【コロナノコトバ】PART.1883


『ワクチン未接種差別、8県が禁止…27道府県は国の対策求める』


新型コロナウイルスワクチンを巡り、石川や長野、高知など8県が条例で未接種者への差別を禁止していることが103日、共同通信のアンケートで分かった。▶︎27道府県は、国がさらに対策を進める必要があるとし、「どのような行為が差別に当たるのかをより具体的に示してほしい」などと要望した。▶︎政府は9月、接種を入学や雇用の条件にすることなどは差別に当たるとする「基本的な考え方」を公表した。▶︎しかし、厚生労働省によると未接種者への差別禁止を明確にした法律はない。▶︎条例で未接種者への差別を禁止している8県は、石川、長野、岐阜、三重、和歌山、鳥取、徳島、高知[*共同通信2021.10.04付記事抜粋]

======================

🇰🇷韓国:「防疫失敗と嘲弄された日本韓国より早い「ウィズコロナ」転換の背景とは?」

🇯🇵日本が「ウィズコロナ」への転換を宣言して最初の週末を迎えた。▶︎全国に発令していた緊急事態宣言や重点措置を半年ぶりに全面解除すると、🇯🇵日本のいたるところで活気が出てきた。▶︎京都では焼肉店 ワクチン接種が行われた。▶︎ある焼肉店がワクチン接種所に指定されたことで、102日だけで200人あまりがここを訪れてワクチンを接種した。▶︎長引く緊急事態宣言のため、年明けから合計で14日しか正常営業できていなかった飲食店だった。▶︎この飲食店の社長は朝日新聞に「飲食店で接種を行うことで、食堂のイメージを安全なものにしたい」と述べた。▶︎東京都浅草も活気を取り戻した。▶︎2008年から13年間、浅草名物の人力車を牽引してきたウスイマサヒロさん(41)はこの日、「先週よりお客さんが2倍に増えた。▶︎新しいスタートを切った感じ」と週末の訪問客を歓迎した。▶︎台風も新型コロナで疲れた日本国民の動きを制止することができなかった。▶︎この日、台風16号が🇯🇵日本へ向かったが、東京の銀座では悪天候の中でも街頭に人出が殺到した。▶︎午後7時基準での流動人口は1週間前よりむしろ11%増えた。▶︎航空業界も早くから「ウィズコロナ効果」を受けている。▶︎101日の台風16号の影響で天候は思わしくないにもかかわらず、羽田空港は利用客で賑わっていた。▶︎家族5人で鳥取県を旅行するために空港を訪れた40代の男性は「緊急事態宣言の解除を待っていた」とし、「新型コロナ事態以後初めて飛行機に乗る」と明らかにした。▶︎日本航空によると、9月初めに5000人台にとどまっていた国内線の1日における予約件数は、9月末には5万人にまで約10倍に増加した。▶︎航空関係者は「うれしい。▶︎(旅行)需要がやっと回復した」とし、「感染予防に努め、再び緊急事態宣言を発令する事態に至らないよう努力する」と述べた。▶︎それとともに「今回はワクチンがなかった昨年のような状況が繰り返されることはないだろう」と期待した。

PCR検査の数を30%に減らすウィズコロナのための布石?……

🇯🇵日本が「ウィズコロナ」に防疫体系を転換したのは、新規感染者数が大幅に減少したという判断からだ。▶︎実際に20218月の東京五輪開催直後には25000人を超えていた1日における新規感染者数は現在2000人を下回っている。▶︎101日基準での1日の新規感染者数は1817人と、この日に2247人が陽性判定を受けた🇰🇷韓国よりも低い水準を記録した。▶︎わずか2か月で新規感染者が92%減少したのは、単にワクチン接種率が上がったためだけではないという指摘が出ている。▶︎現在、🇯🇵日本でワクチン接種を完了した人は全体の60%を超える。▶︎しかし、急増する新規感染者数に耐え切れず、遺伝子増幅(PCR)検査の数自体を減らし、「ウィズコロナ」へと転換する根拠を無理やり作ったという批判が出ている。▶︎202189日に23万件を超えたPCR検査数は現在、1日当たり10万件にも満たない。▶︎1日基準の日本のPCR検査数は81440件で、この日の🇰🇷韓国(161450件)の半分水準に止まった。

◆ウィズコロナ、次期政権のための菅首相からのプレゼント?……

なぜ🇯🇵日本はPCR検査を減らしてまで「ウィズコロナ」に切り替えたのだろうか。▶︎保守性向の産経新聞は「次期政権に向けた菅首相からのプレゼント」だと評価した。▶︎社会と経済活動を再開するために、菅首相がウィズコロナという出口戦略を展開したという説明だ。▶︎たとえ新型コロナへの対応の失敗で国民の信頼を失い、再選を断念したとしても、次期政権が安定的に国政を運営するためには経済を活性化しなければならないと判断して「ウィズコロナ」への防疫体系の転換を図ったという分析だ。▶︎現時点で🇯🇵日本が「ウィズコロナ」を選んだのは、感染が増える危険を甘受してでも規制を緩和して消費を活性化するという戦略だ。▶︎背景には暗い経済成長率がある。▶︎2021年第3四半期の🇯🇵日本の実質国内総生産(GDP)はマイナス5%に達するという見通しが出ている。▶︎野村総合研究所は20217月から続いた緊急事態宣言で、2か月間に発生した経済損失が57000億円に達すると推算した。▶︎総務省の労働力調査によると、新型コロナの影響で2020年、飲食や宿泊など対面サービス業で最大60万人が職を失った。▶︎日本政府が「ウィズコロナ」に防疫体系を転換したのは、次期政権で感染者が多少増えても、経済回復のためには規制を緩和し、個人と企業活動を支えなければならないという判断が働いたものと見られる。▶︎緊急事態宣言の継続によって高まった国民の疲労感も「ウィズコロナ」への転換に一役買った。▶︎特にサービス業従事者に対する顧客の暴言と暴行などカスハラ(カスタマーハラスメントの略語)が社会的問題に浮上した。▶︎🇯🇵日本の産業別労働組合であるUAゼンセンが2020年、サービス業従事者を対象に実施したアンケート調査で、46.5%が「新型コロナ以降、カスハラが増えた」と回答した。「減った」と答えた人は3.3%にとどまった。▶︎カスハラ被害経験者の30%以上が、マスクの欠陥や店内でのマスク着用拒否に関連したハラスメントを受けたと答えた。▶︎長期化した新型コロナ事態によって、🇯🇵日本以外でもサービス業従事者からの苦情が出ている。▶︎2020年、🇺🇸米国でも客にマスクの着用を要求した店員や乗務員が暴行を受ける事件が起きた。▶︎最近は、ワクチン接種証明書の提示要求を巡り、衝突が起きている

◆ウィズコロナ効果を期待する日本の外食業界……

このように🇯🇵日本は、新型コロナで荒廃した経済や心理を回復するために「ウィズコロナ」を選んだ。▶︎外食やサービス業界では「ウィズコロナ」による需要回復を期待し、人材を確保しようとする動きが捉えられている。▶︎🇯🇵日本の居酒屋チェーン会社であるワタミは、雇用を維持して順次営業を再開し、今年度中に100人の人員を採用すると発表した。▶︎また、ほかの居酒屋チェーンの塚田農場も同様に、職員らに焼き鳥や寿司など日本食職人らの研修を受けさせ、職員教育を行っている。▶︎業界では6か月後に「ウィズコロナ」の効果が現れるだろうと期待をかけている。▶︎ロイヤルホールディングスの黒須康宏社長は「来年4月ごろに消費が転換点を迎えるだろう」とし、「一気に消費活動が活発にならないとしても、少しずつよくなるだろう」と見通した[*daily wowkorea 2021.10.03付記事抜粋]

======================

『新型コロナの重症化防ぐ抗体カクテル療法京都府保健所長に解説聞く』


新型コロナウイルスの初期の患者に投与することで、重症化を防ぐ効果があるとして、注目される抗体カクテル療法。▶︎京都府中丹西保健所の笹島浩泰所長(61)によると、京都府北部でも多数の投与例があるという。▶︎新型コロナに対抗する一つの手段として期待されているこの治療法について、概要や注意すべき点、今後の動向などを聞いた。▶︎抗体カクテルは、発症から7日以内、特に肺炎を起こしていない初期の患者に投与することで、ウイルスの増殖を阻止し、重症化を防ぐ効果があるとされる。▶︎抗体がウイルス表面のスパイクたんぱく質に結合し、人の細胞に侵入するのを防ぐといい、2種類の抗体を混ぜ合わせて使用するため、この名称で呼ばれている。▶︎719日に厚生労働省は新型コロナの治療薬として特例承認した。▶︎924日現在で府内では727人に投与。市内でも多くの患者に投与され、期待通りの成果が得られているという。▶︎費用は国の負担となり、治療は自己負担なしで受けられる。▶︎ただし、抗体カクテルは高額で、数に限りがあるため、感染者全員に使えるわけではない。▶︎保健所などが判断し、喫煙歴が長かったり、基礎疾患があったりして、悪化が心配される患者に投与されている。▶︎このため、「投与するかどうか正確に判断できるよう、保健所による健康状態などの聞き取り時には、喫煙歴などを正しく申告してほしい。▶︎実際に喫煙歴を申告せず、投与しなかった患者の状態が一時的に悪化したケースがありました」と漏らす。▶︎また発症から早期に打たないと効果が低いことから、「体調がおかしいと思ったら、すぐ府の相談センターや保健所に電話を」と呼びかける。▶︎今後の動向については、最近始まった外来投与が市内でも開始される可能性が高いといい、往診投与の体制整備も進む。▶︎また別の種類の抗体カクテルが国に承認され、10月以降に府内で使用が開始される見込みとなっている。

◆感染者大幅減少も対策はしっかりと……

感染者数が大幅に減少し、緊急事態宣言は解除になった。新型コロナ流行前の日常を取り戻す、明るい兆しが見えつつある一方、「感染者が一気に減った原因はわかっておらず、逆に言えば、また急激に増える可能性もあります」と警鐘を鳴らす[2021.10.04

『「毒性が強いコロナ変異株は発生しない」英ワクチン開発者の発表の根拠とは』

5波が急速に落ち着いても、不安は尽きない。▶︎原因は「変異」だ。▶︎いつ、どこで、どんな強毒化を起こすかわからない以上、ずっと人類は新型コロナウイルスに悩まされ続けるのか──。▶︎だが、実は「もう強毒化はしない」と、あるウイルス研究の権威が発表し、注目を集めている。▶︎いまから130年以上前の18895月、帝政ロシア支配下のオアシス都市・ブハラで謎の疫病が発生した。▶︎感染すると瞬く間に症状が悪化し次から次に亡くなっていく。▶︎感染はヨーロッパ、アメリカへと一気に拡大。▶︎まだ飛行機のない時代にもかかわらず、「ロシアかぜ」と名付けられたその感染症は、たった4か月で地球を一周したとされる。▶︎🇯🇵日本では翌1890(明治23)年に流行し、「お染かぜ」と呼ばれた。▶︎当時、東京で人気だった『お染久松』という芝居から取られた俗称で、病気の侵入を防ぐために《久松留守》《お染御免》と書いた札を家の入り口に貼るのが流行したという。▶︎子供は重症化しなかった一方、高齢者の致死率が異常に高かったとされ、新型コロナウイルスとの共通点も多かったようだ。▶︎昭和大学客員教授(感染症)の二木芳人氏が言う。▶︎19世紀末のロシアかぜは、最新の研究で、現在のかぜのウイルスの1つである『ヒトコロナウイルスOC43』によるものであった可能性が高いとわかりました。▶︎現在でいうところの新型コロナウイルスであり、世界中で100万人近くが亡くなりました」。▶︎医療経済ジャーナリストの室井一辰さんが続ける。▶︎「ロシアかぜは変異を繰り返しながら蔓延していったとされています。▶︎実際、ロシアかぜと新型コロナは症状や感染の広がり方が似ていると指摘する研究者は多い」。▶︎だが、人類を恐怖のどん底にたたき落としたロシアかぜも、その猛威は突然消え去った。▶︎発生からおよそ6年後のことだ。▶︎なぜこつ然と消滅したのか──。▶︎いま世界中で、新型コロナの最大の脅威と考えられているのが「変異」であることは言うまでもない。▶︎昨年秋には、従来株よりも感染力の強い🇬🇧アルファ株へと変異し、それ以外にも🇿🇦ベータ株、🇧🇷ガンマ株へと変異を続けていた。▶︎最近では、若年層をも重症化させる🇮🇳デルタ株が世界で猛威を振るっている。さらに、「感染収束の切り札」と期待されてきたワクチンが効きづらい特徴を持つ🇨🇴ミュー株、強い感染力とワクチン抵抗力を併せ持つ🇵🇪ラムダ株といった新たな変異株も次々に確認されている。▶︎結局、ワクチンを打っても、またウイルスが変異したら意味がない。日本で🇮🇳デルタ株の第5波が落ち着いても、さらに強毒の変異株が出現して第6波が来る──いつまでもそうしておびえ続けなければならないのだろうか。▶︎そんな不安が広がるなか、あるトップ研究者の発表が注目を集めている。▶︎922日、🇬🇧英国王立医学会のオンライン講演会の壇上に、白いジャケットを着た女性の姿があった。▶︎栗色の髪を後ろで束ね、黒縁の眼鏡をかけた彼女の名は、デイム・サラ・ギルバート。▶︎オックスフォード大学教授で、同大学とアストラゼネカ社によるコロナワクチンの開発にも携わったウイルス研究の権威である。▶︎そこで彼女はこう力説した。「ウイルスは免疫が高まった集団に広がると、時間とともに毒性が弱まる傾向にある」。▶︎「今後、より毒性が強い新型コロナの変異株が発生することは考えにくい」。▶︎そしてギルバート教授は次のような見通しも示した。「新型コロナの症状は、今後は軽くなっていき、最終的には季節性のかぜを引き起こすウイルスの1つになる」。▶︎新型コロナの脅威はもう終わる──彼女がそう言い切る根拠はどこにあるのか。

23年でただのかぜになる……

そもそも新型コロナウイルスは、なぜこれほどの変異を続けてきたのか。▶︎そのメカニズムを国際医療福祉大学病院内科学予防医学センター教授の一石英一郎氏が説明する。▶︎「インフルエンザウイルスと同様、新型コロナもヒトの細胞で増殖する際に、遺伝子が時折、コピーミスを起こします。▶︎そしてコピーミスのなかでも、空中でより長く感染力を保てるもの、感染者がより多くのウイルスを呼吸やせきを通じて放出するように体内のウイルス量を増やせるもの、別の人に伝播する際に変化を起こしやすいものなど、ウイルスが生き残るのに有利なものが勝ち残り、広がっていく傾向がある。▶︎感染者がどんどん増え、ウイルスがヒトの細胞内で増殖を繰り返しやすい状況下では、そうしたコピーミスが発生しやすくなり、より強力なウイルスが変異株として出てきやすい。▶︎そうして弱いウイルスは淘汰され、より強い変異株が生き残っていくのです」。▶︎ワクチンは変異株に対する感染予防や重症化リスクを低減する効果だけでなく、ウイルスの変異を防ぐうえでも一定の効力を発揮するという。▶︎「ワクチンが普及して人体側に免疫ができ、重症化が抑えられれば、ウイルスが体内で増殖しにくくなり、それだけ変異も起こりにくくなる。▶︎ワクチンが新型コロナウイルスを窮地に追い込んで、強力な株が発生しにくい状況にしてくれる可能性はあります」(一石氏)。▶︎さらにウイルスが持つ原則的な特徴として、「際限なく強力なものに変異を続ける」ことは考えにくいという。▶︎「新型コロナもその他のウイルスも、毒性が強くなりすぎて宿主であるヒトが死んでしまうと新たな感染先が見つからず、かえって感染が広がらなくなります。▶︎つまり、ウイルス自身が生き残れなくなるんです。また、毒性が強くなるとワクチンもすぐに作られてしまうので、ウイルスの生き残り戦略として不利なのです。▶︎ウイルスがいちばん広がりやすいのは、人類があまり気にしなくなるレベルなので、新型コロナも最終的には普通のかぜのウイルスのように、ヒトと共生していくようになるのではないでしょうか」(二木氏)。室井氏が続ける。▶︎2003年に流行したSARSは致死率が年齢によっては50%にも及び恐れられましたが、こつ然と消えました。やはり致死率が高くなるほどウイルスの感染は広がらなくなるので、流行は限定的なものになるのです」。▶︎では、新型コロナが「普通のかぜ」並みに落ち着くのはいつ頃なのか。▶︎「ロシアかぜも当初は人をばたばた殺すウイルスでしたが、人類が免疫をつけ、自らも変異を繰り返して6年ほどでただのかぜのウイルスになりました。▶︎新型コロナも同じような経緯を辿るのかもしれませんね」(二木氏)。▶︎しかも、ロシアかぜが猛威を振るった19世紀末とは違い、いまの人類には医学の進歩という強力な武器がある。▶︎「変異株にも対応したワクチン開発や抗体カクテル療法を含めた治療薬の開発、経口予防薬の開発なども含めて、23年で収束に向かうとみる研究者は多く、私もそれが的確な判断だと思います。▶︎ただし、ウイルスと人体には相性もある。▶︎今後のウイルス側の変異の動向と人体側の弱点いかんでは、感染が収束に向かうという予想が困難になる状況も考えられます。▶︎もちろん、ギルバート教授のおっしゃる通りになっていくことが人類の希望であり、現時点であり得そうでもあり、最も望ましい状況です」(一石氏)。▶︎新型コロナなんて、ただのかぜ──そう言える日が早く来ればいいのだが[*女性セブン20211014日号記事抜粋]

======================

【コロナ禍の政局ニュース】

『二階氏「排除」で焦り?小池新党が衆院選に向けて始動』


ついに「女帝」が衆院選挙に向けて動き出したのか。▶︎東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の荒木千陽代表は103日、都内で会見し、国政新党「ファーストの会」を設立すると発表した。▶︎11月にも行われる衆院選に向けて、東京で候補者の擁立を目指すが、小池氏は立候補しないという。▶︎新党の代表に就任する荒木氏は「私たちから出馬の要請もしていない。▶︎小池知事には相談するなどさまざま連携をさせていただきたい」と語った。▶︎党名は小池氏と決めたという。▶︎20217月の都議選で都民ファーストは終盤で小池氏が応援に入り、31議席を獲得。▶︎「大敗」の下馬評をひっくり返した実績がある。▶︎だが、11月に行われる衆院選まで1か月程度しかない。▶︎小池氏が前面に立たなくて勝負になるのか。▶︎それとも小池氏はタイミングを見極めてサプライズを狙っているのだろうか?▶︎この日の会見も、都内のホテルで開催。▶︎2017年の衆院選に打って出た「希望の党」の再来か、と大勢のマスコミが詰めかけたが、小池氏の姿も候補者もおらず肩透かし感は否めない。▶︎小池氏が親しい自民党幹部がこう語る。▶︎「小池氏はコロナ対策に追われながらも、自民党総裁選の行方を注視していた。▶︎岸田文雄新総裁となり、幹事長だった二階俊博氏が排除され、自民党との太いパイプを失い、焦ったようだ。▶︎国政にコミットするには、自前の議員が一人でも必要だと国政進出を決断したようだ。▶︎所属の都議に打診したところ、賛同が得られたので踏み切った。▶︎候補者は基本的に東京都内に限る見込みだ。▶︎大阪維新の会が国政に進出、日本維新の会になったことを参考にしているそうです」。▶︎一部では、国民民主党との連携なども報じられている。▶︎荒木氏はファーストの会と他党などとも連携について「同じ志ある方、政党、さまざまなところと協議している」と前向きな姿勢を見せた。▶︎しかし、具体的な名前はあげなかった。▶︎一方、小池新党の「別動隊」と言われるのは、前埼玉県知事、上田清司参院議員が設立を目指す新党だ。▶︎国会内で無所属の現職議員を集めて会合を開くなど、精力的に動いている。▶︎すでに上田新党は候補者の面接を開始。▶︎東京をはじめ関東や東海、九州で候補者を擁立するという。▶︎上田新党で愛知6区から出馬を目指すのは、前田雄吉元衆院議員だ。▶︎衆院3回当選の実績がある前田氏に加えて、小泉俊明元衆院議員(衆院当選3回)の2人が上田新党で選挙対策、総務の役割を担っているという。▶︎前田氏はAERAdotの取材に対し、こう語った。▶︎「上田さんと小池さん、どちらも日本新党、新進党で一緒に戦った仲。▶︎その後は埼玉県知事、東京都知事と首長としても実績を残している。▶︎その2人が一緒になれば自民党でも立憲民主党でもない第3極の大きな波になるはずだ。▶︎私も上田氏と一緒に候補者面接のサポートをしています。全国で30人の候補者を目指します。小池総理総裁が最終目標です」。▶︎上田氏も二階氏と新進党時代に懇意だったという。▶︎小泉俊明氏も取材に対し、こう語った。▶︎「上田新党の党名はまだですね。▶︎ネットなどで公募することも考えている。▶︎路線は、優しい保守、寛容な保守。▶︎今の自民党は強い人が勝つ保守じゃないですか。▶︎3極はそこと一線を画す。▶︎会社経営者や、もうとある省の官僚を辞して上田新党から出馬準備している候補者もいます」。▶︎候補者として2人の大物の名前も浮上している。▶︎鳩山由紀夫元首相と名古屋市の河村たかし市長だ。▶︎東京2区から鳩山氏もしくは鳩山氏の親族が出馬するのではないかともいわれる。▶︎旧民主党時代、小泉氏は鳩山氏の側近の一人だった。▶︎「鳩山先生の出馬が話題になっているのは承知している。▶︎鳩山先生が政治家として『不完全燃焼だった』と話しておられ、まだまだ舞台があればやってみたいという意向がある。▶︎総理経験者ですから、鳩山先生や親族については、上田氏とのトップ会談になるでしょう」(前出の小泉氏)。▶︎一方、河村氏は9月末に上田氏や前田氏と名古屋市内で会談。▶︎新党結成について話し合ったという。▶︎河村氏を直撃した。▶︎「わざわざ名古屋まできてもらい、70歳をすぎているワシに誘いをいただけるというのはありがたやだわな。▶︎上田氏は衆院議員時代からの盟友だから、協力したいとは思う」。▶︎しかし、河村氏はこの4月に名古屋市長選挙で再選したばかり。▶︎「そりゃあ、出ますという事態には、なりませんよ。▶︎それに政党要件、国会議員5人をクリアするというものなかなか厳しいでしょう」。▶︎出馬なら衆院議員時代の愛知1区かと聞くと、「そらそうだわな」とも語った。▶︎上田新党も候補者を面接し、東京都内の小選挙区で半分くらいを擁立したいとの意向を示している。▶︎だが、ファーストの会と上田新党が合流して衆院選を戦うか、否かはまだ、不透明だという。▶︎「小池新党、上田新党が一緒になるのか選挙協力なのか、東京の候補者調整はどうするのか。▶︎それもトップ会談でやってもらうしかない。▶︎こちらは裏方で選挙戦に向けて、着々と準備するだけ。▶︎よく鳩山先生のお金を目当てとの話もありますが、すでに資金調達はできている。▶︎立候補者には、公認料、11000万円程度を用意できるように、確保ができています」(前出の小泉氏)。▶︎岸田政権の発足後、衆院選挙に向けた動きが慌ただしくなりそうだ[*AERAdot.2021.10.04付記事抜粋/文:編集部・今西憲之氏]

▶️都民(国民)を蔑ろにした新たな権力闘争の火種がくすぶり始めている。そう、女帝・小池百合子氏率いる国政新党「ファーストの会」を設立発表だ。いったい女帝は東京都(日本)をどんな国にしたいのだろうか?この数年間に渡る小池都政を振り返る限りは、その答えを見出すことは出来ない。今回の国政進出が、自己の権利欲誇示(女性初総理誕生)のための謀略ならば、今すぐ新党結成を諦めた方がよいだろう。都民(国民)は、その様な権力闘争でこれ以上日本が衰退する姿を見たくないのだから〆

▶️衆院選に向け有権者にとって多くの選択肢が出てくることは望ましいことだ。与野党限らず、コロナ禍における国政のていたらくぶりに国民はいい加減辟易している。今回の最大の対立軸のひとつは、コロナ対策と利権政治からの脱却だろう。自民党総裁選による自浄作用に微かな期待を寄せていたが、利権まみれの傀儡長老陣の暗躍によってその希望も見事に裏切られてしまった。ならば、衆院選で直接国民が審判を下すしかない。衆院選の対立軸は、自公与党、野党共闘連合、その他政党(新党含む)の三つ巴戦が予想される。中でも女帝・小池新党が小さな台風の目になる可能性は十分考えられる。これは勝手なBプランだが、総裁選で敗れた小石河連合が自民党を離党、小池新党と合流、小沢一郎氏(立憲民主)を選挙参謀に迎え入れた連合軍を立ち上げれば、自民党にとっても相当脅威の存在のひとつになり、面白い衆院選になるかも知れない。〆

======================

[*掲載日時:202110月4日(月)]


それ、知らんかっとってんちんとんしゃん。