【第三次世界大戦への火種〜🇷🇺ロシア・🇺🇦ウクライナ関連ニュースvol.249


🇺🇦ウクライナへの供与兵器大図鑑!最新版"陸の最強ウエポン"が大集結中!』


▲ M1A2エイブラムス。120㎜滑腔砲を装備するアメリカ軍の主力戦車]

🇷🇺ロシアによる🇺🇦ウクライナへの侵攻が始まってから間もなく1年。▶︎2022年から🇺🇸🇬🇧米英を中心として対戦車ミサイルや榴弾砲などの兵器を🇺🇦ウクライナへ供与してきたが、2023年はそれがさらに本格化している。▶︎🇷🇺ロシア軍を駆逐し、領土を奪還するために各国が供与している兵器を紹介!▶︎119日、🇺🇸アメリカ国防省は自国装甲車のストライカーM2ブラッドレーなど、より強力な兵器供与を発表。


[▲M2ブラッドレー歩兵戦車]

そして🇬🇧イギリスはチャレンジャー2🇫🇷フランスはAMX-10RCという自国製の戦車の供与を発表した。


[▲AMX-10RC]

ーーそんな各国の供与兵器でトピックとなっているのが、"最強戦車"といわれる🇺🇸アメリカのM1A2エイブラムス🇩🇪ドイツのレオパルト2▶︎この2台が優れている部分とは?


[▲M1A2 エイブラムス]

エイブラムスは照準や索敵システムなどのハイテク部分が優れていますが、これには秘匿部分が多くあり、おそらく🇺🇸米軍仕様をダウングレードしたモデルが供与されるでしょう。▶︎それでも攻撃力は十分です。▶︎レオパルト2NATO諸国の定番戦車であり、パーツ供給や訓練がスムーズに行なえます。


[▲レオパルト2]

戦術としては🇺🇦ウクライナ軍の旧型戦車で敵戦車の装甲を削り、トドメを照準性能に優れたエイブラムスレオパルト2が担当するのが理想です」

ーー🇺🇸🇩🇪米独の戦車は戦況を変えられるほどの戦闘力がある?

「現在、🇺🇦ウクライナでは対戦車誘導ミサイルや対戦車ヘリでの攻撃が無力化され、"戦車を倒せるのは、より強力な戦車のみ"という認識です。▶︎そういった意味では大いに戦局へ影響を与えます。▶︎ただ、戦場での戦死者の70%は砲弾によるもので、🇺🇸アメリカが供与するハイマースM109 155㎜自走榴弾(りゅうだん)砲M777 155㎜榴弾砲が戦場の主役です」


[▲M109 155mm自走榴弾砲]

ーー🇺🇦ウクライナは航空兵器の供与も打診していますが?

「最も活躍できるのは空対空、空対地攻撃ができるF-16や、戦車キラーのA-10といった🇺🇸アメリカ製の航空機です」


[▲A-10]

大型輸送機やヘリは?

「ヘリは汎用性の高い🇫🇷フランスのピューマ


[▲SA330(ピューマ)]

大型輸送機は🇷🇺ロシアが"自国領内を侵犯する恐れがある"と見なし、戦術核の使用も躊躇しない恐れがあり、NATO加盟国からの供与は政治的に難しい。▶︎そして前出のエイブラムスレオパルト2🇷🇺ロシア側を刺激するには十分な能力を持った兵器なのです」▶︎🇺🇸🇩🇪米独の最強戦車の供与が、侵攻2年目の🇺🇦ウクライナ戦局を左右するかもしれない[*週プレNEWS 2023.01.31付記事抜粋/文:照井資規氏・元陸上自衛隊戦車大隊所属、元陸上自衛隊幹部]

🇷🇺ロシアは古いT-72戦車を改装を進めるも光学機器不足か』


[▲ T-72戦車]

新しい戦車を手に入れているのは🇺🇦ウクライナ軍だけではない。▶︎まあ、「新しいものに近い」という意味だが。▶︎同盟国が🇺🇦ウクライナ軍を支援しようと最高の北大西洋条約機構(NATO)スタイルの戦車の提供を続々と約束する中、🇷🇺ロシアは数百両にのぼるかもしれない古い戦車T-72をアップグレードして戦場に戻している。▶︎その結果、少なくとも1つのT-72の新モデル、T-72B3 Obr.2022が誕生した。


[▲ T-72B3 Obr.2022]

1980年代に製造されたT-72Bに昼夜対応のデジタル照準装置Sosna-U、新しい反応装甲、後方確認用ビデオカメラ、125ミリ主砲の新しい砲身などを搭載し、改良が施されている。▶︎だが、過度な期待はしないほうがいい。▶︎それらの改良はT-72の性能を大幅に向上させるものではない。▶︎ T-72の基本的な問題点である危険な弾薬保管構造を改善していない。▶︎ T-72は主砲の弾薬を回転式砲塔の下に収納している。▶︎被弾すると弾薬が爆発し、その結果、戦車は破壊されて3人の搭乗員は死亡し、往々にして砲塔は上空へと吹き飛ばされる。▶︎🇷🇺ロシアの戦車の搭乗員にとって同様に不幸なのは、同国の戦車メーカーであるウラルヴァゴンザヴォドが部品不足のために照準装置Sosna-Uを搭載していない格下げされた「緊急用」T-72B1 Obr.2022を生産せざるを得なくなったことだ。▶︎Sosna-Uの代わりに1970年代にNATO軍が自軍の戦車に搭載したものと同等の、時代遅れのアナログ式照準装置1PN96MT-02を搭載している。▶︎この緊急用のT-72B1 Obr.2022は良い戦車ではない。▶︎🇷🇺ロシア軍の装甲部隊が1980年代に逆戻りするような状態になっていることは何ら驚くことではない。▶︎🇷🇺ロシア軍はほどほどに最新の戦車T-72T-80T-90を数千両投入して🇺🇦ウクライナとの戦争を拡大したが、🇺🇦ウクライナの大砲、対戦車ミサイル部隊そして戦車によってあっという間に1500両超を失った。▶︎損失が膨らむにつれ、🇷🇺ロシア政府は倉庫や車両保管場に眠っていた1万両もの古い戦車を引っ張り出してきた。▶︎皮肉なことに、長期保管されていた比較的新型のT-72T-80の多くは1970年代に製造されたT-62よりも状態が悪かった。▶︎🇷🇺ロシアでは高度な光学機器や電子機器が保管庫から出されると、あっという間に品質が低下したり盗まれたりする傾向がある。


[▲T-62戦車]

 T-62には高度なサブシステムが搭載されていなかったため、何百両ものT-62が何十年も使われず無傷で残っていた。▶︎🇷🇺ロシアが2022年夏に急きょ🇺🇦ウクライナとの戦闘に投入したそうしたT-62は長くは持ちこたえられなかった。▶︎🇺🇦ウクライナ軍は少なくとも20両のT-62を破壊し、40両ほどを奪取した。40両あればT-62大隊を編成できる。

🇫🇷フランス製部品がなくなると照準装置の生産は難しくなる

T-62は明らかに間に合わせのものだった。▶︎T-62とその搭乗員は、ウラルヴァゴンザヴォドが修理してわずかにアップグレードできるかもしれない古いT-72を特定し、🇷🇺ロシア軍の消耗した戦車部隊を復活させるために🇺🇦ウクライナにそうした戦車を送るための時間を稼いだ。▶︎🇷🇺ロシア各地に5000両もの古いT-72が保管されている可能性がある。▶︎そのうちのどれだけが錆びておらず、また適切に修理されているかは不明だ。▶︎だが無傷の戦車の不足は大した問題ではないかもしれない。▶︎むしろ、ウラルヴァゴンザヴォドは戦車のシャシが足りなくなる前に光学機器不足に陥りそうだ。▶︎T-72B3 Obr.2022の最も重要な特徴は照準装置Sosna-Uだ。▶︎戦車の砲手が日中でも暗闇でも4マイル(約6.4キロ)先の標的を見つけ出すことができるようにするSosna-Uは、10年ほど前に🇷🇺ロシアの産業界が非合法な手段で入手した無認可の🇫🇷フランス製の光学機器を中心に作られたとされている。▶︎🇷🇺ロシアが2014年に初めて🇺🇦ウクライナに侵攻して以来強化された外国政府による制裁は、🇷🇺ロシアへの軍事用電子機器の流入を止めはしないものの妨げてきた。▶︎🇷🇺ロシア政府はかなりの労力を費やして制裁を受けていない国の仲介業者から入手することで制裁を回避している。▶︎だが精密な製造を得意としない🇷🇺ロシア企業が品質を犠牲にすることなく光学機器の製造を真似できるとは考えにくい。▶︎つまり、🇫🇷フランス製の部品がなくなるとSosna-Uの生産はかなり難しくなる可能性がある。▶︎すでにそうなっているかもしれない。▶︎ウラルヴァゴンザヴォドが改良されたT-72の多くに射程2マイル(約3.2キロ)という大したことのない古い照準装置1PN96MT-02を使っているのには理由がある。▶︎同社は以前、🇺🇦ウクライナに送り込んで破壊された一部のT-621PN96MT-02を搭載していた。▶︎🇷🇺ロシアの戦車の搭乗員にとって悲劇的なことに、1PN96MT-02も尽きる可能性がある。▶︎また、古い照準装置の最新バージョンも供給が制限されるかもしれない外国製の部品を使用している可能性がある。▶︎T-72B3 Obr.2022が照準装置Sosna-Uを搭載した修理された余剰T-72で、T-72B1 Obr.2022は同じ車体に性能の低い照準装置1PN96MT-02を搭載しているとしたら、さらに性能の低い照準装置を備えた次の余剰T-72モデルの名称は何になるのだろうか[*Forbes JAPAN 2023.01.31付記事抜粋]

『侵略1年を前にプーチン氏演説か「戦局好転」背景』


🇷🇺ロシアのタス通信は130日、下院関係者の話として、プーチン大統領が🇺🇦ウクライナ侵略の開始から1年の節目を迎える直前の220日か21日に上下両院に外交や内政の方針を示す年次教書演説を行う見通しになったと報じた。▶︎🇷🇺露軍の攻勢が伝えられる中、プーチン政権は戦況が好転したと判断し、年次教書演説の実施を決めた可能性がある。▶︎プーチン氏は年次教書演説を原則として年1回行ってきたが、2022年は国民との対話行事や年末恒例の大規模記者会見とともに実施を見送った。▶︎🇷🇺露軍の苦戦などを受けた措置とされる。▶︎同氏自身も202212月、演説の見送りについて「情勢が変動しており、ある時点での結果や近い将来の計画を取りまとめるのは困難だった」と認めていた。▶︎🇷🇺露軍は1月に入り、大きな損害を出しつつも、最前線である東部ドネツク州バフムト近郊の都市ソレダルを制圧するなど一定の前進を果たした。▶︎🇺🇦ウクライナ国防省情報総局は、プーチン氏が3月までにドネツク州全域を制圧するよう🇷🇺露軍に指示したとみる。▶︎演説が行われれば、同氏は東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)全域の制圧という作戦目標を完遂する意思を改めて表明するとみられる。▶︎一方、🇷🇺露経済紙ベドモスチ(電子版)は130日、🇷🇺露大統領府に近い筋の話として、2月下旬に🇨🇳中国の王毅前外相がモスクワを訪問し、プーチン氏と会談する可能性があると伝えた。▶︎プーチン氏は202212月、🇨🇳中国の習近平国家主席とのオンライン会談で、今年春にも習氏をロシアに招待する意向を表明。▶︎同紙は、王氏が習氏の訪露に向けた調整を行う見通しだとした[*産経新聞 2023.01.31付記事抜粋]

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【掲載日】2023131()