突然の訃報に接し、大変驚いております。
岩垂先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
私は痔の手術で先生に執刀していただきました。
術後は神経痛で色々と大変で、一時は手術を後悔したこともありましたが、それでも先生の外科的な技術は本当に素晴らしかったと思っています。
創傷の少ない術式を開発され、肛門外科の領域を大きく前進させた功績は、本当に偉大だと思います。
このような優れた外科医がもっと増えてほしい――それが率直な気持ちです。
私は医療従事者でも医療政策の研究者でもありません。
あくまで一人の患者としての実感ですが、海外生活の中で抜歯や皮膚科などの小手術を受けた経験もあり、ある程度比較する機会がありました。
その中で感じるのは、日本では今、さまざまな分野で技術職の人材不足が進んでおり、医療も例外ではないのではないか、ということです。
現在の制度の中では、優秀な外科医を育て続けること自体が、簡単ではなくなっているようにも感じます。
もちろん、私たち一人ひとりに社会の流れを変える力はありません。
それでも、これから先、優れた技術と誠実さを持つ外科医が少しでも増えていってほしいと願っています。
PS
ネット情報によると、岩垂先生の手術を予定されていた患者さんについては、寺田病院が受け入れを行われるそうです。
私自身も寺田病院との連携には大変助けられました。
術後管理もしっかりしており、とても良い病院だと思っています。
院長先生の理念にも共感しております。