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小確幸
村上春樹さんの「村上朝日堂」の中に出てくる言葉で、「小さいけれど確かな幸せ」という意味です。
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疼痛治療で前よりだいぶ良くなりましたが、幼稚園の送迎はまだ怖いです (メンタル的な要因が大きいと思いますが)。術後4〜5か月頃に歩行時の痛みが著しく悪化し、心身ともにダメージを受けて、幼稚園までの道は地獄を歩いているみたいでした。
術前毎日の幼稚園帰りに子供と園での1日を話しながら帰る5分間は、どれぐらい幸せだったことか、今更気づきました。
今は、週1回ブロック注射の日だけは迎えが一番楽です(麻酔が効いているから)。
手術しないと気づかないかもしれませんが、身の周りに小確幸がいっぱいあります。幼稚園の送迎は面倒だと術前に思ったことがありましたが、今振り返れば「小確幸」だったでしょう
もっともっと早く、複雑な慢性肛門痛になる前に、手を打たれて良かったなぁ〜と時々思います。
でもね。
色々な文献を拝見してわかりましたが、肛門術後何十年も肛門痛に困っている患者がいます。痛みを取るために再手術して痛みがさらに悪化した患者もいます。肛門痛の診断・治療まで辿り着くことは容易ではありません
私は、痔友や文献から色々な情報を収集し、痛みの専門治療を始めたことは、不幸中のラッキーでしょう。
痛みの医学を発展させた
- 医療従事者
- 研究者
- 製薬メーカー
- 諦めずに適正診断・治療を追求してきた患者さん、
それから、
情報と知識を我々庶民に発信させてるSNS
に感謝すべきであろう