参考文献:日本大腸肛門病会誌63:147―151,2010
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医療法人武田会かまとり武田肛門科
患者集団
2007年1月-9月、直腸肛門痛の患者54 例
男性28例、女性25例
5時方向恥骨直腸筋の圧痛を90%に認めた
私も術後ずっと5時方向に腫れと痛みを感じています。
瘢痕痛も外痔核もあり、筋肉の圧痛点も触知。5時方向はかなり複雑ですね。。。
じっくり時間を掛けて指診して頂いた先生各位に感謝しています。
治療
ロラゼパム0.5~1.5mg/日, (ベンゾジアゼピン系抗不安薬)
スルピリド50~150mg/日,(四環系抗うつ薬、便秘の副作用あり)
パロセキチン10~20mg/日 (SSRI 抗うつ薬)
初めから3 剤投与するのはパロキセチンの効果発現まで2~3 週かかるからである. また3 剤を漫然と続けるのではなくベンゾ ジアゼピン系の中毒性なども考慮し徐々に薬剤を減量しパロキセチンを主にしての維持ができることを目標としている.
改善が見られなかった症例に
トリガーポイント2例、仙骨硬膜外ブロック1例
を併用、改善は一時的であった
効果
70% VASは4週目では4.3cm, SDSは40.5と改善
治療無効例は多くは長く座る事や長期間の車の運転で悪化
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* 肛門痛に対する抗うつ薬と抗不安薬の投与量は通常より少ない.
各薬剤の通常量は以下参照