
「レスラー」のダーレン・アロノフスキー監督最新作。バレエ「白鳥の湖」の主役を演じることになったバレリーナが、清楚なホワイトスワンと、官能的なブラックスワン、二つの役の間で苦悩するうち、徐々に内なる衝動に支配され、役に取り込まれていく様を描く。
もう巷で散々語り尽くされているので、相当の今さら観は否めないが、それでもやはり書かなければなるまい。
ただただ、ナタリー・ポートマンが圧巻!!脚本、演出、音楽、そしてミラ・キュニス演じる敵役バレリーナ(彼女、マコーレー・カルキンくんと付き合ってたらしいよ)、ヴァンサン・カッセル演じる
白から黒へと変貌していく機微を丁寧に表現する演技力、生真面目さと妖艶さを兼ね備えた美貌、バレエシーンが映えるスタイルの良さ。それらをひっくるめた、彼女自身の持つオーラみたいなものが、目に見えないパズルのピースがカチッと合わさるように、この物語と完全にシンクロ、融合し、とてつもないエネルギーを作品に与えている。
一人の女性の内側に長年鬱積してきた負の感情と、その暴走的開放によって崩壊していく彼女自身を、現実と幻想入り乱れたビジュアルとして描き出した、ともすれば厨二病セカイ系トンデモ映画に陥りかねなかった世界観に、ナタリー・ポートマンという才能が出逢う事で、一気に大傑作へと昇華。
相変わらず俗な例えで恐縮だが、スタローン以外が「ランボー」を演じても陳腐になるように、マイケル・ジャクソン以外がムーンウォークを踊るとコントになるように(強いて言うなら、ケント・モリ氏は別。彼のダンスはガチですごい)、過去のどんな名女優も、これから先登場する新たな才能も取って代わる事のできない、まさにお互いがお互いを相乗させる、奇跡の大邂逅と評したい。
できれば何の前情報も持たず、可能な限りニュートラルな気持ちで劇場に臨んでいただきたいので、ストーリーや登場人物については、あえてこれ以上書かない事とする(単に面倒だったわけではない。…いや、ホントだって!)。
正直、この手の話しが苦手な人もいるとは察するが、それでも、一度は映画館で観ておいてほしい、そんな一本。
とりあえず必見!
そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、
☆☆☆☆★
星4つ!!
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