村上春樹 東京奇譚集 でのシンクロニシティ | 水月 陽(みづき よう)のブログ 〜占い&シンクロニシティで人生を好転〜

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村上春樹さんが体験したシンクロニシティについて

 

①東京奇譚集

今回は村上春樹さんの小説の「東京奇譚集(とうきょうきたんしゅう)」という作品についてお話ししたいと思います。
 
この作品は2005年9月16日に新潮社から発売されました。
本作は下記5つの短編作品で構成されています。
 
<目次>
・偶然の旅人
・ハナレイ・ベイ
・どこであれそれが見つかりそうな場所で
・日々移動する腎臓のかたちをした石
・品川猿
 
冒頭の「偶然の旅人」は村上さんと彼の知人が体験した不思議な出来事についての体験談が描かれています。
この不思議な出来事というのがまさにシンクロニシティ現象であるため、本記事ではその点をシンクロニシティ専門家の視点から分析してみようと思います!
 
 

②偶然の旅人

それでは簡単に内容をご紹介します。
時は1993年~1995年、村上さんがマサチューセッツ州ケンブリッジに住んでいた頃の話です。
ある日の夜、ジャズ愛好家の村上さんは「トミー・フラナガン」という好きなジャズピアニストが出演するジャズクラブへ赴きます。 
ところがその夜のステージの演奏は村上さんの予想に反してあまりホットなものではありませんでした。
 
 
 
このままでは終わってほしくない…と思った村上さんはふとこう考えたのです、
「もし今、トミー・フラナガンに2曲リクエストする権利が自分に与えられたとしたら、どんな曲を選ぶだろう?」と。
その問いの答えは「バルバトス」「スター・クロスト・ラヴァーズ」という2曲でした。
 
 
 
当然フラナガン氏が村上さんの妄想についてとりあってくれるはずもなく、あまりホットではないステージが進んでいき残すところラスト2曲。
最後の最後で演奏された曲がなんと…村上さんが頭の中でリクエストしていた「バルバトス」と「スター・クロスト・ラヴァーズ」だったのです!!
 
 
会場でワイングラスを手にしながらあらゆる言葉を失うほどの衝撃を受けた村上さん。
この世に星の数ほどあるジャズ曲の中で、心に思った2曲が連続して演奏されることなどまさに天文学的な確率です!
 
 
そして村上さんにとってもう一つ大きなポイントは、ここまでホットではなかったステージの中でこの2曲は実にチャーミングな素晴らしい演奏だったということなのでした。
それでは今回のシンクロ現象の全体構造を整理します。
 
 
 
<全体構造>
①あまりホットではないジャズステージの演奏を聴いていた 
 
②星の数ほどあるジャズ楽曲の中から、リクエストしたい曲を心の中で勝手に2曲選んだ 
 
③ステージの最後にその2曲が演奏されるという天文学的な確率の出来事が起こった
 
④そのラスト2曲だけはチャーミングな素晴らしい演奏だった
 
 
簡単に示すとこういった流れになっています。
私はシンクロを分析する際に3つの観点から分析しています。
それは「シンクロのパターン」「シンクロの強度」「意味の解釈」の3点です。
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今回の場合はこのようになります↓
 
パターン
タイプB「ジャストタイミングな出来事』
タイプE「低頻度・レアな確率が複数重なる」
 
強度:強 
 
解釈 : ⑦ 天からのギフト
 
 
シンクロ現象は大きく分けて8通り(タイプA~G)のタイプがあり、今回はBとEの複合型です。
 
強度は(微弱・弱・中・強・Max)の5段階があり今回は「強」以上のレベルに相当します。(強度の体感は個人差があります)
シンクロタイプが複合的になるほどシンクロ現象の強度は上がっていく傾向があります。
 
解釈も大きく分けて8通りあり、今回はそのうちにの7番目にあたる「天からのギフト」という見方ができます。
 
 
 
もちろんほかの解釈として今回シンクロした曲や状況が村上さんにとってその先の未来でのヒントや示唆になっていた可能性もありますが、この現象が起こった時点で
はまだその点については不明です。
 
少なくともこの夜、村上さんは期待外れ感のあったステージで最後の最後にとんでもない驚きと喜びを得るという体験をしました。
シンクロは人生のヒントだけでなく、天から思いがけないハピネスを受け取る出来事でもあるのです。
 
 
 
「偶然の旅人」のなかでは今回説明したジャズステージの話のほかに村上さんが体験したもう一つのシンクロと、村上さんの知人が体験したシンクロが描かれています。
少し長くなってしまったのでそれについてはまた機会があれば記事にしてみようかなと思っています。
 
 
 
今回はシンクロパターン、強度、解釈という言葉でシンクロの解説をしていきました。
タイプBやE,⑦といった記号がでてきてその全体像が気になった方もいらっしゃると思います。
 
 
 
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