【コロナノコトバ】PART.1662
◼️『「これまでで最も変異しやすい変異株」…南アで確認、アジアなどに拡散』
🇿🇦南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認され、調査が進められている。▶︎現時点では🇿🇦南アフリカでも感染例のごく一部にとどまっているものの、研究者らはこの変異株の変異しやすさに懸念を示している。▶︎🇿🇦南アフリカ国立伝染病研究所(NICD)とクワズールー・ナタール研究イノベーション・シーケンシング・プラットフォーム(KRISP)が8月に発表した査読前の論文によると、「C.1.2」と呼ばれるこの変異株は、🇿🇦南アフリカで2020年5月半ばに起きた感染拡大の第1波で大半を占めた「C.1」から派生し、北東部のムプマランガ州とハウテン州で今年5月に検出された。▶︎以後、C.1.2は🇿🇦南アフリカの大半の州のほか、アフリカや欧州、アジア、オセアニアの一部の国にも広がっている。▶︎🇿🇦南アフリカの感染例に占める割合は6月に1%、7月に3%にとどまっているが、割合は高まってきている研究チームがこの変異株について懸念している点は、変異の急速さだ。▶︎C.1.2は武漢で見つかったウイルスから44~59回の変異を繰り返しており、これまでに世界保健機関(WHO)が「注目すべき変異株(VOI)」や「懸念すべき変異株(VOC)」に挙げているどの変異株よりも頻繁に変異している。▶︎今のところC.1.2はVOIにもVOCにも認定されていない。▶︎研究チームによると、C.1.2の変異には、ほかの変異株で感染力を高めたり、抗体が効きにくくなったりする性質に関係している変異も多く含まれているという。▶︎論文の執筆者のひとりである感染症の専門家、リチャード・レッセルズはロイター通信の取材に、C.1.2は🇮🇳デルタ株よりも免疫回避力が高い可能性があると指摘している。▶︎ただ、現時点ではまだ詳しく調べている段階だとも述べている。▶︎レッセルズはC.1.2について、ワクチンに対する反応なども不明なほか、今後、より変異しやすい変異株が出現することも予想されるとして、過度に心配する必要はないとも言及している。▶︎変異株のなかには新たな感染拡大をもたらしたものがあり、🇺🇸米国などでは感染力が強い🇮🇳デルタ株によって感染者数や入院者数、死者数が急増している。▶︎🇿🇦南アフリカでは、🇵🇪ペルーで最初に確認された🇵🇪ラムダ株が急速に広まりつつある。▶︎🇵🇪ラムダ株にはワクチンの中和抗体が効きにくくなる変異があり、懸念を招いている[*Forbes JAPAN 2021.09.01]
■『新型コロナ変異『ミュー株』WHOが注視の報道……24あるギリシャ数字の「半分まで来た」「あと2つでクサイ株に」』
新型コロナウイルスの変異株が次々と確認される中、世界保健機関(WHO)は8月31日、コロンビアで最初に確認された「ミュー株」を注目すべき変異株に分類し、注視していると報じられた。▶︎変異株を表すギリシャ文字24文字の12番目となる「ミュー株」がネット上でトレンド入り。▶︎「この命名方法になってから数がもう折り返し地点になってるのか」「(24番目の)オメガ株とか来たら人類滅亡しそう」などの声で盛り上がった。▶︎報道によると、WHOは懸念される変異株として🇬🇧アルファ株、🇿🇦ベータ株、🇧🇷ガンマ株、🇮🇳デルタ株の4種を分類。▶︎ミュー株を含む5種がその次の警戒レベルとなっている。▶︎南米諸国や欧州でも確認されたミュー株について、WHOはワクチン耐性を持つ恐れのある変異があるとし、さらなる研究が必要と強調しているという。▶︎ツイッター上では「🇵🇪ラムダの次のミュー株まで発見されてるという記事を見たんですけど、2つ後がね…『クサイ』なんですよ…『クサイ株』爆誕まであと2つ…」▶︎「次の次の新型株が出てきたら、日本語で読むとちょっと面白い感じになっちゃうので、とにかく1日も早く収束してくれるといいなぁ」などの声が相次いだ。▶︎このほかポケモンキャラクターの「ミュウ」と発展系の「ミューツー」を想像する、との声も数多く上がった[2021.09.01]
▶️変異株もここまでくると、どれがどれだか分からなくなる。新聞やテレビは、変異株関連報道の際、常時一覧表を出した方がよい〆
■『COVID-19小児-小児感染が増加傾向』
日本における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検査陽性者に20歳未満が占める割合は、2020年4月の3.9%から2021年7月には11.3%と漸増し、10歳代が占める割合は2020年4月時点では2.3%であったが、2021年7月には7.3%と増加している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内小児発生例に関するレジストリ調査を継続している日本小児科学会は、昨日(8月30日)、国内小児COVID-19症例における感染源についての中間報告を公表。幼稚園・保育所での感染の割合および小児間感染の割合が増加傾向にあることが示された。
◆保育所での感染の4割が小児間での感染……
調査対象は、日本国内においてポリメラーゼ連鎖反応(PCR)またはLoop-mediated isothermal amplification(LAMP)法などによりCOVID-19と確定診断された20歳未満の全ての小児患者。対象患者および保護者の同意の下で収集した情報は日本小児科学会の公式サイト日本小児科学会COVID-19日本国内における小児症例に反映され、国内発症小児COVID-19症例の臨床経過の検討にも使用されている。さらに、日本集中治療医学会との情報共有により小児重症例の早期把握に活用される他、世界保健機関(WHO)、国際重症急性呼吸器・新興感染症コンソーシアム(ISARIC)の国際共同データベースにも二次利用されている。国内小児COVID-19症例における感染源は、2020年2月1日〜21年6月30日に報告された2,319例では70%が家族内感染であり、学校および幼稚園・保育所での感染はそれぞれ6%であった(図1-左)。▶︎一方、2021年7月1日〜8月17日に報告された331例では、家族内感染が72%、学校での感染が4%と大きな変化は認められなかったのに対し、幼稚園・保育所での感染は9%と増加が認められた(P=0.024、図1-右)
図1. 国内小児COVID-19症例の感染源
さらに保育所における感染源の内訳を検討したところ、小児間での感染は2020年2月1日〜21年6月30日の28.2%から21年7月1日〜8月17日には38.7%と増加したが、有意差は認められなかった(P=0.36、図2)。
図2. 保育所における感染源の内訳
◆今後も疫学的変化を継続して調査、評価していく……
日本小児科学会は、2021年7月以降、幼稚園・保育所を感染源とした小児COVID-19症例の割合が増加した理由について、今回の解析結果だけでは十分に評価ができない。有意差は認められなかったものの、小児間の感染が漸増していることから、今後も疫学的変化を継続して評価する必要があるととした。その上で、「国内におけるSARS-CoV-2検査陽性者に20歳未満が占める割合が漸増している。2021年春以降、インド型変異(デルタ)株の割合が増加していることから、今後も感染源の変化を含む小児COVID-19症例の疫学調査を継続していく」と述べている[*Medical Tribune 2021.08.31記事抜粋]
■『2025年まで断続的に緊急事態、東京、感染長期の試算…カギは「ワクチン接種率」「医療体制改善」』
東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数は減少傾向で、ピークアウトの兆候が強まってきたように見える。▶︎だが、専門家は、感染力の強い🇮🇳デルタ株などにより年末にかけて再び感染者数が増加すると試算、2025年まで断続的に緊急事態宣言が発令される可能性もあるという。▶︎東京の8月31日の新規感染者は2909人で、前週の同じ曜日を下回るのは9日連続となった。▶︎重症者は287人と高止まりしている。▶︎大阪府の同日の新規感染者は2347人と15日ぶりに前週の同じ曜日を下回ったが、依然過去最多に近い水準だ。▶︎東京医療保健大の菅原えりさ教授(感染制御学)は「大阪や地方の感染者が増えたのは、お盆休み中の帰省や移動が原因とみるのも一理ある。▶︎東京は新規感染者がピークアウトしても医療体制は厳しい状態が続くだろう」と指摘する。▶︎東京大の仲田泰祐准教授らの研究チームは、全人口の75%がワクチンを接種しても、都内では高齢者を含めて約400万人の未接種者が残るほか、接種しても免疫を獲得できない人が約200万人出るとみる。▶︎ワクチンの感染予防率も100%ではないという。▶︎これらを前提とした試算では、ワクチンの感染予防効果が81.5%、医療体制が現状維持の場合、新規感染者数は年末から2022年2月にかけて7000人を超え、今後5年間で緊急事態宣言が2~4回発令される可能性がある。▶︎医療体制の受け入れ能力を現状の2倍にした場合、発令は0~2回、3倍の場合0~1回にとどまる。▶︎接種率を85%まで上げても発令は0~1回で済むという。▶︎しかし、接種率75%で感染予防効果が70%の悲観シナリオでは、医療体制が現状維持なら5~8回、医療体制を3倍にしても2~3回の宣言が必要となるというのだ。▶︎前出の菅原氏は「ワクチンの接種率を高めることや、重症化する前の患者を収容する専用病床の確保も課題だ。▶︎現段階で行動制限を緩めれば揺り戻しも大きくなるため、感染者数を可能な限り抑える必要がある」と語った[2021.09.01]
======================
[掲載日時:2021年9月1日(水)19:45]
それ、知らんかっとってんちんとんしゃん。



