【コロナノコトバ】PART.1716
■『続々検出される変異株…抗体カクテル療法の効果への影響も』
デルタ株がいまなお全国的に猛威をふるうなか、次々と検出される新たな変異株。▶︎感染力を増したウイルスがはびこる“第6波”の到来に、医師は警鐘を鳴らすーー。
[図解:これまでに確認された主な変異株]
「8月30日、WHOは、2021年1月に🇨🇴コロンビアで発見された新型コロナウイルスの変異株『🇨🇴ミュー株』を、VOC(懸念される変異株)の一段階下のVOI(注目すべき変異株)に分類したことを発表ししました。▶︎🇨🇴ミュー株は🇯🇵日本でも空港ですでに2例確認されていることが厚生労働省から明らかにされており、検疫をすり抜け、国内に入っている可能性は否定できません」。▶︎医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広氏はそう警鐘を鳴らす。▶︎🇨🇴ミュー株にはワクチン耐性があるとみられている。▶︎現在🇯🇵日本で猛威をふるっている🇮🇳デルタ株や、人口あたりの死者数が世界最多となった南米・🇵🇪ペルーで流行した🇵🇪ラムダ株に続く脅威となるのか、さらなる変異株の出現とともに注視する必要があるという。▶︎また、🇿🇦南アフリカでも新たな変異株が確認されている。▶︎この変異株は「🇮🇳デルタ株よりも免疫回避能力が高い(ワクチンが効きにくい)可能性」や「変異の急速さ」がWHOに報告されている。▶︎変異株の検出は海外ばかりではない。▶︎🇯🇵日本国内においても、8月30日に東京医科歯科大学が“新たなデルタ株”を初めて確認したと発表した。▶︎「🇮🇳デルタ株には、L452Rという変異があり、ワクチンが効きにくい特性があります。▶︎今回、医科歯科大が発見した“新たなデルタ株”には、通常の🇮🇳デルタ株に、🇬🇧アルファ株のN501Yという変異に酷似した、N501Sという変異が加えられていました。▶︎ただでさえ強力な🇮🇳デルタ株に、🇬🇧アルファ株の感染力がさらに加わることが懸念されているのです」(上氏)。▶︎この“新たなデルタ株”の検出は、世界で8例目、国内ではまだ1例目とのことだが、レアケースと捉えてはならないという。▶︎「この1例が今回の研究で偶然見つかったとは考えにくいです。▶︎変異株はある程度ウイルスの数が増えないと検出されないので、“国内初確認”の背景には、少なくとも数百人以上の感染者がいると考えられます」(上氏)。▶︎変異株というと、“海外で検出されたものが🇯🇵日本に入ってくる”というイメージが強いが、医科歯科大の研究チームは「新たなデルタ株は国内由来の可能性が極めて高い」と発表している
<これまでに確認された主な変異株>
【従来株】最初に確認された地域:🇨🇳中国/感染力の目安(従来株比):1
【アルファ株】WHOの区分:VOC/最初に確認された地域:🇬🇧イギリス/感染力の目安(従来株比):1.32
【ベータ株】WHOの区分:VOC/最初に確認された地域:🇿🇦南アフリカ/感染力の目安(従来株比):1.5
【ガンマ株】WHOの区分:VOC/最初に確認された地域:🇧🇷ブラジル/感染力の目安(従来株比):1.4~2.2
【デルタ株】WHOの区分:VOC/最初に確認された地域:🇮🇳インド/感染力の目安(従来株比):2
【ラムダ株】WHOの区分:VOI/最初に確認された地域:🇵🇪ペルー/感染力の目安(従来株比):デルタ株並みか
【新しいデルタ株】最初に確認された地域:🇯🇵日本国内由来か/感染力の目安(従来株比):デルタ株以上か
【ミュー株】WHOの区分:VOI/最初に確認された地域:🇨🇴コロンビア/感染力の目安(従来株比):強力か
【新たな変異株】最初に確認された地域:🇿🇦南アフリカ/感染力の目安(従来株比):強力か
このように変異株の検出が相次いでいるが、そもそも変異株とはどうやってできるものなのだろう。▶︎渡航医学が専門の関西福祉大学教授・勝田吉彰氏は、感染症の流行地であれば変異が起きるのは自然の摂理だと話す。▶︎「ウイルスが空気中で勝手に増えたりすることはありません。▶︎感染した人間の体内で、コロナウイルスがコピーされるのです。▶︎しかし、コロナウイルスは約3万個ものアミノ酸の配列によって構成されていますから、1個、2個のコピーミスは頻繁に起こります。▶︎このミスによって遺伝子が変化したものが変異株です。▶︎変異株は2週間に1つのペースで出現するといわれています」。▶︎それらは本来のウイルスとは異なるネジで作られた、いわば不良品。▶︎ほとんどは人に感染することもなく消滅してしまう。▶︎「しかしごくまれに、従来型よりも“高性能”になってしまうことがある。▶︎そのうち、感染拡大やワクチン効果減少などの影響に関して警戒・注視が必要とされるものが、WHOでVOCやVOIに分類されるような変異株です」(勝田氏)。▶︎複数の変異株に同時に感染してしまうことが原因となって、より強毒化したウイルスが出現することもあると話すのは、東北大学災害科学国際研究所の医師・児玉栄一氏だ。▶︎「たとえばX型とY型のウイルスに同時に感染したとき、XY型という、それぞれの型の特性を引き継いだ、病原性の強い変異株ができあがることがあります。▶︎一定の地域で、複数のウイルス株が一気に感染拡大するようなケースが起きた場合、可能性は低いですが起こりえることです」。▶︎前出の上氏は、こうした“ウイルスの進化”によって、ワクチンの効果が弱まったり、複数回にわたって感染してしまうリスクが高まることを懸念する。▶︎「従来型のコロナウイルスにはファイザー製のワクチンによる予防率が95%もあったところ、🇮🇳デルタ株に対しては約40%にとどまると発表している研究もあります。▶︎現状では重症化や死に至るケースを抑制するワクチン効果はありますが、新たな変異株や、既存の変異株のさらなる変異によって、その効果が発揮できなくなる可能性もあるのです」。
◆高度の耐性がある株が国内で広がる可能性も……
さらに変異株は、🇯🇵日本でも軽症・中等症の患者を対象に実施が進められている「抗体カクテル療法」の効果にも影を落としかねないという。▶︎「🇳🇱オランダと🇩🇰デンマークで、ミンクからヒトに感染したといわれるY453F変異の特徴は、抗体カクテル療法に高度の耐性があることです。▶︎この変異が入った株が、国内で広がる可能性も否定できません」(上氏)。▶︎こうした変異株の出現を抑制するには、何より感染者の数を減らすことが大前提だ。▶︎「感染者を増やさないために必要なのは、徹底した検査とワクチンの両輪での対処です。▶︎第5波がピークアウトしたという見方もありますが、コロナは季節性で流行するため、🇯🇵日本では11月くらいから感染者が増え始め、第6波が来ると予想されます。▶︎秋はいったん小康状態となりそうですが(1)ワクチンの接種率を上げる、(2)学校や企業で徹底したPCR検査を行い、陽性者の早期の隔離をする、(3)仮に緊急事態宣言が解除されたとしても、3密のうちの“1密”も避けるなど感染対策を徹底するーーといったことが求められます。▶︎感染が抑制できなければ、さらなる変異株が出現するリスクが高まってしまいます」(上氏)。▶︎変異株ラッシュから命を守るには、感染対策を徹底するという、私たち一人ひとりの心がけが欠かせないのだ[*女性自身 2021年9月21日号記事抜粋]
■『尾身氏、ワクチン3回目検討提案…宣言解除後の緩和に慎重求める』
新型コロナウイルス対策に関する基本的対処方針分科会の尾身茂会長は9月9日、通常の2回に加えた3回目のブースター接種について「いずれは考えていただきたい」と政府に提案したと記者団に明らかにした。▶︎東京などで新規感染者数が減少していることについては、ワクチンの効果や「一般市民の協力があったのは間違いない」と述べた。▶︎宣言解除後の制限緩和には慎重な検討を求めた[2021.09.09]
▶️差し障りのない言葉で1年半以上に渡り危機感を煽るばかりで、こんな人物をコロナ対策のトップにいつまで据えておくつもりなのかしらん?〆
■🇺🇸米国:『ブレークスルー感染での重症化…高齢者と基礎疾患ある人がリスク高い』
🇺🇸米国で新型コロナウイルスの感染による重症化や死亡のリスクがワクチン接種で大きく減る一方で、まれにブレークスルー感染(接種後の感染)をした人のうち、高齢者や複数の基礎疾患を持つ人々の重症化リスクが高いことがわかった。▶︎🇺🇸米疾病対策センター(CDC)のデータから判明した。▶︎8月30日時点で、ワクチン接種を完了した人で新型コロナによる入院または死亡の報告があったのは1万2908例。▶︎これまで1億7300万人が接種を完了し、入院や死亡の確率は1万3000分の1未満となっている。▶︎CDCのデータによると、ブレークスルー感染で入院した人のうち約70%は65歳以上で、死亡した人の約87%が65歳以上だった。▶︎このデータは各州からの任意の報告に基づいており、包括的ではない可能性がある。▶︎ただ、他の複数の研究でも同様の傾向が示されている。▶︎CDCが先週発表した研究結果によると、ワクチンを接種していない🇺🇸米国内の成人は、接種完了者に比べて入院の確率が17倍高い。▶︎ブレークスルー感染で入院した患者ではより高齢の傾向が強く、少なくとも3つの基礎疾患がある可能性が高い。▶︎入院したブレークスルー感染者を見ると、年齢の中間値は73歳で、糖尿病や心臓病、自己免疫疾患などの基礎疾患を3つ以上持つ人が約71%いた。▶︎一方、ワクチン未接種者で新型コロナで入院した人の年齢は中間値で59歳、3つ以上の基礎疾患を持つ人は約56%だった。▶︎変異株の「🇮🇳デルタ株」が症例の半数以上を占めるようになった6月後半以降では、ワクチン未接種者の入院確率は接種完了者の約10倍となっている。▶︎研究の全期間および🇮🇳デルタ株まん延以降に絞った期間のいずれでも、すべての年齢層で非接種者の方が入院リスクが高い。▶︎一方、リスクのギャップが特に大きくなっているのは50歳未満との結果も出ている。▶︎CDCは2021年1月24日~7月24日の期間の成人の入院患者4700人を対象に分析を実施。▶︎🇺🇸米人口の約10%をカバーする14州99郡の新型コロナ関連の入院を追跡する「COVID-NET」を利用した。▶︎この研究はまだ査読を受けておらず、出版もされていない。▶︎エール大学医学部のヒュン・チュ准教授のチームが発表した別の論文でも、ブレークスルー感染の重症例の大半は基礎疾患がある高齢者が占めるとの結果が出ている。▶︎同チームが2021年3月末~7月初めに、さまざまな原因で入院し新型コロナの陽性反応が出た1000人近い患者を調査したところ、ワクチンを1回以上接種した人はそのうち約18%、接種を完了した人は約6%だった。▶︎研究は🇮🇳デルタ株まん延以前の期間に行われたが、重症患者の年齢の中間値は80歳で、大半が太りすぎと判明した。▶︎また循環器系の病気を持つ人が大半で、肺の病気や糖尿病を患う人もそれぞれ半数いた。患者の半分は無症状で、別の理由で入院していたという。▶︎チュン氏はワクチンは極めて有効なのは明らかだと述べつつ、「新たな変異株が出現しブレークスルー感染が増加するなか、屋内のマスク着用や対人距離の確保などの対策で警戒を続ける必要がある」との認識を示した[2021.09.09]
▶️2回目接種からおよそ6ヶ月後の今秋、抗体力低下の高齢者の第6波感染拡大が懸念される〆
■『「感染リスクある他人の行動」…コロナ禍のストレス源に』
「感染リスクのある他人の行動」が、長引くコロナ禍でストレス源の一つになっている――ビッグローブが8月末に行った調査で、こんな傾向が浮き彫りになった。▶︎全国の20代~60代の男女1000人を対象に、8月27~30日にインターネットで調査した。▶︎「長く続く新型コロナウイルス感染防止対応の中で、ストレスになっているもの」を複数回答で問うたところ、最多は「マスクをすること」(49.2%)、続いて「旅行に行けないこと」(48.6%)、「友人と思うように会えないこと」(38.8%)だった。▶︎その次に「感染リスクのある他者の行動」(37.2%)が入り、3割以上の回答者が他人の行動を気にしていた。▶︎性別で見ると、総じて女性の方がストレスを感じやすい傾向にあった。▶︎ワクチン接種意向のある男女867人に「ブースター接種(3回目以降)をしたいと思うか」を質問したところ、「接種したい」が44.2%と4割を占めた一方で、「様子を見て判断したい」が50.3%と、状況を注視している人も多かった[*ITmedia NEWS 2021.09.09付記事抜粋]
■『マスク継続、ワクチン証明や定期接種も…コロナ・ロードマップー今後の予測』
9月に入り、🇯🇵日本では新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあります。▶︎このまま第5波の流行は収まっていくように見えますが、人流が再び増加しており、まだ油断はできません。▶︎その一方で、ワクチン接種完了者は国民の50%近くに達し、予想以上の速度で増えています。▶︎こうした状況の中、政府の分科会から「ワクチン・検査パッケージ」による社会生活の再開案が提示されました。▶︎この案は、新型コロナの流行と共存していくための具体策になると思います。▶︎今回は、こうした最近の動きを紹介しながら、今後の新型コロナの流行を予測してみましょう。
◆第5波はピークアウトしたのか……
2021年7月から始まった🇮🇳デルタ株による第5波の流行は、8月中旬をピークとして、9月になり新規感染者数の減少傾向が顕著になっています。▶︎東京でも一時は毎日5000人前後の感染者が発生していたものの、9月初旬には3000人前後にまで減りました。▶︎それでも感染者数はまだ多く、医療の逼迫が各地で起きていますが、ようやく第5波がピークアウトしてきたと考えられています。▶︎第5波がピークアウトしてきた理由としては、緊急事態宣言の効果がようやく出てきたからなのでしょう。▶︎第4波の流行まででは、緊急事態宣言が発出されて間もなく感染者数が減少していましたが、第5波は感染力の強い🇮🇳デルタ株の流行だったことや、国民が宣言に慣れてしまったため、なかなか効果が出ませんでした。▶︎この結果、流行は長期に及び、重症者数も増え、首都圏や沖縄などでは医療崩壊の寸前にまで至ったのです。▶︎今後も人流を増やさないよう慎重に対処することで、第5波は10月初旬までに収まるものと考えます。
◆ワクチン接種率の向上……
第5波が収まってきた要因として、ワクチン接種率が高くなってきたためという意見もあります。▶︎🇯🇵日本では6月からの職域接種の開始とともに、ワクチン接種が急速に進み、9月5日の時点で接種完了者(2回終了者)は国民の47%になっています。▶︎2020年末から接種を始めていた🇺🇸米国の52%に追いつきそうな勢いです。▶︎このように🇯🇵日本では接種率が高くなってきた効果で、接種完了者の多い高齢者の感染が少なくなったことは確かです。▶︎しかし、この接種率ではワクチンにより感染者数全体が減ってきたとは言えないでしょう。▶︎🇮🇳デルタ株は感染力が強いため、ワクチン接種による集団免疫で流行を終息させるのが難しい状況にあります。▶︎そこで、ワクチン接種を拡大することで、感染者が発生しても重症化させないようにする対策、すなわち「新型コロナとの共存」を目指す必要があります。▶︎この共存状態が達成できるのは、接種完了者が国民の6割から7割になる必要があり、それは2021年の11月初旬と予想されています。
◆共存状態での生活……
それでは、接種完了率が共存段階に達したら、私たちの生活はどのように変化するのでしょうか。▶︎10月初旬に第5波が収まっても、それ以降、一定数の新型コロナの感染者は発生し続けるでしょう。▶︎時には重症者も出ますが、ワクチンを接種していればその確率はかなり低くなります。▶︎すなわち、ワクチン接種を受けている人にとっては、季節性インフルエンザのような感染症になると思います。▶︎この共存段階に達する時点で、新型コロナの感染症法上の位置付けも検討することになるでしょう。▶︎すなわち季節性インフルエンザ並みの5類にすることも考えられます。▶︎それとともに、新型コロナの感染者発生をできるだけ減らしていく対策も必要です。▶︎これが、9月3日に政府の分科会が発表した「ワクチン・検査パッケージ」になります。▶︎飲食店で食事をしたり、旅行したりするときに、ワクチン接種証明書を提示し、「私は感染していない」という証拠を示す方法です。▶︎ワクチンを接種していない人は、コロナ検査の陰性証明書で代用することができます。▶︎こうした対応を取ることにより、社会生活の制限を緩和しながら、感染対策を進めることができるのです。▶︎今後、このパッケージの詳細について議論されていくことになるでしょう。
◆緊急事態宣言の再発出はないか……
このように11月には新型コロナとの共存状態に入り、私たちは「ワクチン・検査パッケージ」を用いて新たな生活を始めるわけです。▶︎「マスク着用などの予防対策は引き続き必要なのか」という点については、「当分の間、続けなければならない」との答えになるでしょう。▶︎現在のワクチンでは、🇮🇳デルタ株による新型コロナの発症は予防できても、感染そのものは十分に予防できないからです。▶︎また、ワクチンの効果の持続は半年ほどとされています。▶︎共存する間はワクチンの定期的な追加接種(ブースターショット)も必要になります。▶︎なお、新型コロナの流行は冬の季節に増強することが今までの経験から分かっています。▶︎このため、12月以降、国内で流行が再び増強する可能性が高くなります。▶︎このときにワクチンの効果が弱くなっている人は、追加接種を受けることになるでしょう。▶︎もし、再燃した流行で医療が逼迫するような事態になれば、そのときは緊急事態宣言の再発出もあります。▶︎共存段階であっても、予防対策を継続するとともに、緊急事態宣言を発出する可能性もあるのです。
◆新たな変異株への備え……
私は、新型コロナとの共存段階を経て数年後には、この感染症がインフルエンザのような季節性の流行病になっていくと考えています。▶︎この段階になれば、流行が収束している期間は、マスク着用などの予防対策が必要なくなると思います。▶︎その一方、今回ご紹介した予測が大きく崩れる可能性もあります。▶︎それは、現在のワクチンに抵抗性の変異株が発生した場合です。▶︎🇮🇳デルタ株もワクチンの発症予防効果がやや低下していますが、もっと効果が低下する変異株の出現も想定されます。▶︎世界保健機関(WHO)では新しい変異株の発生を常時監視しており、最近では南米の🇨🇴コロンビアで発生した「🇨🇴ミュー株」に注目しています。▶︎今後、ワクチン抵抗性の変異株が世界的な流行を起こした場合は、新たなワクチンの開発が必要になるでしょう。▶︎ただし、あまり悲観的になることはありません。▶︎現在使用されているmRNAワクチンやベクターワクチンは、こうした新しい変異株へのワクチン開発も迅速に行えるはずです。▶︎新型コロナの流行は年末まで油断できない状況にありますが、少しずつ出口の光が見えてきたようです。(了)[*文:濱田篤郎氏・東京医科大学病院渡航者医療センター特任教授]
▶️こういった楽観論を語る専門家の話を聞くたびに、「ホンマかいな?」と言う疑念が湧いてくる。専門家なら完全に出口を出るまでは、出口の光が見えてきたなどと迂闊なことを言ってはならない〆
■『『ワクチンパスポート反対』 フォロワー62万人超え、尾身茂会長インスタにコメント相次ぐ 「差別や偏見に晒される」』
政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長が開設したインスタグラムのフォロワーが9日までに62万人を超え、注目度はうなぎ上りだ。▶︎尾身会長は8月30日に初投稿し、あいさつ。▶︎「皆さんの声を聞かせてください」と呼び掛けていた。▶︎9月8日の最新投稿では「初回の質問箱で7272件ものご質問やご意見をいただきました」と報告。▶︎質問のワードを並べた添付画像にも「ありがとうございます びっくりしました!!」とつづり、その反響の多さに驚いた様子だった。▶︎一方で、コメント欄に多かったのが「ワクチンパスポート反対」の声。▶︎「3ヶ月しか効果が無いんですよね?ワクチン打ったからと言ってOKにはならないんじゃないですか」とブレークスルー感染なども取り沙汰される中、意味はあるのかという疑問の声が届いた。▶︎また「事情があって打てない人や打たない人が差別や偏見に晒される」と基礎疾患があってワクチンを打てない人から懸念の声も上がっていた[2021.09.09]
▶️ここのところ、若者に迎合する発言が目立つ尾身会長。人気取りではコロナは防げない。医師としての基本に立ち返り、真摯にコロナ対策に向かい合って欲しい〆
■『正気か!医療放棄“追認”の危なすぎる新解除基準…在宅患者8000人超でも「合格」のつじつま合わせ』
9月12日が期限となっている緊急事態宣言が19都道府県で9月30日まで延長される。▶︎政府の新型コロナウイルス対策分科会は9月8日、緊急事態宣言の新たな解除基準案をまとめた。▶︎感染者数から病床使用率を重視へと転じるが、危険な方針転換だ。▶︎新規感染者数は人口10万人当たり1週間で25人(ステージ4)を下回ることが宣言解除の条件とされてきた。▶︎新基準では感染者数について、「2週間程度安定して減ること」と数値条件を設けず緩和し、「病床使用率・重症病床使用率50%未満」を重視する。▶︎尾身茂会長は「新規の感染者数を考慮することは当然だが、それ以上に医療の逼迫の状況を重視する」と説明した。▶︎西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。▶︎「新規感染者数を参考程度にするのは危険です。▶︎入り口である感染にブレーキをかけなければ病床は足りなくなる。▶︎また、病床使用率を重視するとしていますが、使用率を上げたくない病院が患者の受け入れを厳しくする可能性がある。▶︎病床が増えない中、無症状や軽症者を幅広く入院させると、使用率が跳ね上がり、病床が逼迫するからです」
◆都内在宅患者8400人以下なら「合格」……
田村厚労相も9月7日、「仮に感染が減っても、新規感染者がいるので、自宅療養の比較的軽い方が病床に入る。▶︎そうすると病床使用率は下がらない」と語っている。▶︎軽症者を受け入れれば病床は埋まる。▶︎使用率が上がらないよう、受け入れに慎重になる病院もあるだろう。▶︎新基準では「自宅療養者や入院療養調整中の合計が大都市圏で10万人当たり60人程度に向かって確実に減少している」との条件を新設した。▶︎東京ならナント8400人である。▶︎「自宅療養中の死者をこれ以上、出さないために、在宅患者を限りなくゼロに近づけるべきですが、8000人超が入院できなくても緊急宣言の『解除合格』とは驚きです。▶︎医療放棄を公言しているに等しい。▶︎解除基準の変更は医療のイロハのイである早期診断、早期治療に逆行している。▶︎分科会が解除しやすいようにつじつまを合わせているように見えます」(中原英臣氏)。▶︎入院できない事態は続きそうだ[*日刊ゲンダイDIGITAL 2021.09.09付記事抜粋]
▶️国の政策意図によってコロナ感染関連の判断基準が何度となく塗り替えられてきた。感染症専門家を肩書に持つなら、最後まで政治的思惑に左右されず、科学的エビデンスに則った基準を貫くのが本来のあるべき姿ではないだろうか?分科会メンバーには不信感しかない〆
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■🇰🇷韓国:『ファイザー社製ワクチン接種後「小腸腐り死亡」…20代男性に続き50代男性が「危篤」』
🇰🇷韓国で、ファイザーの新型コロナウイルスワクチンを接種し、小腸が腐るなどの症状で生死をさまよっていた24歳の小学校教師が1か月後に死亡したと伝えられた中、同じ症状で50代の男性が危篤状態にあることがわかった。▶︎去る9月7日、青瓦台(大統領府)国民請願掲示板には「ファイザーワクチンを接種後、小腸が腐るなどの症状が出ました。▶︎命の危機に瀕しています」というタイトルで請願が投稿された。▶︎自身を「患者(男性)の妻」と明かした請願人は「去る9月1日午前10時、プサン(釜山)ジング(鎮区)のある内科医院でファイザー社製ワクチン1次接種後、夫は翌日午後からひどい腹痛と嘔吐、血便で倒れた」と説明。▶︎請願人の夫は、腹膜透析と糖尿疾患があったが、接種しても大丈夫だという医師の言葉でワクチン接種をおこなったという。▶︎請願人は「嘔吐と血便の症状が続き、ファイザーの副反応ではないかと病院に訴えたが、徹底的に無視された」とし、「血液検査など、複数の検査を実施した結果、原因不明の腸炎だと診断されて入院した」と説明。▶︎また「症状が深刻で、再び血液検査と腹部CTを撮り、病院側から今月5日午前6時ごろ『心の準備をして来てほしい。▶︎検査の結果、小腸が腐ってきている』と連絡がきた」とし、「大学病院に移送され、救急手術を受けたところ小腸が1メートルほど腐っていた。▶︎さらに1メートル追加で切らなければならないほど深刻だったが、その中でも深刻な50センチのみ切断して複合することを提案された」と明かした。▶︎その上で、請願人は「政府を信じて新型コロナウイルスワクチンを接種したのに、このような副反応が起きた。▶︎しかし、保健所も病院も(副反応を)認めず、無視されている」と訴えた。▶︎これを前に、8月28日韓国順川の近所の病院でファイザー1次接種を受けた小学校の教師Aさん(24・男)が9月3日、光州のある大学病院の集中治療室で死亡したと伝えられた。▶︎遺族側によると、Aさんは、「1次性レイノー(指先側の血管細動)」と「木村病(耳の周りに炎症性疾患)」と呼ばれる基礎疾患を持っていたが、健康管理に熱心で、酒も飲まずタバコも吸わなかったという。▶︎9月に軍入隊予定で、日常生活に問題がないと医師もワクチン接種を勧めた。▶︎しかし、ファイザー接種7日後に消化不良、腹痛などを訴えたAさんは、病院側から「これはワクチンの副作用であり、血小板減少性血栓症(TTS)」と説明を受けた。▶︎その後Aさんは大学病院に運ばれたが、緊急治療室では「ファイザー接種とは関係ない基礎疾患による痛み」として薬を処方された。▶︎遺族側は「ワクチンの副作用である可能性を完全に遮断した」とし「誰もが新型コロナは初めてなのに、以前の事例をどこから探すのか」と疑問を呈した。▶︎結局、Aさんは8月12日、血栓が血管を防いで小腸が腐り、小腸の半分を除去する手術を受けた。▶︎手術を終えたAさんは、一般病棟に移され状態が好転したとみられたが、数日後に多量の血を吐いて気を失い、9月3日午後10時に死亡した[*daily wowkorea 2021.09.09付記事抜粋]
▶️記事真偽の程は今のところ定かではないが、類似ケースが2件となると、あながちデマではなさそうだ。他国でも類似ケースが発生していないか、追加調査報告が待たれる〆
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[掲載日時:2021年9月9日(木)16:10]
それ、知らんかっとってんちんとんしゃん。




