まあ、小生の怠慢のせいだと言われればそれまでなのだが、そこでこの機会に、清算…というほど大げさではないにせよ、来年こそは取りこぼしのないようにという自戒も込め、それらを思い出せる限りまとめ、簡単に評価、採点しておこうと思う。できればいつものように一本一本、時間をかけて書きたいのだが、そうすると年内どころの騒ぎではなくなってしまうので…。
なお、以下の作品は基本「星3つ!!」とし、プラスマイナスかだけを表記していきますので、その辺どうかご了承を。

「ザ・タウン」
今までベン・アフレックには大していい印象がなかったが、これは俳優としても監督としてもいい仕事だった。
ジェレミー・レナーのキレっぷりもなかなか高ポイント。
あのオチはどうなのかなーと思いつつも、第2のクリント・イーストウッドを感じさせる良作。
++
ザ・タウン Blu-ray & DVD〈エクステンデッド・バージョン〉ブックレット付き(初回限.../ベン・アフレック,ジョン・ハム,レベッカ・ホール

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「デンデラ」
そこいらの肉食系ギャルが可愛く見えてしまう、平均年齢60越え女優陣のパワフルさにただただ呆然。
とはいえ、貧しさから雪山に捨てられた彼女達でさえ、自分達が窮地にはやはり弱者を犠牲にしなければならない(要するに、自分達がやられた事そのまま)現実に、実は今の諸国で起こる内紛の大元はここなんじゃないかと、思ってみたりもした。
++
デンデラ [DVD]/浅丘ルリ子,倍賞美津子,山本陽子

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「スマーフ」
雪印かどっかの企業マスコットだとずっと思っていたが、実は結構な歴史のある絵本のキャラクターらしい。
さておき、王道的な異世界エンカウントもので、あくまで基本に忠実。普通に笑えて、普通にハラハラドキドキ、そして最後は普通にジーンと来る。
まあつまり、とてもスマーフな映画(笑)。
++
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「アイ・アム・ナンバー4」
アクションものとしても超能力ものとしても青春ストーリーとしても、すべてにおいて平均的な仕上がり。つまり没個性的。
いかにも続編作りますよ的な終わり方だったが、その分回収されてない伏線、判明してない謎が多く、中途半端な印象の受ける。
おそらく、近年多く見られる「第2のハリポタ狙い」のうちの一本なのだろうが、これを観て「続きが観たい」と思う人が、はたして何人いるやら…。
一応フォローしとくと、ナンバー6は
プラマイなし。
アイ・アム・ナンバー4 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]/アレックス・ペティファー,ダイアナ・アグロン,ティモシー・オリファント

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「日輪の遺産」
浅田次郎なので、原作は読んでいるはずなのだが、どうしても内容を思い出せない。確か、財宝を積んだ豪華客船をサルベージするとかいう話しだったような…と思いきや、それは「シェエラザード」だった(笑)。
さておき、「半笑いで喜怒哀楽全てを表現する男」堺雅人さんの能面フェイスが見事に機能した良作。「なぎ子ちゃんの中の人」こと子役の森迫永依ちゃんがまたいい仕事。
「♪出てこいミニッツ・マッカーサー」の歌が泣ける…。
++
日輪の遺産 特別版 Blu-ray/堺雅人,中村獅童,福士誠治

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「天国からのエール」
実話だからしょうがない部分はあるにせい、実際、感動もしたのだが、あのスタジオの維持費はどうなっているのか、とか、あれだけの生徒達に無料で食わせてたら弁当屋さん破産しないのか?とか、どうでもいいところがものすごく気になってしまった。
できれば、あのスタジオからプロになったバンドとやらが誰なのか、ついでにエンドロールでもいいので一曲演奏していただければ、説得力もあがったかも。そういう意味ではちょっと惜しい。
それから、桜庭ななみに普通の高校生役なんざやらせるのは、もうやめた方がいいと思う。あの子は難しい役、面倒くさい役を演じた方が光るので、某長澤の二の舞になる前に、今のうち「清純派」なんて看板は投げ捨てておくべきかと。
+
僕らの歌は弁当屋で生まれた・YELL (オープンブックス)/著者不明

¥1,260
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「一命」
3Dの必要性はさておき、時代劇としてはなかなかの出来。食べ物で貧富の差を表現している点は良かった。
あと当たり前だが、海老蔵はやはり殺陣がうまい。次は是非とも、テレビシリーズで披露していただきたく。
++
切腹 [Blu-ray]/仲代達矢,岩下志麻,丹波哲郎

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「ツレがウツになりまして。」
経験から言わせてもらうと、ウツ病の人はもうちょっと感情の起伏が激しかったり、突然突飛な行動取ったりするぞ、と思いつつも(まあ、小生の場合がかなり特殊なケースだったのかもしれないが)、佐々部監督らしい優しい人間描写がキラリと光る。
しかし、堺さんはどんな役でも器用にこなせるな。
+
ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)/細川 貂々

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「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」
1作目よりは良かったものの、やはり何か物足りない出来。娘の妊娠、新人の彼女、妻の病気等、料理次第ではいくらでも物語を広げられた素材を、ほとんど生かしきれなかったのは手痛いマイナスポイント。
それから、後半のクリフハンガー(笑)ははっきり言って蛇足。もっとスマートに、説得力のある方法があったはず。
それでも出演陣、特に余貴美子さんと小池栄子の芝居は素晴らしかったので、まあヨシとしよう。ウン。
+
RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ (小学館文庫)/大石 直紀

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「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」
スペルをそのまま読んで「チ〇チンの冒険」にしてしまうと、途端に「薔薇族」のサブタイトルみたいになるのは如何なものか。
それはさておき、往年のスパルバーグ的冒険活劇のフルCG版といったところ。この手の映画は大好きだし、充分楽しめたのだが、やはり冒険モノは生身の人間がやらないと、ハラハラドキドキ感が半減してしまう。
それでも、羊皮紙を巡ってのチェイスシーンや、ガントリークレーンでのドツキ合い等、実写ではます不可能と思しき演出もあって良かったと一応フォローしておく。
++
ペーパーバック版 なぞのユニコーン号 (タンタンの冒険)/エルジェ

¥735
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さてさて、来年はどんな映画に出逢えるのか。一本でも多く良作を鑑賞できる事を願いつつ、今日はこの辺で。