【コロナノコトバ】PART.1798


東京都:『新型コロナ、新たに253人感染…2日連続400人下回る』

新型コロナウイルスについて東京都は921日、新たに253人の感染を発表した。▶︎621日以来、3か月ぶりに300人を下回った。▶︎年代別では20代が87人、30代が53人、40代が33人、50代が15人で、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は20人。▶︎また、新たに3人の死亡も発表され、この中には50代の男性1人も含まれている。▶︎現在入院している感染者のうち都の基準で「重症者」とされる人はきのうの169人から17人減って152人[2021.09.21

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🇸🇬シンガポール:『「ワクチン先進国」で、いま本当に起きている「すごすぎる現実」』

◆「ワクチン大国」シンガポールで起きていること……

私が暮らす🇸🇬シンガポールでは、これまで世界的に見ても最も厳しくコロナについての行動制限を行ってきましたが、全国民の8割以上がmRNAワクチンの2回接種が完了したために、海外渡航も含めて行動規制を緩和し始めています。▶︎「アフターコロナ」に向けて着実に歩みだしている🇸🇬シンガポールの最新の状況について、現地から紹介します。▶︎🇸🇬シンガポールでのワクチン接種は、昨年末にファイザー・バイオンテックのワクチンを承認して、世界の国々の中でもかなり早い2021年頭から始まりました。▶︎その後、2月にモデルナのワクチンも承認され、今に至るまでこの2つのmRNAワクチンのみが承認されて接種が進められています。▶︎🇸🇬シンガポールの人口は約600万人の内約4割が外国人という構成となっていることから、国籍に関係なく居住者は年齢順に接種が行われました。▶︎私たち家族は就労ビザを取得して🇸🇬シンガポールに滞在していますが、65歳以上の高齢者から5歳刻みで段階的に接種対象が拡大され、夫婦ともに1回目を5月の下旬に2回目を7月の頭に接種できました。▶︎8月からは接種対象となっている12歳以上であれば誰でも予約なしで、国中に40ヵ所ほどある接種会場にてウォークスルーで接種できるようなっており、さらに8月半ばから復活した店内飲食についてもワクチン接種者のみとすることで接種へのインセンティブを高め、8月末に世界の主要国で初めて全国民の8割がmRNAワクチンの接種が完了することに成功しました。

◆「アプリ」で一目瞭然……

🇸🇬シンガポールでは、移動が難しい高齢者もカバーするために、リクエストをすれば自宅を医療従事者が訪れて接種するなど、他国が行っていない手段も駆使してこの接種率まで持ってきました。▶︎🇸🇬シンガポールではどの店舗や施設に入るときも、政府が準備した行動管理アプリでQRコードをスキャンするか、スマホを持っていない高齢者や子供はトークンでチェックインするようになっています。▶︎この行動管理アプリがワクチンの接種歴のデータをID番号で紐づけることで、mRNAワクチンを2度接種して2週間が経過した人は画像にあるようにアプリ上に”Vaccinated (接種済み)”と表示されます。


店内飲食をするときは、必ずこの行動管理アプリで接種が完了しているかをチェックするようになっています。▶︎接種対象外の子供も含めて1グループ5人まで自由に店内飲食できるようになって、我が家ではインドネシア人の30代のメイドさんも接種が完了したので、2人の子供も一緒に家族5人で外食をしています。▶︎🇯🇵日本のように接種証明をわざわざ申請する必要もないですし、店舗でのチェックもスムーズでICTの利用に手慣れた🇸🇬シンガポール政府ならではの、洗練されたワクチンパスポートの国内適用事例だと思います。▶︎店内飲食をするときは、必ずこの行動管理アプリで接種が完了しているかをチェックするようになっています。▶︎9月からはリスクが高い60歳以上で、ワクチンの接種完了から半年以上経過した人たちから、3度目のブースターショットを打つことも新たな方針として打ち出して、🇸🇬シンガポール政府は上記のようなアフターコロナを見据えた行動制限の解除をスローダウンさせることはあっても、後戻りすることはないと強調しています[*現代ビジネス2021.09.21付記事抜粋/文:岡村聡氏・S&S investments代表取締役]

『「ワクチン大国」のシンガポール、出遅れた日本の「コロナ対応」とここまで違っていた!』

◆「ワクチン大国」シンガポールで進む取り組み……

🇸🇬シンガポールでは、国内だけでなく、海外渡航についても接種証明を使う動きもまた始まっています。▶︎🇸🇬シンガポールは新型コロナの感染状況に基づいて世界中の国々を4つのカテゴリに分けており、感染リスクが最も低いカテゴリ1であれば、ワクチン接種の有無にかかわらず入国時のPCRテストが陰性であれば隔離なく渡航できるのです。▶︎カテゴリ1の国は江蘇州を除く🇨🇳中国と🇳🇿NZ(ニュージーランド)だけでしたが、8月後半から🇹🇼台湾や🇭🇰香港、🇲🇴マカオが追加されています。▶︎🇯🇵日本は下から2番目のカテゴリ3とされていますが、ワクチン接種者であれば2週間の隔離を自宅で行うことが8月後半から可能になりました。▶︎これまで非常に厳格に行動が管理される隔離専用施設しか許されなかったため、少しハードルが下がりました。

◆凄い「ワクチン・トラベル・レーン」……

個人的に最も大きいと感じていることがワクチン・トラベル・レーン(VTL)の採用で、VTLの対象国からのワクチン接種を完了している渡航者はPCRテストを渡航後に日を置いて3回受けて、陰性であれば隔離無しで渡航できるようになりました。▶︎そして、このVTLの対象として9月頭から🇩🇪ドイツと🇧🇳ブルネイが指定されました。▶︎🇩🇪ドイツについては、ワクチン接種も進み🇮🇳デルタ株による死者は減っているものの、新規感染者については足元でも11万人ほど出ていて人口比で見ても🇯🇵日本とそれほど変わりません。▶︎東南アジアのハブとして機能してきた🇸🇬シンガポールは、海外渡航が本格的に復活しない限り経済やビジネスもフルスロットルとなりませんが、かなり限定的ながらも海外渡航復活の第1ステップが始まったことを歓迎しています。▶︎個人的にはこの狭い島に1年半近く閉じ込められていい加減飽きてきたので、上の子の🇬🇧英国にあるボーディングへの転校にともなって、9月頭から家族で🇬🇧英国に渡航しようと考えています。▶︎年末に一旦🇸🇬シンガポールに戻る予定ですが、そのタイミングでは🇬🇧英国も🇩🇪ドイツと同じく接種者は隔離免除となっていることを願っています。

◆出遅れる日本……

🇯🇵日本でも、経団連がワクチンパスポートの活用について政府に提言をしていますが、先進主要国の多くでは2021年後半にかけてこうして渡航元のリスクやワクチン接種の有無に応じて、段階的に規制緩和をすることで海外渡航が急復活してきています。▶︎🇯🇵日本でもこれ以上経済面で出遅れることがないように、早めに導入をしてもらいたいところです。▶︎このように世界でも最も高いレベルのワクチン接種率を実現し、国内経済や海外渡航について着実にアフターコロナへとシフトしてきている🇸🇬シンガポールに対して、それ以外の東南アジアの国々の感染状況は大変厳しいものとなっています。▶︎🇮🇳デルタ株の蔓延する前から感染が広がっていた🇵🇭フィリピンや🇮🇩インドネシアでは、🇮🇳デルタ株によって7月以降に感染がさらに深刻なものとなり、特に🇮🇩インドネシアでは政府が確認されているだけでも1日に2,000人以上の死者を出して、駐在している日本人も連日死亡するなど非常に厳しい状況に追い込まれました。▶︎政府や企業が特別便をチャーターして🇮🇩インドネシアから🇯🇵日本へと在留邦人を緊急避難させるなど、今年の前半までは誰も想像していなかった非常事態に追い込まれました。

◆日本経済への「甚大な悪影響」……

また、2021年の6月まではほとんど死者を出していなかった🇹🇼タイや🇻🇳ベトナムなどでも🇮🇳デルタ株によりコロナは急拡大しており、8月末にかけて1日の新規感染者数は数万人にのぼり、死者も連日数百人出すという厳しい状況に追い込まれています。▶︎🇸🇬シンガポールの隣国である🇲🇾マレーシアも同じく足元で感染状況は悪化の一途となっています。▶︎これらの国々は製造業を中心として🇯🇵日本企業のサプライチェーンの重要な工程を担っていることから、東南アジアに起因する部品不足で国内も含めた工場の操業停止に追い込まれ、トヨタを筆頭として自動車産業の今年下半期の製造ペースが鈍化するなど、国内経済にも甚大な悪影響を与えそうです。▶︎🇸🇬シンガポール以外の東南アジアで共通しているのがワクチン接種の出遅れです。▶︎接種率は低くとどまっている上に、接種しているのも欧米のそれと比較して特に🇮🇳デルタ株には著しく効果が低いとされる🇨🇳中国製のワクチンが中心で、各国とも🇮🇳デルタ株の蔓延にまったく歯止めがかからない状況です。

◆広がる「経済格差」……

🇸🇬シンガポールや欧州などがワクチンパスポートを用いるなどして着実に経済再開を進める一方、東南アジアの主要国を含む新興国のほとんどでは有効性の高いワクチン接種がまったくといって進まず、経済の再開どころかコロナ対応に政府が忙殺されてロックダウンが継続するという状況が年内はもちろん、来年以降も続きそうです。▶︎アフターコロナの世界において唯一持続的に成長するポテンシャルがあるソフトウェア・バイオ業種のトップ企業を独占し、連日主要株式指数が最高値を更新している🇺🇸米国を含めた先進国と、新興国との経済格差はコロナによりさらに広がっていくことは避けられそうにありません[*現代ビジネス2021.09.21付記事抜粋/文:岡村聡氏・S&S investments代表取締役]

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[掲載日時:2021921日(火)19:10]


それ、知らんかっとってんちんとんしゃん。