「スーパー!」感想 | 新・狂人ブログ~暁は燃えているか!~

新・狂人ブログ~暁は燃えているか!~

 映画レビューだったり、ヲタ話しだったリをゆるく更新。
(ウェブリブログに引っ越しました。こちらはリンク置き場となっております)

$新・狂人ブログ~暁は燃えているか!~
 ジェイムス・ガン監督・脚本。自慢の美人妻をドラッグの元締めに寝取られ、人生のどん底に陥った冴えない中年が、テレビのヒーロー番組に感化され、自前のコスチュームで正義の味方に変身。「クリムゾン・ボルト」を名乗り、パイプレンチ片手に町の悪漢どもを次々と懲らしめていくブラックコメディ。

 低予算製作にもかかわらず、主演のレイン・ウィルソン(誰ソレ?)をはじめ、リヴ・タイラーエレン・ペイジ、そしてケヴィン・ベーコンと、豪華出演者が顔を揃えた本作。しかしながら、その顔ぶれを使いこなしているとはお世辞にも言いがたく、且つ想像以上に難解なストーリーで、少々肩をすかされたような気分を味わってしまった。

 まず第一に、彼がヒーローに扮する理由がいまいち不明。「天の啓示を受けた」と言われればそうなのかもしれないが、誘拐された(と作中、本人は主張し続ける)妻を取り戻す事と、町中のヤクの売人やひったくり犯を半殺しにして廻る動機とがかみ合っておらず、相当に空回りしている印象を受けた。
 
 また、各エピソードにまとまりがなく、なぜこの展開からこういう結論になるのか、この行為に対してなぜこういう結果がついてくるのかと、首を傾げたくなる場面が多々見受けられ、特に後半以降は、結局何がやりたいのか、コメディなのかヒーローものなのか、はたまたスプラッタームービーなのかシリアスドラマなのか、グチャグチャすぎてさっぱり&さっぱりな状態に。
 内臓が飛び散ったり、頭がパカッと割れて脳みそがむき出しになったりと、予想に反してグロシーンとエロシーンのオンパレードだったのは、まあこの際ヨシとしても、それにしたって、笑ってほしいと思われる場面は度がきつ過ぎて笑えず、多分泣けるシーンなんだろうなという場面は薄っぺらくてポカンとしてしまうという、全てにおいて「やりすぎ」か「中途半端」な仕上がり。
 せめてどちらかに特化しつつ、ヒーローとしての必然性を絡めていけば、それなりに観れた内容になったものを。モタイナーイ!

 あくまで勘なのだが、おそらく本作はキリスト教の「大罪」をテーマにしたかったんじゃないだろうか。
 色欲や怠慢、嫉妬に傲慢と、よくよく見てみれば、敵味方含めて本作の登場人物には、それぞれを象徴するような「大罪」を抱えているように思える(誰がどれかは面倒くさいので書かないが 笑)。
 そのほぼ全員が、己の罪に応じた「罰」を受ける事から察するに、すべての「美徳」を備えた男が天の声に導かれて、あらゆる大罪を滅していく物語だという捉え方もできる。
 …もっとも、それを上手く昇華できていたかと聞かれれば、「ウンニャ、まったく、全然」と返さざるを得ないが(笑)。

 若干ネタバレになるが、そもそも彼も最終的に「殺人」という大きな罪を犯す事になるのは、あくまで「天罰」なのでオールOKなのか。あるいは仮説として、冒頭の「脳みそパッカーン」からラストカットまでは彼の脳内イメージだったとでも?
 彼を追っていた刑事も「あの」後まったく触れられなくなったし、彼が何らかの罪に問われる、もしくは出頭するような様子もなかった事から、上記の可能性は非常に高い。だとすれば、ある意味「夢オチ」よりひどい。
 いずれにせよ、何ともしこりの残る結末である。
 天下のケヴィン・ベーコンは相変わらずの名演技だし、リヴ・タイラーもまた、人妻のお色気パワー全開で胸とかいろんなところを熱くしてくれるのだが…。

 まあしかし、映画自体はこんなでも、やはり愛しのエレン・ペイジの勇姿をスクリーンで観られただけでも、儲けものと思おう。
 本作を含め、心なしか出演作のほとんどにベッドシーンがあるような気がするが、とにかく、今世界中を探しても、彼女ほど可愛くてイモい姉ちゃんを演じられる者はおるまいて(笑)。
 というか、ボルティのあのピチピチスーツはヤヴァイ。特にわき腹の辺りとか非常にヤヴァイ。多分、多感な年頃のスクールボーイなら、アレだけで一日4回はイケる(最低)。
 次回、ヒーローものに出演する際は、「X-MEN」サイロックばりに超ハイレグか、「スポーン」アンジェラばりに極小ビキニアーマーの着用を心からお願いしたいっ!!(変態)
 場合によっては、何も着てなくても(弩変態)


 閑話休題。
 期待値が高かっただけにガッカリ度も大きく、なんとも残念な一本。案外、こういう話しを日本で大幅脚色・リメイクしたら、意外に面白いモンができそうな気もするが、多分、誰もやってくれないだろう…。
 なお、万が一実現の際は、主演に佐藤隆太、あるいは阿部サダヲ氏を、ボルティーにはあえて武田梨奈か、水沢奈子ちゃんを推しておく。

 …あ?桜庭ななみには、こういう役やってほしくないんだよ。あの子は確かに天才だけど、モノには向き不向きってもんがあってだね。


 そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★++

 エレン・ペイジ贔屓で星2つプラスプラス!!





 エレンといえば、やっぱしコレですよ。つーかレイン・ウィルソンって、あの店員のおっさんか!全然気づかんかった。

JUNO/ジュノ [Blu-ray]/エレン・ペイジ,マイケル・セラ,ジェニファー・ガーナー

¥2,500
Amazon.co.jp

ローラーガールズ・ダイアリー [DVD]/ドリュー・バリモア,エレン・ペイジ,ジュリエット・ルイス

¥3,990
Amazon.co.jp

インクレディブル・ハルク [Blu-ray]/エドワード・ノートン,リヴ・タイラー,ティム・ロス

¥4,980
Amazon.co.jp

フットルース [DVD]/ケビン・ベーコン,ロリー・シンガー,ジョン・リスゴー

¥1,500
Amazon.co.jp

ARM パイプレンチ(鉄タイプ) PW-250/アーム産業

¥4,140
Amazon.co.jp


 よろしければ、ポチッとお願いします。
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村