には男役中心から抜け出ることができずに今に至るのでしょう。

娘役がどんなに歯を食いしばっても劇団はこんな扱いです。

せめて、とタカラヅカファンが声を上げてもいいでしょう。

 

 

 

 

 

娘役にもいっぱいスターがいて、その中心に娘役トップスターがいるだよ!

 

 

 

 

 

 

 

くらいは言っても絶対罰は当たらないさ。

まあ罰が当たってもこの主張は止めないけどねてへぺろ

 

 

 

 

 

 

 

    

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