【汚れた東京五輪(パクリんピック)第2章〜《逃げ得は許さない!》東京地検特捜部が追う東京五輪官製談合疑惑 vol.49】
《東京パクりんピックに続き、予算不足で大阪・関西万国パクらん会にならなきゃいいのだが…》
■『万博「テーマ館」で相次ぐ入札不成立、資材価格高騰や工事の難易度が影響か…予算を上げる?クオリティーを下げる?博覧会協会の選択は』
2025年の大阪・関西万博のテーマを表現するパビリオンの建設工事で、入札不成立が相次いでいることが分かりました。▶︎一体何が起きているのでしょうか?
◆入札不成立相次ぐ万博「テーマ館」
「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマとなっている大阪・関西万博。▶︎8人のプロデューサーそれぞれが「いのち」を表現するパビリオン=「テーマ館」を建設する予定です。
メディアアーティストの落合陽一さんがプロデュースするテーマ館は、湾曲した鏡を組み合わせたデザインが特徴です。
【メディアアーティスト・落合陽一さん】:「世界のどこでも見たことないような映像体験・身体体験が得られるようなものを目指しています」
しかし博覧会協会によると、12月12日時点で、落合陽一さんや映画監督の河瀬直美さんなどの5つのテーマ館で、3件が予定価格の範囲内での入札がなく、残りの2件は入札自体がありませんでした。▶︎この他に10月にも、生物学者の福岡伸一さんのテーマ館が入札不成立となっています。
工事の難易度が高いことや資材価格の高騰などが理由とみられ、博覧会協会は「予定価格の見直しも含め、事業者の再公募を行いたい」としています。
12月13日、大阪市の松井市長は…
【大阪市・松井一郎市長】:「こちらとしては高い品質のものをできるだけ安い値段で、と考えてますけど。▶︎実際に施工するとなると、高いレベルの品質を求められると、その値段じゃ無理ですよと。▶︎総予算1850億ありますから、そこに収められるように、お互い知恵を振り絞っていこうと」
およそ2年後に迫った大阪・関西万博。▶︎私たちはどのようなパビリオンを体験することになるのでしょうか?
◆なぜこんな状況に?
8人のプロデューサーそれぞれが「いのち」を表現するテーマ館。▶︎映画監督の河瀬直美さん、放送作家の小山薫堂さんのテーマ館には入札がありませんでした。▶︎落合陽一さんのテーマ館には入札があったものの、予定価格の範囲外だったということです。▶︎現時点で8件のうち6件の入札が不成立となっており、残り2つは公示していないため、8分の8が入札不成立となる可能性もあります。
なぜこんな状況になっているのか建設会社に聞いたところ、A社は「他の仕事も多い中、予算は厳しく人手不足。▶︎でも完成時期は決まっている」、B社は「デザインが複雑でこの金額でできるのか、本当はやりたいが冒険できない」という回答でした。▶︎関西テレビの神崎デスクは、予算を増やすことは難しいのでは、という見方です。
【関西テレビ・神崎デスク】:「予算の総枠が決まっているので、なかなか額は上げられない。▶︎そうなるとクオリティーを下げるしかない。▶︎理想はあるんでしょうけど、現実的にできる方向にグレードダウンしていくしかないのかなと思います」▶︎同様の問題は、大阪府や大阪市などが出展する「大阪パビリオン」でも起きています。
自治体は建設費用を74億円ほどと想定していましたが、建設業者からは195億円の見積もりが。▶︎屋根の素材をガラスから樹脂に変えるなどの見直しを行いましたが、契約金額は約99億円となりました。▶︎経済学者の安田洋祐教授は、予算を上げてもいいのではないかという意見です。
【安田洋祐教授】:「まずこのニュースを聞くと、入札が決まらなくて残念な感じがしますが、逆にいうと、各プロデューサーが趣向を凝らしたデザインを用意したということ。▶︎片手間に引き受けたのではなく、真摯に仕事をしているんだというところは、僕は良い材料だと思います。▶︎で、凝ったデザインを実現するための予算、1850億円の中の数億から十数億円なら、捻出できないことはないかもしれない。▶︎後はやはり素材を変えるとか少しコストダウンするとか。▶︎いずれにしても期日は決まっているので、きちんと8名そろってパビリオンを造っていただきたいなと思いますけど。▶︎万博全体の経済効果が2兆円強あるんじゃないかと言われています。▶︎その金額の大きさから考えると、こういった目立つパビリオンに数億から十数億円使うというのは、あんまりケチらなくていいんじゃないかと個人的には思いますけど」[*関テレnews 2022.12.13付記事抜粋]
■『大阪万博:相次ぐパビリオン入札不成立…「受注しても相当の赤字を危惧」ー辛坊治郎が解説』
[2025年大阪・関西万博の会場となる夢洲を視察する参加国から訪れた人たち=2022年10月26日]
キャスターの辛坊治郎が12月13日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。▶︎2025年大阪・関西万博のパビリオン(テーマ館)などをめぐり入札不成立が相次いでいることについて、理由を解説した。▶︎2025年大阪・関西万博の会場整備事業をめぐり入札不成立が相次いだ問題で、さらに5施設が不成立となったことが12月12日、分かった。資材の価格高騰が影響している模様だ。
辛坊)私は先日、万博会場となる大阪市の夢洲地区に足を運び、現地を見てきました。▶︎開催まで2年強となっていますが、さら地でした。▶︎大丈夫かと心配になり、万博協会の担当者にうかがうと「大丈夫、予定通りです」とのことでした。▶︎万博の目玉となるパビリオンは、映画監督の河瀬直美氏らがプロデューサーとして手掛けます。▶︎各プロデューサーのイメージを基にデザインを具体化して施工することになるのですが、入札に応じる建設会社が現れず、入札不成立となるケースが目立っています。▶︎入札不成立となっている理由の1つは、間違いなく資材価格の高騰です。▶︎入札に際しては上限価格というものが設定されます。▶︎しかし、今は建築業界でもインフレがものすごい勢いで進んでいますから、例えば10億円で受注したとしても、建設を続けているうちに資材費や人件費が上がっていくことも予想されます。▶︎そうなると、最終的に相当の赤字が出るのではないかと危惧されるわけです。▶︎世の中全体の物価が急激に上昇していることが影を落としているといえます。▶︎しかし、造らないわけにはいきませんよね。▶︎どうするのかというと、その答えは今のところ提示されていません。▶︎私は近く、万博開催の旗振り役の1人である吉村洋文大阪府知事に会う予定ですので、解決策や見通しなどについて尋ねてみるつもりです。▶︎お伝えできる範囲で、結果を番組内でご報告したいと考えています[*ニッポン放送ニュース 2022.12.13付記事抜粋]
■『万博協会:デザイン簡素化などで再入札実施へ…パビリオンの工事入札が10件不成立になったことを受け』
大阪・関西万博のパビリオンの工事入札などが不成立になったことを受け、万博協会が入札の予定価格を引き上げたり、デザインを簡素化したりして入札をやり直すことが12月14日わかりました。▶︎2025年に開催される大阪・関西万博を巡っては、目玉パビリオンの工事など、これまで10件の入札が不成立となっていて、このうち、映画監督の河瀬直美さんが手掛けるパビリオンや、放送作家で脚本家の小山薫堂さんが担当するパビリオンなど3件は、入札自体がありませんでした。▶︎日本国際博覧会協会は独創的なデザインを重視した結果、建設会社の採算が合わないことが原因の1つだとし、今後、入札の予定価格を引き上げたり、デザインを簡素化したりして入札をやり直すことがわかりました。▶︎日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長「(我々が)狙っている内容が実現できない、そういうものであってはいけない。▶︎なぜ、こういう乖離が起こったのかを認識したうえで、着地点に到達できるようにしたい」▶︎このほか、この日の会見で、1月以降に万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などのグッズの販売を始めると発表しました。
製造や販売などを行う業者からライセンス使用料を受け取り、収益を万博の運営費に活用するということです[*ytv news 2022.12.14付記事抜粋]
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【掲載日時】2022年12月14日(水)












