「働く」と「仕事」の違い | 樽本陽輔のブログ

「働く」と「仕事」の違い


先日、パソコンスクール「ぱるキャリアスクール」 のFC展開を西条・三次・三原で展開している友人の会社(有)ヒューマンズ・ユー・ミーの片山社長の教室で基金訓練 の職業講話の講師をさせていたきました。

昨年の9月から約1か月に1回のペースでご依頼いただき、毎回3時間の講義をさせていただいています。

基金訓練なので失業給付が受けられない失業者の方が対象なのですが、今回の講義の中で「働く」と「仕事」について語源から本質の意味について受講者の方に考えていただきました。

「働く」「傍(はた)を楽(らく)にする動き」つまり「はた=まわりの人を楽にすること」

「仕事」「事に仕える」つまり「(与えられた)役割に仕える(従う)こと」

ここで重要なのは「働く」と「仕事」の意味が同じ「労働」という概念でくくられてしまっていて、使い方がごっちゃごっちゃになっている人が多く見受けられるということ。

「働く」は目的つまり「誰のために」という対象であり、仕事は手段つまり「何をすべきか」ということで、「働く」をまずわかったうえで「仕事」をどんどん進めていくというこの順番が重要というお話をさせていただきました。

「働く」と「仕事」の意味、今一度考えてみませんか?