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zozoっとする話


今日の話は、ちょっとファッションと関係ある話です。

みなさん、社会人になって毎日忙しくて、よほどのファッション好きじゃないかぎり毎週のように服を買いに行くのって難しいと思います。


僕は高校・大学時代とファッション狂いしてた時期があって、凄く実感しているんですが、

ファッションの流行についていくためには、毎週、少なくても毎月、のペースで服屋さんをのぞかないと、もう変化についていけなくなるんですよね。

ラインアップはもちろん、店員さんも変わるし、下手するとお店自体も変わっちゃうんですよね。新しいお店もどんどんできるし。

だからこそ、ちゃんと毎週は服屋を見ないといけなくなるわけです。



でも、これって時間のない人にとってめちゃ大変です。

社会人はとくに時間ないし、ファッションだけを考えていればいいわけではないし。


でも遊びの時に着ていく服はきちんとしたものにしたい、っていうのはみんなにとって共通の想いだとも思います。



・・・どうすればいいんだろう。


・・・


そろそろ、ネットでお買い物してみませんか??




ZOZORESORT

zoztop


zozoresortというwebサイトがあります。↑


もともとはzozotownという名前のサイトで、様々なブランドが架空の街zozotownに出店する、というEコマースのサイトでした。

質の高くてなおかつあまり市場に出回っていないブランドを集まっていて、ファッション好きにとって、とても需要の高いサイトでした。

その需要が高まっていくうちに、ブランドのレベルの出店からセレクトショップのレベルで出店が行われていくようになってきました。

セレクトショップもzozotownの魅力に気づきはじめたのです。


人が集まる場所、ポータルサイトとしての価値です。


zozoztownは、zozozresortと名前を変え、ファッションを中心としたポータルサイトに変化しました。




ファッションのニュース、広告スペースや、CGMの部分ができてきました。

その中でも面白いのが、zozozresort内を思い思いの格好で闊歩するオシャレピープルの存在です。




ZOZOWALKER


zozowalkerlogo



topページをようく見ると、小さい人間が動いています。

彼らをクtリックすると、彼らのブログにジャンプするのです。

すると、そこには宣伝でもなんでもない、彼らの日常をつづったものを見ることができます。



zozopeople



一般の人には、自分の分新をつくることは許されていません。

しかし、これは戦略上しょうがないのだと思います。

オシャレなお店の集まりの中に、オシャレな人達を配置する事で、zozoresort自体もオシャレに見える、という戦略です。

そのためには、フツーの人は締め出されていないといけないわけです。

たぶん、zozozresortのブランドイメージがある程度、固定化されない限り一般開放は難しいと思います。


また一方で、このオシャレなイメージの連鎖現象は、

原宿という街がオシャレだから、オシャレなお店が集まり、オシャレな人達が集まり、街自体がオシャレの象徴とされ…というプロセスとまったく一緒です。


もはやzozoresortというヴァーチャルプレイスは、原宿、表参道、青山、代官山というリアル(現実)のオシャレプレイスと、記号的に、場所の価値として、ほぼ同じなのです。

zozo内に出す広告はさしづめ、原宿に出す屋外広告のようなものなのでしょう。



いまZOZORESORTを見れば、

オシャレという記号が、リアル(現実)とヴァーチャル(ネット)を等価にしている

というマーケティング的にも、消費社会論的にも、最先端の現象が見て取れます。




zozoバナー

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