【コロナノコトバ】PART.1420


■ 東京都:『新たに3709人の感染確認前週火曜日から861人増』


83日、東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は3709人だった。▶︎感染が確認されたのは10歳未満から100歳以上の3709人。▶︎直近7日間の1日あたりの平均は3337人で、前の週と比べて189.3%。▶︎年代別では20代が最も多い1208人、次いで30代が852人で、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者は115人。▶︎重症の患者は前の日から2人減り112人となった。▶︎また、50代から80代の男女7人の死亡が確認された[2021/08/03

政府:『「在宅で酸素吸入ありえる」コロナ入院制限で厚労相』


田村憲久厚生労働相は83日の閣議後会見で、新型コロナウイルスの感染拡大地域で入院できるのは重症者や重症化するリスクの高い患者に限定するとの政府方針について、中等症でも「比較的(症状が)軽い方は在宅(療養)をお願いしていく」と説明し、「場合によっては在宅で酸素吸入することもありえる」との認識を示した。▶︎政府は82日、これまで入院の対象だった中等症と軽症の患者について、重症になるリスクが高い場合をのぞき、原則として自宅療養とするとの方針を発表した。▶︎方針を見直した理由について田村氏は、感染力がより強いとされるデルタ株への置き換わりで感染状況の「フェーズが変わった」と説明。▶︎急速な感染拡大で病床ひっぱくが懸念される中、病床の「余力を持つ(ための)対応をしていかなければならない」とし、「症状が軽く、リスクがそれほど高くないという方は、在宅も含めて対応せざるを得ない」と述べ、理解を求めた。▶︎感染が急拡大した都市部では、自宅療養中に容体が急変しても、入院に向けた対応に遅れが出る例が相次いだ。▶︎田村氏は今後、自宅療養中の患者の健康観察を強化するため、自治体が運営する保健所の人員増強のほか、健康観察の入力業務などの民間企業への委託を支援していく考えも示した。▶︎全国知事会がロックダウン(都市封鎖)のような強い措置の検討を求めている点については、田村氏は「今般の感染拡大という意味では法律をつくる対応は間に合わない」としつつ、今後の感染症対応を想定して「時間がかかってでも国会で議論していただく話だろう」と語った[2021/08/03

▶️【一般と専門家による軽症・中等症・重症のイメージの違い】



『重症患者ら以外は自宅療養菅首相の発言に倉持仁医師が憤慨』

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、菅義偉首相が82日、感染が急拡大している地域では、重症患者や重症化リスクの高い感染者以外は自宅療養を基本とする方針を示した。▶︎この発言に対し、コロナ患者の治療を続けながらテレビ出演も多い宇都宮市のインターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が83日、自身のツイッターで「皆保険制度をオリンピックをやりつつ放棄し、指定感染症の法を自助なしに放置。▶︎この人に政治を司る資格なし!すぐやめてください」と憤慨し、批判した。▶︎この日が自身の誕生日という倉持医師の怒りはおさまらず、続けて「火事など起こっていない、大丈夫、大丈夫、自分ならうまくやる、対策は十分で問題ない、とずっと言い続けてきたのに大火になったら、自分で消せ!皆保険制度の放棄だ!絶対に許してはいけない。▶︎死人が増え、惨状となる!」とツイート。▶︎医療現場から厳しい声を上げ続けた[2021/08/03

▶️いつも、忖度なく、歯に衣を着せぬ政権批判を発信する倉持医師。老婆心ながら、再び脅迫事件に巻き込まれないか心配〆

二階幹事長:『「菅首相は『続投してほしい』の声が国民の間にも強い」』


自民党の二階幹事長は83日、記者会見で菅首相の任期満了に伴う総裁選について「今すぐ菅首相を代える意義は私は見つからない」と述べ、続投支持を明言した。▶︎一方、二階氏は83日、2016年の幹事長就任から5年を迎え、幹事長在職日数は歴代最長を記録、異例の長さとなっている。▶︎二階氏は会見で自民党総裁選について問われ「審判をしなければいけない立場だから、できるだけ党内を公平に見守っていきたいと思っているが、菅首相がしっかり頑張っていて、今すぐ菅首相を代える意義は私は見つからない。▶︎むしろ『続投してほしい』という声の方が国民の間にも党内にも強いのではないかと判断している」と述べて、菅首相の続投支持を表明した。▶︎さらに二階氏は「総裁選は総裁たる人が手を上げる、そういう人が複数あった場合に選挙になる。▶︎今のところ複数の候補になる見通しはない」と述べ、菅首相の無投票再選の可能性にも言及した。▶︎総裁選への出馬を模索する議員を牽制する狙いもありそうだ。▶︎一方で二階氏は幹事長就任から83日で5年となったことについて「毎日、毎日が全力投球ということでその積み重ねで、皆さんの協力のおかげでたどり着くことができた」と語った。▶︎しかし、歴代最長の5年という異例の長さで幹事長ポストに留まり続けていることに、党内で不満の声も少なくない。▶︎次の自民党役員人事で二階氏を幹事長に留任させるのか、処遇に注目が集まっている[2021/08/03

▶️二階のおじいちゃん、ついに認知症が重症化してきたのだろうか?仮に、お得意の観測気球発言だとしたら、自民党を窮地に追いやるトンデないミスリード発言だ〆

『デルタ株感染拡大「鼻がマスクから出てますよ」注意にピリッとする 下界は緊張の日常』

新型コロナウイルス・デルタ株の感染拡大で、都内に暮らす者としては、今までと違う種類の緊張を強いられている。▶︎身近な人が感染した、亡くなったという声を聞くようになってきた。▶︎先日は、ワクチンを2回接種した後に🇮🇳デルタ株に感染したという方の話を聞いた。▶︎ワクチンの効果で重症化しないと言われてはいるけれど、ワクチンを打ったのに感染なんて……と本人の落胆はとてもとても大きい。▶︎陽性者とすれちがっただけでも、エアロゾルを吸い込めば感染することもある🇮🇳デルタ株。▶︎しかもここがピークとは思えない勢いで、陽性者が増えているなかで、日常の景色が少しずつ変わっていくのを感じる。▶︎先日、マスクなしでランニングしている人に、「マスクしろ!」と怒鳴っている人がいた。▶︎その強い口調に、「はぁ?」と苛立ち、ランナーが立ち止まる。▶︎怒鳴っている人の口からも、マスクなしランナーの口からも、エアロゾルがブワーワワワワーと広がりコンクリートからの熱風が漂うのが見えるような気持ちになる。▶︎周りの人は見てません、聞こえていないというふうに足早に2人から距離を置きたく、立ち去る。▶︎私もその1人。▶︎ピリピリした空気からはできるだけ早く逃げたい。▶︎とはいえ私も最近、鼻マスクのスタッフには「鼻が出てますよ」と言うようになった。▶︎注意するほうもされるほうも、一瞬ピリッとする。▶︎東京都の自宅療養者は先週1万人を超えた。無症状者だけではなく、入院の調整がつかないために「待っている」人もいる。▶︎20241月から5月まで、陽性が確定していたのに医療にかかれず自宅で亡くなった人は120人を超えたことが発表されている。▶︎今夏、さらに自宅での死者が増えてしまうことは、今の現実からは免れないだろう。▶︎欧米のように、トラックにご遺体袋が積まれる映像を見なくても、十分に医療は逼迫し、私たちの安心・安全は既に大きく奪われている。▶︎61日から日本女医会の青木正美医師らと「私たちが止めるしかない東京オリパラ」というオンラインでの抗議リレーを、週1で行っている。▶︎今まで50人以上の女性たちが出演し、オリパラに反対する理由を語ってきた。▶︎前回は五輪がスタートして初めての回で、ジャーナリストの西村カリンさんが出演し、選手村の状況や、来日した海外の記者とのやりとりについて話してくれた。▶︎西村さんは、「3千人程度の感染者数(先週の東京の状況)は、ヨーロッパからみたらうらやましいくらい少なくみえる」と話した。▶︎ヨーロッパであれば一日数万人の感染が普通だからだ。▶︎でもそれはもちろん、誰でもどこでも24時間無料で行政検査できるからこそ出てきたリアルな感染者数だ。▶︎日本はPCR検査を24時間誰でもどこでも無料で受けられない珍しい「先進国」であることを海外の記者に伝えると誰もが驚くと、西村さんは話してくれた。▶︎だけれどそれは「下界」の話。▶︎自分には関係ないことと、五輪の内側の人たちは日々の行事を粛々と進行している。▶︎近々東京の感染者数は1万人を超すという人もいるが、毎日ほぼ1万人くらいしか検査していない東京で、1万人の陽性者が数字として出ることは、今のところ考えにくい。▶︎本当の数字が全く見えないのが今の日本の怖さなのかもしれない。▶︎先日、銀座を歩いた。五輪関係者の車や地方から来たパトカーや、都内で見たことのない地方の観光バスを見た。▶︎コロナ以前は中国人富裕層でにぎわっていたGINZA SIXの前に東京五輪関係者のシールをつけたバンが止まっていた。▶︎どんな人が戻ってくるのかなとしばらく見ていたが、10分以上経っても誰も戻ってこなかった。▶︎お買い物しているのかもしれないが、人混みの銀座にも普通に遊びにこられる五輪関係者であれば、バブルなんて本当に意味がないよねと実感する。▶︎東京五輪開催と🇮🇳デルタ株の感染急増が同時期に始まった。▶︎「都内の人出は五輪のおかげで減っている」と総理も都知事も言っているが、人出が減っている具体的な根拠も数字も出てこない。▶︎先日、千円値上げした高速道路を初めて使ったが、そりゃそうでしょ、というくらいに空いていた。▶︎これをみて「人出が減った」と総理は思っているのだろうか。▶︎下の道が激混みしているのをご存じないのだろうか。▶︎こんな状況になって、ダイヤモンド・プリンセス号のことを、最近よく考える。▶︎海に浮かんだ巨大な船で、適切な医療が行われず亡くなった方もいた。▶︎3711人全員のPCR検査がすぐに行われたわけではなく、既に息苦しさを訴えていた75歳の男性は検査もしてもらえずに、高熱が出ても「手一杯」と診療を断られ、1週間後に下船して入院したが一月後に亡くなった話は、何度聞いても胸が痛い。▶︎あの時からPCR検査を速やかに!との声は強くあったが、政府が集めた専門家たちは「PCR検査を求める人々が病院に大挙して医療崩壊になる」とか「人々がパニックになってしまう」などと言い、熱が出ても4日間は自宅で待機と通院を制し、コロナ対策というより「パニック封じ」に力を入れているように見えた。▶︎そんなことがずっと続いてきた1年半だった。▶︎ダイヤモンド・プリンセス号で夫を亡くされた方の悲しい訴えが、この国にコロナ対策の最初の一歩だったように私は記憶する。▶︎そしてその時から、状況は悪化するばかりだ。▶︎感染者は船に閉じ込めて出さなければいい、人々がパニックにならないように情報はコントロールすればいい。▶︎五輪で盛り上がれば不満も薄まるだろう。▶︎日本に暮らす私たちは、一部の「エライ人」をのぞいてみんなダイヤモンド・プリンセス号に乗せられているのかもしれない。▶︎早く船を下りて、自由な空気を吸って、マスクなしで思い切り飲んで食べておしゃべりして走りたい。▶︎こんな時に五輪にお金と人と時間を使う判断をした政治家が舵を取る船は、やっぱり危険だ[*文:北原みのり氏・(きたはら・みのり)/シスターフッド出版社「アジュマブックス」代表]

『「ワクチン後感染」はエンデミックを阻む?マスクはいつはずせるか』

ワクチンを打ったのに感染発症する「ブレイクスルー感染」が話題になっている。▶︎7月、千葉県で五輪の事前合宿中だった🇺🇸米女子体操選手カーラ・イーカー、そして🇬🇧英国のジャビド保健相が、ともにワクチン2回接種後に発症したことも話題になった。

🇮🇳デルタ株が招く「ブレイクスルー感染」?……

ワクチンの効果は、当然100%ではない。▶︎🇦🇺オーストラリア・ニュージーランドのニュースサイト「theconversation.com」によると、ワクチン効果「95%」の意味は、たとえば3カ月の調査期間に「ワクチン未接種の1万人のうち100人が感染」した場合、「同じ3カ月に、ワクチン接種した5人が感染する可能性がある」という意味だ。▶︎だから当然、ワクチン接種後にも感染するリスクはある。▶︎問題は、変異株、🇮🇳デルタ株の影響で、予想されたよりもブレイクスルー感染が起きている数が多いということだ。▶︎CDC(米疾病対策センター)の報告によれば、202111日から430日までの間に起きたブレイクスルー感染は1262人。▶︎同期間の感染者数は1180万人だ(CDC51日以降、ブレイクスルー感染の調査をストップしている)。▶︎これは当初予測を上回る数だ。

◆エンデミック、エピデミック、パンデミック……

20215月、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は「トンネルの先は見えている、(世界は)少しずつパンデミックからエンデミックのようになる」と話した。▶︎エンデミック」は聞き慣れない言葉だが、感染症のフェーズには、「パンデミック」、「エンデミック」、さらに2者の中間にあたる「エピデミック」の3種類がある。▶︎ロンドン衛生熱帯医学大学院のロザリンド・エゴ准教授らによると、エンデミックは、ある地域で感染症が1年中流行している状態という。▶︎「水ぼうそう」がそのよい例で、狭い範囲で比較的に緩やかに広がり、予測の範囲内で収束する。▶︎エピデミックは、比較的狭い範囲で点、点と流行し、感染スピードも遅い状態。▶︎まず感染が広がり、ピークを迎え、そこから減少していくこと。▶︎インフルエンザのように、秋から冬にかけてピークを迎え、そこから収束していく状態だ。▶︎そしてパンデミックは、世界中でエピデミックがほぼ同じ時期に起き、国境を越えて世界中で大流行している状態。▶︎新型コロナウイルスが現在、世界に及ぼしている影響がまさにこれだ。▶︎先の尾身会長の「パンデミックからエンデミックのようになる」発言は、🇮🇳デルタ株の素顔が明らかになる以前の発言だったことは銘記するべきだろう。

◆マスクはいつはずせる?……

ワクチン接種者の割合が上がっていくにつれ、当然、「マスクはいつはずせるのか」が大きな関心事になってくる。▶︎🇬🇧英国イングランドでは719日以降、マスク着用や対人距離の確保が法的義務ではなくなったし、🇺🇸米国でもCDCは、すでに「マスクを屋内で着用せよ」とは言っていない。▶︎だが、たとえば🇺🇸米紙ニューヨーク・タイムズのポッドキャスト「The Daily726日配信分で、「科学およびブレイクスルー感染のリスク」記事を担当したアプーバ・モンダビリ記者は、「エンデミックにそろそろ移行するという考え方は延期しなければならなそうだ」としたうえで、「ここ数日で何人もの公衆衛生の専門家と話したが、彼らはみな、ワクチン2回接種済みの人でも、家にいる時以外はマスクをするべきと考えているようだった」と話した。▶︎🇮🇳デルタ株の驚異とともに長びく「パンデミック期」を生き抜きながら「エンデミック期」への移行を享受したい──。▶︎そう願うなら、マスクはまだまだ手放せないようだ[2021/08/03

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【コロナ感染の基礎知識】

『新型コロナウイルス感染症、緊急性が高い症状は?』


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[*掲載日時:202183日(火)18:10]


それ、しらんかっとってんちんとんしゃん。