【🚀ウチュノコトバ〜神秘解明に向けた人類の歩み】episode.487
■『衛星はもう身近なツール、ポテンシャル高まる宇宙ビジネス…地球にいながら衛星データ活用、現状と課題は』
宇宙を舞台にした、ビジネスコンテストが開かれた。▶︎今まで“地球の外”の遠い世界として捉えられがちだった宇宙が、衛星は今や身近なツールになりつつある。▶︎コンテストの様子を取材し、専門家に、宇宙ビジネスを取り巻く状況を聞いた。
◆進む民間の“衛星活用ビジネス” 高まるポテンシャル
「宇宙データの力を活用して、持続可能な農業をサポートします」▶︎「🇯🇵日本の宇宙利用産業の機会創出に貢献したいと考えています」▶︎宇宙を舞台にした事業を、熱く語る参加者たち。▶︎12月12日、NEDO(ネド)=新エネルギー・産業技術総合開発機構が開催した、宇宙ビジネスをテーマにした賞金コンテストの様子だ。▶︎東京都市大学理工学部・柳圭亮さん:「残土発見くん」は、“宇宙の目”、つまり衛星データを使って、自治体の対策をサポートします。▶︎東京都市大学の学生が提案したのは、残土の不法投棄を早期発見するシステム。▶︎衛星データから得た様々な情報を活用し、地表の高さなどの変化を読み取ることで、残土が不法投棄された場所を“見える化”するという。▶︎そして、最優秀賞(アイデア部門)を受賞したのが、宇宙機器の輸出入などを行う企業「Space BD」が提案した、「災害対策ソリューション」だ。▶︎この技術は、過去の災害記録や気象データなどを基に、AIが数日から数週間先に発生する災害を予測。▶︎その“災害発生の可能性が高い場所”に観測衛星を向かわせ、事前に被害状況を把握する事が出来るという。▶︎Space BD 事業開発部・藤村将成博士:我々は、自社で気象衛星を開発し、打ち上げます。▶︎今まで国主導であった気象衛星市場を、民主導の市場を新しく作っていく、このような大きなチャレンジを考えている。▶︎様々な可能性を秘める宇宙ビジネス。▶︎そのポテンシャルは近年、高まっているという。▶︎経産省製造産業局宇宙産業室・伊奈康二室長:衛星開発は、元々政府が主導する事が多かったが、近年、ベンチャー企業・中小企業などによる、小型の衛星を活用したビジネスが進んできている。▶︎ビジネスのポテンシャルは非常に高いが、様々な分野での衛星データの利用を試していくということがすごく大事になっていると感じている。
◆20年後には市場規模145兆円…“活用の理解”深めるため官民が協力を
「Live News α」では、今回のイベントにモデレーターとして参加された、デロイト トーマツ グループの松江英夫さんに話を聞いた。▶︎三田友梨佳キャスター:これから宇宙ビジネスは、どのように広がっていくのでしょうか?▶︎デロイト トーマツグループ執行役・松江英夫さん:宇宙ビジネスはむこう20年間で今の3倍の市場規模、145兆円(1兆ドル)くらいになると言われています。▶︎今までのような人工衛星の打上げや月面探査のようなケースばかりではなくて、地球にいながらにして宇宙のデータを活用する、いわばユーザー側の産業群での活用、これがシェアとしては最も大きくなると言われている。▶︎具体的には、農林産業をはじめとする一次産業とか、サプライチェーンに絡むようなデータの利用とか、自然災害への対応。▶︎こういうところで、すでに衛星データは既に多く活用されている。▶︎更に今後は全ての産業において、SDGsの文脈、特に環境への対応において、衛星データの活用が期待されている。▶︎例えば、🇯🇵日本にいながらにして、原材料の仕入れ地の森林や畑の状況を可視化したり、然るべき対応をした時の説明責任、これを果たしていく上での認証の役割として衛星データに期待する、こんな展開も期待を集める分野です。▶︎三田友梨佳キャスター:人工衛星からのデータの活用を進めていくために、乗り越えるべき課題を挙げるとすると、どのような事が?▶︎デロイトトーマツ グループ執行役・松江英夫さん:まだまだ、ユーザー側の衛星データの活用に対する理解が不足しているところが、最大の課題。▶︎背景にはコストが高いということもあるが、まだ衛星データをどの分野でどう使ったらいいのかわからない、それに関する情報がまだまだ足りない、というのが背景にあると思う。▶︎ここをどう変えていくのかが課題だと思います。▶︎三田友梨佳キャスター:では、そうした“活用の理解”を深めるためのポイント、宇宙ビジネス時代の扉を開くためには、何が鍵となる?▶︎デロイトトーマツグループ執行役・松江英夫さん:これは官民が一体になって力を合わせて、衛星データを活用できる環境を作っていくことが大事。▶︎既に政府も、クラウド上に衛星データを活用できるプラットフォームを作るなどして利用を促しているが、これからは低コストで多くの人がシェアできるような工夫をしていく必要がある。▶︎民間も、衛星データを活用する事例やアイデアを共有する、こういった取り組みも重要になってくると思う。▶︎宇宙というと、“地球の外にある遠い存在”と言うのが今までの見方だったと思うが、これからは地球上の活動を支える中核、いわば“内側にある存在”と捉え方を変えることによって、日常の色んな場面で衛星データを活用できる、そんなアイデアが広がっていくことを期待したい。▶︎三田友梨佳キャスター:「宇宙というとどうしてもどこか遠い存在に感じてしまいますが、私たちの生活に関わる話題なのだということを感じます。▶︎今後の企業の発展には、宇宙ビジネスも視野に入れた経営が重要になるのかもしれません」[*FNN PRIME online「Live News α 」2022年12月12日放送内容抜粋]
■『宇宙飛行士・野口聡一氏「多様性に富んだ人選、敬意を表したい」 …前澤氏“月計画”クルー決定をどう見る』
「地球から出て月まで行って、いろいろなことを得ると思う。▶︎それを地球に還元してほしい」(前澤友作氏)▶︎民間人初の月周回旅行を目指す「dearMoon」プロジェクトで12月9日、実業家の前澤友作氏が宇宙に行くメンバーを発表した。▶︎前澤氏が乗るスペースX社のスターシップは2023年に打ち上げを予定。▶︎クルーに選ばれたのはBIGBANGメンバーのT.O.Pをはじめ、ミュージシャン、写真家など8名だ。▶︎バックアップクルーには、🇯🇵日本人のダンサーが選出された。
民間に広がる宇宙旅行の可能性。ニュース番組「ABEMA Prime」では、宇宙飛行士の野口聡一氏に話を聞いた。▶︎「🇯🇵日本ではあまり話題になっていないが、🇺🇸アメリカでは民間旅行客で船外活動を行うプロジェクトがすでに出ている」と話す野口氏。▶︎野口氏は前澤氏の「dearMoon」プロジェクトをどのように見ているのだろうか。▶︎「すごくポジティブに見ている。BIGBANGのT.O.Pさんの参加が公表されて、喜んでいるファンの方はすごく多いと思う。▶︎他のクルーの顔ぶれを見ても、国際色、年齢、性別含め、非常に多様性に富んだ人選をされていることに敬意を表したい。▶︎地球を代表するアーティストたちが宇宙で何を表現してくれるのか、すごく期待が持てる」
ネット掲示板「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏は「お金持ちが私財をバンバン宇宙開発に投入していただけると、それだけ早く一般の人が宇宙に行けるようになる。▶︎いろいろな研究が進むと思う」と見解をコメント。▶︎その上で「前澤さんが選んだメンバーの中に宇宙飛行経験のある人が1人もいない。▶︎予想通りに物事が進まないのでは?」と指摘した。▶︎これに野口氏は「私も全部を知っているわけではない」とした上で「前澤さん自身は去年宇宙に行かれている。▶︎ある意味で経験者だ。▶︎スペースXに関しても、かなり操縦が自動化されているのでなんとかなるのでは」と回答。▶︎クルーの準備は間に合うのだろうか。▶︎野口氏は「準備については、2つのポイントがある。▶︎1つはロケットの開発が間に合うのか。▶︎2つ目は彼ら(クルー)の訓練が間に合うのかだ」と話す。▶︎「私が乗ったスペースX社のクルードラゴン宇宙船は開発途中で『我々の訓練が完了するのとカプセルの開発が完了するのとどちらが先なのか?』という状態だった。▶︎本来は先に乗り物が完成して、それに間に合うようにクルーの準備が進んでいくことが望ましいが、現実には難しいこともある。▶︎dearMoonも新型ロケットを使うので、クルードラゴンのときと同じように開発と訓練が平衡状態で進むのではないか。もしロケットかクルー、どちらかの準備が間に合わなければ、安全を取って(予定が)後ろにずれていくだろう」
◆一般人も行ける?宇宙旅行サービスいろいろ
これまで3度宇宙へ行った野口氏。▶︎行った感想について「地球は間違いなく存在していて、1個しかない。▶︎抽象的な意味の環境問題ではなく、あの日、船外活動をしていた僕の目の前にあった『あの地球を守らないと』という直接的な感覚が大きかった」と話す。▶︎「宇宙には何度でも行きたいと思うものなのか?」という質問に野口氏は「1回目の宇宙飛行は2週間で、あっという間だった。▶︎本当に修学旅行というか、遠足のようにすぐ帰ってきてしまったのでまた行きたかった」と回答。▶︎「2回目は『ゆっくり宇宙に浸りたい』と思っていた。▶︎3回目は、スペースX社やBlue Originなど、民間宇宙船の時代になる。▶︎民間の作る宇宙船に乗りたかった。▶︎そこは興味半分、使命感半分だった」▶︎ひろゆき氏が「お金を払ってソユーズ(※🇷🇺ロシアの有人宇宙船)で宇宙に行こうとした民間人の榎本大輔さんは、健康上の理由で行けなかった。▶︎『この人は大丈夫』という安全基準を誰がどのように決めるのか?」と聞くと、野口氏は「内部の事情は分からないが、おそらく前澤さんのチームが選抜し、スペースXと調整しながら決めるだろう」とコメント。▶︎「スペースXがすごいのは社内に医師団を持っているところだ。▶︎宇宙に行く前に健康診断をして、ちゃんと基準を満たしているか、医師団がチェックしていると思う。▶︎基本的には打ち上げの重力に耐えられれば宇宙への旅は認めてもらえるだろう。▶︎DearMoonは宇宙ステーションへのドッキングや船外活動などがないので、比較的医学基準としては緩いと思う」▶︎一方で、JAXAでは、13年ぶりに宇宙飛行士の選抜試験が実施されている。▶︎現在、応募数4127人のところ現在50人まで絞っているという。▶︎この試験について、野口氏はどう見ているのか。「ぜひ女性に入っていただきたい。▶︎JAXAの現役飛行士6人全員男性でおじさんばっかり(笑)。▶︎選抜されるのが1人か2人か分からないが、もしJAXAが2名女性飛行士を採ったら世界中のニュースになるだろう。▶︎これからの宇宙飛行士は月を目指していくので、訓練時間もけっこう長くなると予想される。▶︎実際に宇宙に行くまでに10年間くらいかかる可能性もあるので、長い目で見守っていきたい」▶︎民間企業によって広がる宇宙旅行の可能性。▶︎一般人が宇宙に行ける未来はそう遠くはないかもしれない[*テレ朝news 2022.12.13付記事抜粋]
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【掲載日】2022年12月13日(火)
Limitless undying love whshines around me like a million ,suns, it calls me on and on across theuniverse.
[100万の太陽のように私の周りで輝く永遠の愛は、宇宙を越えて私を呼んでいる。]




