【汚れた東京五輪(パクリんピック)第3章〜利権は続くよどこまでもvol.3


《汚職・談合の息がくすぶる札幌五輪誘致中止か続行か、市長選の行方を探る》

『札幌市長選:木幡氏、秋元氏、高野氏の第一声詳報』


木幡秀男氏(62)無所属・新人
40年、医療や介護、福祉の現場でさまざまな方々の困難の解決には行政の力が大事と学びました。▶︎都心アクセス道路の整備はやめ、財政の使い道を暮らし、福祉優先に切り替えます。▶︎五輪は東京大会でスポーツの祭典から汚職・談合の祭典に変わってしまいました。▶︎2030年冬季五輪・パラリンピックは東京大会の反省、解明なしに開催することはできません。▶︎札幌招致の中止を約束します▶︎子ども医療費無償化を高校卒業まで拡大し、小中学校の給食費は無料にします。▶︎政令指定都市の中で最低水準の保健師の人員を増やし、保健所を市内全10区それぞれにつくりましょう。▶︎北電泊原発は事故が起きれば札幌に影響が及びます。▶︎再稼働反対を強く訴えます。憲法を生かし、市民が主人公だと感じられる市政を皆さんと一緒につくります。
秋元克広氏(67)無所属・現職=立憲民主党推薦、自民党札幌市支部連合会、公明党札幌総支部連合、国民民主党道連支持
札幌も人口減少局面に入りました。こうした中でも札幌の良さを磨き上げて次の世代につなぎ、ほかの市町村と一緒に北海道全体を盛り上げていかなければなりません。▶︎札幌の強みは、道内の1次産業を背景とした食と観光です。外からお金を稼ぐことが、市民生活向上の土台となっています。▶︎雪まつり期間中を除く冬の観光客の少なさが課題です。▶︎海外客はアジアが9割を超え、欧米は5%。欧米の方に札幌を知ってもらうために、冬季五輪開催の意義は大きい。▶︎ただ東京大会の不祥事の背景解明と反省は必要です。▶︎いったん立ち止まり議論していきます。少子化対策、子育て支援、教育の充実にもしっかり取り組み、物価高騰など喫緊の課題にも対応します。▶︎市民生活を安定させ、豊かにするため、市政に空白は許されません。(野口洸)
高野馨氏(64)無所属・新人
市長選の争点はプロ野球北海道日本ハムの本拠地移転に伴う札幌ドームの赤字問題、今後の除排雪のあり方、そして2030年札幌冬季五輪招致の是非です。▶︎東京五輪を巡る談合・汚職が発覚し、多くの人が逮捕されました。▶︎札幌市が五輪招致機運醸成を図ったとしても、市民の理解は得られないと思います。▶︎市は大会経費を約3千億円、市民負担は490億円と試算していますが、ずさんな開催計画で容認できません。▶︎五輪招致は札幌市の重要事項で、その是非は市民が参加して決めるべきです。▶︎札幌市の最高規範である市自治基本条例が定める住民投票を必ず実施します。▶︎札幌市は老朽化した都市インフラや学校、公営住宅の更新改修を最優先すべきです。▶︎おかしな市役所をぶち壊し、市民の市民による市民のための市役所を築き上げます[*北海道新聞 2023.03.26付記事抜粋]

"選託" 札幌市長選 3人が出馬表明「五輪招致の是非」それぞれの主張は』


326日に告示を迎えるのが札幌市長選です。▶︎これまでに現職と新人2人が出馬を表明しています。▶︎3人とも争点に掲げているのが2030年の冬のオリンピック・パラリンピック招致の「是非」です。▶︎先月211日、札幌で開かれたクロスカントリーの大会。会場には長野オリンピック金メダリスト原田雅彦さんの姿も。▶︎主催したのは札幌市や経済界などで作る実行委員会。▶︎オリンピック・パラリンピックの招致に向け、市民に関心を持ってもらうための場とするはずでしたが
記者:「オリンピックの招致をPRするブースは、どこにもありません」

東京大会のあとに発覚した汚職、談合事件。
市長定例:「これまで招致活動を進めてきた立場としても大変に憤りを感じざるを得ない」
事件を受け、札幌市は市民の機運を高める活動の休止を余儀なくされました。
市民の声:「どれだけお金を使うのか」「札幌に招致する意味があるのかなと」
市民の声:「(1972年札幌大会を)テレビで見ていて感動したのでまた札幌でやってほしい」
招致が実った場合、札幌市の経費負担はおよそ490億円に及ぶと試算されている一大プロジェクト。
今回の市長選挙はその「招致の是非」が大きな争点になっています


現職の秋元氏は

現職の秋元克広さん。▶︎先週末には札幌で開かれたパラ・ノルディックスキーのアジア大会を視察。▶︎会場は招致計画で競技会場の一つとなっている白旗山競技場です。▶︎「議案7件を可決することに賛成の方はご起立願います」▶︎自民や民主など与野党・双方から支援を受け、招致については市議会の後押しも受けてきた秋元さん。▶︎IOC=国際オリンピック委員会が開催地決定の際に重視する「市民の理解」についてはー。
秋元氏:「まずは透明性、公正性の高いクリーンな大会の計画案を策定し、市民の皆さまの意向を確認したうえで招致を目指してまいります」

新人の高野氏は

高野氏:「まだまだ広告物ありますもんね」▶︎「違和感、感じますよね」
新人の高野馨さんは招致反対を前面に掲げています。▶︎札幌市役所出身の高野さんは、南区長や市民文化局長など市の要職を務めた経験を持っています。▶︎選挙に挑むのは初めてです。
高野氏:「私たち反五輪なんで、五輪マークを団体のマークにつけたいんですけど、それは問題ないですね?」
招致の反対を掲げる政治団体を設立し特定の政党からの支援は受けずに選挙を戦います。▶︎アパートの一室に事務所を構えました。▶︎SNSで募った支援者らと草の根の活動を展開しています。
高野氏:「手作りでやる選挙になりますが、そこは覚悟してやるしかないですね」

新人の木幡氏は

木幡氏:「ぶっちゃけた話をすると、今回、誰が出るんだろうねというのは内心思っていました。▶︎まさかそれが自分だなんて思っていなかった」
同じく招致に反対する新人の木幡秀男さん。▶︎312日志位さんと共産党などで作る市民団体からの要請を受け、出馬を表明したのは今月に入ってからでした。▶︎出遅れを挽回するべく、いち早く街頭へ。▶︎街頭演説で木幡氏:「無駄な大型公共事業、箱物開発、これをきっぱりと中止にして」▶︎「暮らし福祉優先の市政に切り替えていくことが大事です」
支援者とあいさつ医療現場でケアマネージャーとして働いてきた経験を生かし福祉政策の充実を訴えます。
木幡氏:「(たすきは)きのうからです。▶︎きのうできたんで(笑)」「まずは知名度がないので私自身は」

公開討論会を開催

先週行われた公開討論会では、3人がオリンピック招致に向けた持論をぶつけ合いました。
秋元氏:「これから人口減少期に入ってくる札幌、北海道のなかで、外からどうやってお金を稼いでくるのかというのが大変重要になります」▶︎「その地域のPRが開催前からずっと続く効果は非常に大きい」
高野氏:「わずか3週間のイベントのために莫大な経費を使うのは、やはり税金の無駄だと思っています」▶︎「終わってしまえば思い出に変わるだけで、それを契機に変化は期待できない」
木幡氏:「平和とスポーツの祭典が、談合と汚職の祭典に変わっているという現状」▶︎2030年の冬季オリンピックについては、私は現時点では白紙撤回すべきだと思っています。」
現職は「推進」、新人2人は「反対」と主張が分かれるオリンピック招致。▶︎政治学の専門家はー。北海道大学・佐々田博教教授:「何を目標として何を達成したくてオリンピックを開きたいのか」▶︎「負担した以上のメリットを得られるかどうかについても真剣に考えていく必要もあると思います」[*HTB北海道ニュース 2023.03.26付記事抜粋]

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【掲載日時】20230327日(月)