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BACK TO THE World Cup Soccer 2022 in Qatar (4)
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■『「気づける人いる?」…海外作成のW杯名場面画像に“さりげなく”登場した🇯🇵日本に反響』
◆森保一監督とMF三笘薫が“さりげなく”脚光を浴びる
サッカーの🇶🇦カタール・ワールドカップ(W杯)は🇦🇷アルゼンチンの36年ぶり3回目の優勝で幕を閉じた。▶︎海外メディアは今大会の名シーンや活躍した選手を集約した特製画像を公開。▶︎小さく写っていた🇯🇵日本人にファンは「粋だな」▶︎「やっぱ世界的に話題になったんだなと再確認」と反応している。▶︎🇯🇵日本がしっかりと爪痕を残した。▶︎🇳🇱オランダに本部を置くサッカー専門サイト「433」公式ツイッターが公開した特製画像。▶︎優勝国エースのFWリオネル・メッシや得点王の🇫🇷フランスFWキリアン・エムバペがセンター付近に陣取り、他にも今大会を彩った名シーンも合成された豪華な1枚に。▶︎しかし、よく見ると2つの🇯🇵日本要素も隠されていた。
まず、左端にはお辞儀をする森保一監督の姿が。▶︎クロアチア戦敗退後に見せたお辞儀が当時世界中で話題を呼んだ。▶︎さらにスタジアムのスクリーンに目をやると、“三笘の1ミリ”として脚光を浴びた🇪🇸スペイン戦での名シーンも描写されていた。▶︎すぐ発見するのは難しい2か所。▶︎しかし気付いた🇯🇵日本人ファンからはコメントが寄せられている。▶︎「ポイチ(森保一監督)と三笘写ってるやん」▶︎「見つけるのめちゃくちゃ難しいw」▶︎「ここまで🇯🇵日本要素あるのすごい!」▶︎「今回の🇯🇵日本はかなり爪痕残したなと嬉しくなる」▶︎「初見で三笘に気づける人いる?」▶︎「申し訳程度にポイチいんの草」▶︎「粋だな」▶︎「やっぱ世界的に話題になったんだなと再確認」▶︎優勝経験のある強豪国🇩🇪ドイツ、🇪🇸スペインからの大金星、指揮官の振る舞いなどが注目された今大会の🇯🇵日本。▶︎海外メディアの目にもしっかりと刻まれていた[*THE ANSWER 2022.12.21付記事抜粋]
■『W杯を3年毎開催に変更?…FIFA会長が検討、史上初の冬開催は前例打破の布石か』
[FIFA ジャンニ・インファンティーノ会長]
🇦🇷アルゼンチン代表が3度目の優勝を飾って、幕を閉じた🇶🇦カタールワールドカップ。▶︎次は4年後の2026年ワールドカップだが、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、将来的にワールドカップを3年に1度開催する形式に変更することを検討しているようだ。▶︎🇬🇧英メディア『90Min』が報じている。▶︎今大会は中東の🇶🇦カタールで開催されたが、夏場は非常に気温が高くなるため、史上初の冬開催となった。▶︎欧州リーグのシーズン真っ只中で開催されるため、開幕前には選手が怪我をしやすくなる、大会でのサッカーの質が損なわれる、といった多くの批判があった。▶︎しかし、結果的には非常に面白い試合が続出し、記録的な収益にも繋がっている。▶︎前例を覆しながらも成功をおさめたことで、暑い地域でも開催できることを証明した。▶︎同メディアによると、将来的には再び冬開催、再度アラブ諸国での開催、さらには4年ごとではなく3年ごとに1度開催する形式に変更することを、インファンティーノ会長は考えているようだ。▶︎次の2026年ワールドカップは🇨🇦カナダ・🇲🇽メキシコ・🇺🇸米国の3カ国共同開催で、参加国は32カ国から48カ国に増加する。▶︎2030年ワールドカップの開催地は決まっていないが、🇸🇦サウジアラビア・🇪🇬エジプト・🇬🇷ギリシャという初の複数大陸開催という案も浮上しており、今後も前例を覆していくかもしれない[*フットボールチャンネル 2022.12.21付記事抜粋]
■『🇶🇦カタールW杯が我々に残したものは「不安な未来の兆候」…感動に水を差す🇺🇸米有力紙の辛辣な総括』
🇶🇦カタールで開催されたワールドカップ(W杯)に、世界中のスポーツファンが釘付けになった。▶︎男子サッカーがそれほど強くない🇺🇸アメリカ。▶︎今大会の早い段階で代表チーム敗退後も、大会自体への注目度は高く、連日のように試合結果がニュースとして取り上げられた。▶︎決勝戦の日は盛り上がりが最高潮に達し、近年高まるサッカー熱を感じずにはいられなかった。
[▲アルゼンチンの優勝が決まった瞬間。ニューヨークの中心地タイムズスクエアで(その2)]
これだけ盛り上がったのだから、大会後に心にぽっかり穴が空いたような気持ちになる人も多い。▶︎
12月19日付けのNPRは「あなたが典型的な🇺🇸アメリカ人であれば、W杯終了後の今、何をしていいかわからないだろう」と題し、フロリダ州インター・マイアミや🇫🇷フランスのパリ・サンジェルマンなど世界中のプロサッカークラブや国際選手権を紹介している。▶︎また🇺🇸アメリカは女子の代表チームが強豪でFIFA女子ワールドカップの優勝の常連だ。▶︎来年7月より🇦🇺オーストラリアと🇳🇿ニュージーランドで開催されるW杯も期待されている。
◆「熱狂が開催国の“汚染”払拭」…🇺🇸米主要メディアNYTの手厳しい総括
さて今回の🇶🇦カタール大会だが、大会当初から驚きの連続で、まるで映画か小説のようなドラマチックな試合展開となった🇦🇷アルゼンチンと🇫🇷フランスの決勝戦で最高潮に達した。▶︎🇺🇸米報道も、優勝国🇦🇷アルゼンチンの表彰式でメッシが着せられた中東の伝統衣装ビシュトから、ゴールキーパーのマルティネスによる卑猥なジェスチャーの話題まで、さまざまなヘッドラインがメディアを飾った。
数ある報道の中で12月19日早朝に発信されたニューヨークタイムズのポッドキャストが興味深かったのでここで紹介する。
◆How This World Cup Changed Soccer(このW杯がサッカーをどのように変えたか)
この回は司会進行のサブリナ・タヴァニス記者が、ゲストにチーフ・サッカー特派員で現地取材をしたロリー・スミス記者を迎え、解説したもの。▶︎タヴァニス記者は冒頭、「W杯に世界中が釘付けとなり、スター選手のメッシ、🇦🇷アルゼンチンが🇫🇷フランスに勝利。▶︎連日の熱狂で当初問題になっていた『汚染』がどのように覆され、未来にどう繋がるのか。▶︎このW杯がプロサッカーの不安な未来の兆候かもしれない理由を話しましょう」と、インタビューを開始。▶︎そもそもの話だが、今大会は開催前から物議を醸していた。▶︎中東地域では21世紀の今も明らかな男尊女卑、男女格差が色濃く存在し、同性愛は犯罪だ。▶︎開催国🇶🇦カタールも例外ではなく、女性やLGBTQの人権が軽視されている。▶︎またスタジアムの建設作業に奴隷同然に駆り出され死亡した移民労働者の冷遇についても問題視されている。▶︎そのような国で国際大会を行うことに不安があるとして、人権擁護団体を中心に批判が高まっていた。それが「汚染」という言葉に表れたようだ。
[大会成功の裏で、どれだけの犠牲を伴ったかについても議論となった]
◆メッシの活躍と🇫🇷フランスの攻防戦の物語がすべて不安を払拭
メッシのファンであろうスミス記者は、そのプレーを生で観ることができ「本当に光栄だった。▶︎彼は優勝に値すると心から感じた」と、悲願のトロフィーを手にした栄光の物語に感服した様子だ。▶︎「記者である以上公平な立場を心がけた上で、納得のエンディングだった」と、🇦🇷アルゼンチンが36年ぶりに3度目の世界チャンピオンになった試合運びを振り返った。
「ところで世界はこのW杯が始まった時のことを覚えているでしょうか?」と、タヴァニス記者は問う。▶︎「移民労働者が亡くなったが(優勝決定戦の翌日の)今、人々の記憶に鮮明に残ったのは🇦🇷アルゼンチンとメッシの勝利だ」。▶︎お祭りムードに水を差し、冷静に総括する必要がある姿勢を見せる。▶︎「当初渦巻いていた問題がありますね」とスミス記者も同意する。▶︎問題にはスタジアムでビール販売の可否から、LGBTQの差別撲滅を訴える選手の腕章着用の禁止なども含まれる。▶︎「FIFAと🇶🇦カタールは平等や人権といった厄介な問題を超えるため、自らの権威を見せつけ反発を封じ込めようと決意した。▶︎しかしそれによりさらに問題が注目を集めていったのだが」(スミス記者)▶︎しかし実際試合が始まると、混乱からFIFAと🇶🇦カタールを救ったのは、観客の試合への熱狂そのものだった。▶︎その熱狂とは…。
◆衝撃は🇸🇦サウジアラビア、🇯🇵日本、そして🇲🇦モロッコ
「まず、🇸🇦サウジアラビアが🇦🇷アルゼンチンを破った試合。▶︎その後🇯🇵日本が🇩🇪ドイツと🇪🇸スペインを破った衝撃が続いた。▶︎さらに🇲🇦モロッコによる究極の躍進だ」とスミス記者。▶︎「今大会での🇲🇦モロッコについて、これほどの強さを予想した人はいなかった。▶︎🇧🇪ベルギーを倒し🇪🇸スペイン、🇵🇱ポルトガルに勝ったことで(アフリカ勢初の準決勝進出という)新たな歴史を作った」。▶︎スミス記者はさらに続ける。▶︎「🇲🇦モロッコの人は自分たちをアフリカ人というよりアラブ人と認識している。▶︎そんな彼らを応援したのは北アフリカの人々。▶︎🇹🇳チュニジア人、🇪🇬エジプト人、🇱🇧レバノン人などイスラム教徒が多数を占める国だ。▶︎アラブの国で開催された初のW杯で、アラブ諸国の応援により🇲🇦モロッコチームに力を与えたのでしょう」▶︎タヴァニス記者も「🇲🇦モロッコはアラブ諸国を団結させる真の象徴になった」と同意した。
[3位決定戦でクロアチアと闘い敗退したモロッコ。今大会でモロッコの強さにも注目が集まった]
◆開催国🇶🇦カタールにとって、今大会はどんな意味があったか
🇲🇦モロッコが勝ち進んでいくにつれ、いつの間にか話題の中心は🇲🇦モロッコ、そしてメッシになっていった。▶︎「🇲🇦モロッコのような(下克上とも取れる)快進撃は、🇶🇦カタールが望んでいたもの」とスミス記者。▶︎人々の関心はスタジアム建設のために死んでいった移民の話から、脚光を浴び始めた🇲🇦モロッコとメッシの話題に移行した。▶︎この時点で、もはやどこがW杯の主催かなんてことは気にしなくなった。▶︎スミス記者によると、スタジアムなどインフラ建設で🇶🇦カタールはこの10年で劇的に変化したという。▶︎ドーハではやることがそれほど多くないから、中には退屈な街だと思った人もいる一方、「W杯でテコ入れされた中心地ムシャラフには、流行に敏感なカフェや理髪店などトレンディな店が集まった」。▶︎それらのおしゃれスポットは大会期間中、試合観戦に訪れた外国人のための場所だったが、大会終了後は、地元の人に使われていくことになる。▶︎さらに、世界中からVIPが集まり開会式や試合に足を運んだ。▶︎🇫🇷フランスのマクロン大統領、🇸🇦サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子、アンソニー・ブリンケン🇺🇸米国務長官、ジャレッド・クシュナー(トランプ前大統領の娘の夫)、イーロン・マスクなどだ。▶︎「外交、政治、ビジネスの場として国際的な地位を確立しようとしている🇶🇦カタールにとって大会誘致は信じられないほどの価値をもたらした。▶︎その点でも今大会は大成功だったと言える」(スミス記者)▶︎このようにしドーハが国際都市への第一歩を踏み出したことで、ビジネスをしたいと思っている人に国際社会への安心感を与えたメリットがあるという。▶︎「たとえ記憶の奥底にこのW杯がいかに物議を醸したか、開催までどんな代償を払ってきたかについて残っていったとしても、🇶🇦カタールからすれば、W杯の恩恵によってそれらの代償は大幅に相殺されたと考えるだろう」(スミス記者)▶︎「確かに誰にとっても、かつては遠い外国だった国が、W杯で『世界的な承認スタンプ』を押されたようなもの」とタヴァニス記者もうなずいた
◆FIFAとサルマン皇太子の関係
FIFA(国際サッカー連盟)は年々ビジネス寄りの傾向が強くなっているとファンの間で言われているが、これについてはどう考えているか。▶︎「🇶🇦カタールと同国の政治家だけが大会誘致で莫大な資金と評判を得ているわけではなく、FIFAもそうですよね」とタヴァニス記者。▶︎スミス記者は「FIFAにとってこれ以上にないほどうまくいっている」と答えた。▶︎報道によれば16日、FIFAは過去12回の大会で75億ドル(約9900億円)の収益があったとされる。▶︎また、前大会と今大会の間に生まれた利益は10億ドル(約1300億円)という。▶︎さらにFIFAが潤沢な資金で、W杯を通して実行しようとしているのはデイズニーランドのような「FIFAランド」だと言う。▶︎「FIFAは開催国に到着し領土を主張し、(屋台やオフィスを大会中閉鎖し、多くのフェンスを設けて通行規制し、至る所で西洋の音楽をかけるなど)独自のルールを設定し、スポンサーだらけにし(主に西洋のブランド。▶︎中東のブランドでも西洋の有名人やサッカー選手を起用)、街ごとFIFA一色にする。▶︎これこそFIFAがやりたいものだ」(スミス記者)▶︎資金と言えば、前述のサルマン皇太子に関して、2022年のワールドカップで目に見える存在感を示してきた。▶︎「サルマン皇太子はFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と親交があり、FIFAに資金を提供。▶︎また🇸🇦サウジアラビアは近年🇬🇧イギリスのニューカッスル・ユナイテッドを始め、ゴルフやフォーミュラ1などスポーツに多額の投資を行っている」。▶︎🇾🇪イエメンでの内戦、そしてジャマル・カショギ氏の殺害をめぐり国際的な批判がある中、「スポーツ界への介入は同国の戦略の一部だ」という。▶︎
「FIFAは🇶🇦カタールでの成功で、今後大会を🇸🇦サウジアラビアに持ち込まない理由はなくなったと感じているかもしれない」(スミス記者)
◆大会は私たちに何を残したか?
大会中の数々の衝撃と感動、ヒーローとなったメッシの美談...。▶︎それらがこれまでの酷評のすべてを払拭し、人々は人的犠牲や人権問題の論争を忘れ去った。▶︎「問題に直面しながら記者として🇶🇦カタールをこのまま去るのは本当に残念だ。▶︎一方で、そんな問題を覆し成功を成し遂げられるのがスポーツの持つ力であり、これこそが🇶🇦カタールがW杯を開催したかった理由だ」とスミス記者。▶︎結果的に🇶🇦カタールとFIFAにとって大成功を収めたと言わざるを得ないという趣旨の内容で、解説は終わった[*文:安部かすみ氏・ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者]
■『【2026年W杯】最長距離は4500km!移動に・時差に・気候条件に…過酷な戦いが予想される北中米大会』
🇦🇷アルゼンチンの優勝で幕を下ろした🇶🇦カタールW杯。▶︎今大会は秋田県よりもやや狭い国土の🇶🇦カタールで大会が行われたため、移動がコンパクトなW杯となっていました。▶︎しかし次回大会の北中米W杯では出場チームが16チーム増え48チームになり、🇺🇸アメリカ・🇨🇦カナダ・🇲🇽メキシコの3か国・16都市を股にかけるため、過酷な地理的条件が予想されています。▶︎まず🇶🇦カタール大会では、スタジアム間で最も遠い距離が、アル・ベイト・スタジアムからアル・ジャノブ・スタジアムの約57km。▶︎車で1時間かからないほどの距離です。▶︎一方で北中米W杯、大会を行う16都市のなかで、🇨🇦カナダのバンクーバーと🇺🇸アメリカのマイアミの距離が最長です。▶︎その距離は約4500kmで、今大会の約79倍となっています。▶︎これだけの距離があると、気候条件も都市によって異なります。▶︎大会の大半の試合が行われる6月の平均気温で比べると、バンクーバーが15.5度に対して、🇲🇽メキシコのモンテレイが28.6度とその差は歴然。▶︎また🇺🇸アメリカの西海岸と東海岸では3時間の時差があり、出場する選手たちは過酷な条件の中で戦うことが予想されています[*日テレnews 2022.12.21付記事抜粋]
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【掲載日】2022年12月21日(水)











