変わりゆくヴィジュアル
買っちゃった。
太宰治「人間失格・桜桃忌」角川文庫
太宰治「走れメロス」角川文庫
…柄にもなく文学青年な僕。
だって松山ケンイチだよ!
男が見てもかっこいいよ!!
そりゃ一度読んだことある本でも、買っちゃいますって、角川さん!!
宣伝うまいねー。
普通に「太宰治」っていったら、ド文学で、ナルシストっぽくて、なんか自殺しちゃった人でしょ、みたいなイメージなのに、
その中から、うまーく退廃的なかっこよさや、男くささみたいなものを抜き出して、そのイメージアイコンである松山ケンイチに託して、
ポスターから、ブックガイド、中にはさまれたしおり、はては本の装丁まで、すべて松山ケンイチで塗り替えてしまうなんて!!
角川書店は今年で創立60周年らしい。
60年という年月もすごいけど、60周年の伝統に胡坐をかかないで、常に新しいものに挑戦していこうとする姿勢がかっこいいね。 (たしか、メディアミックスをはじめてやったのも角川だったような)
太宰治の「人間失格」は昔わかんなかったけど、今読むとわかる。すごいわかる。
これを読むと、小説っていうのは物語を使って世の真実を描くものということが否が応でもわかります。
オススメ。
これを読んだあなたと感想を言いあいたい。
- 人間失格,桜桃 新装版 (角川文庫 た 1-5)/太宰 治
- ¥300
- Amazon.co.jp
- 走れメロス 新装版 (角川文庫 た 1-3)/太宰 治
- ¥380
- Amazon.co.jp
