【AFTER COVID-19〜コロナ禍以降日本を襲う後遺症 vol.15】
■『「新型コロナの制限解除」🇸🇪スウェーデンのいま…🇯🇵日本との違いを帰国した東京都医師会理事が語る』
東京都医師会理事で「目々澤医院」院長の目々澤肇氏が10月10日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。▶︎🇸🇪スウェーデンのコロナ対策の現状について語った。
◆マスクをしている人は誰もいないスウェーデンの現在
飯田浩司アナウンサー)今回は🇸🇪スウェーデンの新型コロナ対策について伺います。▶︎先生はこの夏、🇸🇪スウェーデンにいらしたということですが。
目々澤)私の長女が、🇸🇪スウェーデン南部のマルメという商業都市にある、スコーネ大学の放射線科で仕事をしています。▶︎陣中見舞いも兼ねて行ってきました。
飯田)町の様子はどうでしたか?
目々澤)町中、誰もマスクをしている人はいませんし、飲み会も行われていました。▶︎話を聞いてみると、私が会った人たちは8割方、新型コロナに罹っていました。
飯田)既に罹っている。
目々澤)そういうところは驚きました。▶︎重症化したり、しなかったりした人が結局、そのように生き残っているわけです。
飯田)患者さんの数も、現地ではコンスタントにあるという感じですか?
目々澤)コンスタントではなく、2020年11月、2021年4月、さらに今年(2022年)2月にピークがあったということです。▶︎テレビのニュースでは、この夏はBA.5が入ってきたことも報道されていました
飯田)BA.5も。
目々澤)でも、それでまた何か起こったということではなく、すっかり落ち着いたという感じです。▶︎娘は「なぜ🇯🇵日本ではまだマスクをしているの?」と言っていました。▶︎娘の家も娘1人を除いて、家族3人がコロナに感染したそうです。
◆第3波以降、4月にコロナの制限が解除
飯田)ピークの時期を見ると、日本と同じような感じでピークがあったということですね。
目々澤)しかし、🇯🇵日本の第7波にあたるピークは、あちらにはないのです。
飯田)ないのですか。
目々澤)そこが大きく違うところです。▶︎向こうで第3波のピークが過ぎた4月には、新型コロナの制限が解除されたのです。
飯田)第3波のあと。
目々澤)それまではキープディスタンスや、集会でも人数制限の規制があって、みんな守っていたらしいです。
飯田)第3波までは。
目々澤)解除されたあと、向こうは5月~6月に大学のお祭りがあるのですが、大騒ぎだったようです
飯田)制限は既に解除されたということですが、平時の対策はどのような感じですか?
目々澤)いまは平時にあたる状態だと思います。▶︎もともと🇸🇪スウェーデンは「自由にやっていこう」という国です。
飯田)そうですね。
目々澤)行動制限を掛けるようなことが好きではない国です。▶︎もともとあちらの国の人たちは、風邪をひいたら会社には出ないし、学校には行きません。▶︎個人的な理由で休むことに対するネガティブな意識がないのです。▶︎我々は仕事で「きょう、自分が行かなかったら会社が回らないのではないか」などと考えますが、そういうことはありません。
◆国民への積極的なワクチン接種 ~高齢者への5回目接種が開始
新行市佳アナウンサー)🇸🇪スウェーデンでは、現状の基本的な対策は何をしているのでしょうか?
目々澤)基本的には、最初の段階で新型コロナが入ってきたときには救いきれず、ご高齢者の医療は手いっぱいなのであまりできない。▶︎「命のトリアージ」と言われていた時期もありました。
飯田)初期の段階では。
目々澤)ただ、ワクチンができてからは、ワクチンを積極的に国民に打たせたのです。▶︎高齢者は8割近くが4回目の接種を終えていて、9月からは5回目の接種が始まっています。
新行)5回目ですか。
目々澤)そういう形です。
[*ニッポン放送NEWS 2022.10.17付記事抜粋]
■『「第7波」99%軽症でも… コロナ後遺症、相談相次ぐ…「侮らず感染対策徹底を」』
北海道内の新型コロナウイルスのオミクロン株による流行「第7波」で、9月下旬までの3カ月間の感染者約35万6千人のうち、99%が軽症または無症状だったことが道のまとめで分かった。▶︎オミクロン株は重症度が比較的低いとされるが、せきや発熱など後遺症は出る。▶︎専門家は「深刻な後遺症もあるため侮らずに感染対策徹底を」と呼び掛ける。▶︎道によると、第7波の感染者数は、既に過去最多規模だった第6波(32万人)を上回っている。▶︎流行当初の7月1日以降、9月26日に感染者の全数把握が簡略化されるまでに35万6198人に達した。▶︎このうち軽症は95.0%(33万8222人)、無症状は4.1%(1万4469人)と大半が軽症だった。▶︎ただ、オミクロン株流行後、発症時は軽症でも、後遺症に悩む人は少なくない。▶︎道内でオミクロン株が急拡大していた2月末にコロナに感染した札幌市の会社員の女性(30)は、半年以上が経過した今も休職している。▶︎発症時の発熱などは数日で治まり、10日間の自宅療養後、いったん職場復帰した。▶︎だが頭痛や吐き気などがひどく、約1週間しか勤務できなかった。▶︎「私の体はどうなっちゃうんだろう」と不安そうに話す[*北海道新聞 2022.10.17付記事抜粋]
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【掲載日時】2022年10月17日(月)

