【コロナノコトバ】PART.1155


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静岡県熱海市の伊豆山(いずさん)地区の土石流被害で、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りすると同時に、被害に遭われたご家族、ご関係者にお見舞いを申し上げます。また、行方不明の方々の早期救出が実現する様お祈り申し上げます。

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◼️東京五輪:『開会式を30分延長、午後1130分まで入場行進時間増で』


東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は72日、大会スケジュールを変更し、723日に行われる開会式の時間が3時間から3時間30分に延びると発表した。▶︎午後8時から11時の予定が1130分までとなる。▶︎また、88日の閉会式については3時間から2時間30分に短縮され、午後8時から1030分となった。▶︎824日のパラリンピックの開会式は変更なく午後8時から11時。95日の閉会式は30分短い午後8時から午後1030分に変更された。▶︎組織委によると、開会式が30分長くなった理由は主に「入場行進」の時間増。▶︎参加アスリートと各国・地域最大6人の大会役員が、行動ルール集「プレーブック」に示されている前後左右2メートルのフィジカルディスタンスを確保した上で入場行進すると、簡素化のため演出パートを短くした分を含めても、計30分の延長になったという。▶︎反対に閉会式は演出の簡素化や見直しで30分短縮された。▶︎今大会は選手村に入れるのが競技の5日前で退村が2日後と定められており、後半に試合がある種目の選手は原則として開会式に、前半が出番の選手は閉会式に出られない。▶︎そのため開会式の入場行進に参加する人数は、過去大会(五輪)では約1300014000人が参加していたが、今大会は大幅に削減される見通し。▶︎その数については現在、各国・地域オリンピック委員会(NOC)を通じて集計を続けている[2021/07/05

▶️時間延長の真相は、放送時間を長くして、少しでも視聴率を稼ぐことを目的としたスポンサーサービスか?〆

◼️大型クラスター:『セキスイハイムの展示場クラスター拡大埼玉124人感染同じクラスの男女も学級閉鎖』


埼玉県などは74日、新たに124人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。5日連続で100人を上回った。新規感染者の内訳は県発表が79人、さいたま市26人、川口市13人、川越市2人、越谷市4人。これまでに確認された感染者は46944人(チャーター便帰国者含む)、死者は832人(74日午後6時現在)。▶︎74日午後9時時点の重症者は21人、感染者の入院は326人、ホテル療養323人、自宅療養281人。▶︎退院・療養終了は44910人。▶︎埼玉県によると、県管轄で詳細が判明したのは未就学児~90代の男女65人。▶︎会食で感染したとみられる人が3人、カラオケで感染したとみられる人は1人いた。▶︎さいたま市によると、感染が判明したのは未就学児2人を含む10歳未満~60代の男女26人。▶︎市内中学校に通う男子生徒と女子生徒の陽性が判明し、2人が通うクラスを75日は学級閉鎖にすることを発表した。▶︎川口市によると、感染が判明したのは2060代の男女13人。▶︎うち20代男性はクラスターが発生した「東京セキスイハイム川口・鳩ケ谷展示場」の社員。▶︎同展示場では客1人を含む計7人の陽性者が確認されている。▶︎川越市によると、感染が判明したのは、市内居住の10代の高校生と大学生の女性2人。▶︎いずれも感染経路は不明。▶︎越谷市によると、感染が判明したのは2050代の男女4人。▶︎このうち30代男性が中等症で入院している[2021/07/05

◼️『東京五輪後、日本はコロナ変異種の万国博覧会状態に……深刻な後遺症が続出し、ワクチン非接種者を攻撃するヘイトも』


東京オリンピック・パラリンピックの取材のために日本を訪れる海外のメディア関係者に対しては、プレーブックに従う報道エチケットを守ることになっています。▶︎これに対して「報道規制だ」「取材の自由権に対する侵害だ」といった猛反対のブーイングが海外の報道メディアから相次いでいます。▶︎この問題を少し深掘りしていくと、すでに🇺🇸米国では猛威をふるっている「ワクチン・デバイド」の嵐が見えてきます。▶︎すでに🇯🇵日本に来襲しつつある「ワクチン・デバイド」を念頭に、五輪と五輪後に多様性を増すであろう、日本国内での変異種蔓延について考えてみましょう。

◆混乱の度を増すコロナ時差……

すでに報道されているように、英国では「デルタプラス」変異株による、新たなコロナ・パンデミックが猛威をふるっています。▶︎611日のG7開催に向けて、🇬🇧英国ではコロナの克服を全世界に発信するつもりでいました。▶︎ところが、現実はとんでもなかった。▶︎5月の連休頃、11500人ほどまで落ちた新規感染者数が、5月中旬、下旬とじりじりと増加に転じます。▶︎6月に入ると15000人を超える新規感染者数。▶︎これがあれよあれよと急増して、617日には1万人超え、629日には2万人超え、そして72日には27500人と、まさに急坂を駆け上っている最中です。▶︎どうしてこんなことになったのか?▶︎🇬🇧英国はボリス・ジョンソン首相のコロナ罹患に凝りて、早期に徹底したワクチン接種を進め、コロナ克服「欧州の優等生」になったのではなかったか?▶︎🇬🇧UKのコロナ克服シナリオをすべてひっくり返してしまったのが「デルタプラス」変異株の流行でした。

◆ワクチン未接種層に広がるデルタプラス株……

🇬🇧英国全土のワクチン接種率と毎日の新患数、死亡者数を見てみましょう。▶︎年明けからワクチン接種率が順調に伸び、3月下旬には「大英帝国はコロナを制した」といった空気が漂い始めるのが手に取るように分かります。▶︎ところが、4月に入る頃から接種率の伸びが急に落ちている。▶︎そして伏流水のように押し寄せてきた🇮🇳インド由来の「デルタ株」変異種「デルタプラス株」が6月になって爆発的増加を見せ、コロナ収束どころではなくなってしまった。

英国でのワクチン接種率と新患数、死亡数とデルタプラス株の急速な蔓延……


ここで注目していただきたいのは、毎日の新患数は激増しているけれど、決して死亡者は増えていないことです。▶︎ただし、これを「デルタプラス株は、凄まじい感染力は持っているけれど、毒性は低い」などと勘違いしてはいけません。▶︎本稿では触れる紙幅がありませんが、死亡しないことが「めでたしめでたし」ではないのです。▶︎永続する後遺症、いわゆるロングCOVIDLong Covid Sydrome)が深刻である可能性がある。▶︎新型コロナ後遺症は2022年以降、大変な社会問題に発展する可能性がありますが、それは別の機会に取り上げましょう。▶︎注目しなければならないのは、6月に急増した新患の大半が「ワクチン未接種者」であるということです。▶︎1月から3月まで、🇬🇧UKはゼロからスタートして5割弱まで接種率を上げていった。▶︎しかし4月から6月までの同じ3か月間で、まだ70%に到達していません。▶︎それには構造的な理由がいくつもあるのです。▶︎一つは世代の問題。▶︎5月の時点では🇬🇧英国の若い世代にはコロナワクチンへの忌避意識がありました。▶︎次に民族的、宗教的な問題があります。▶︎キリスト教徒やユダヤ教徒のワクチン接種率が高いのに対して、イスラム教徒の接種率が伸びないといったことがあります。▶︎そして経済階層による分断。▶︎富裕層にはワクチン接種が行き渡っていますが、低所得層ではなかなか接種率が伸びない。▶︎世代、イスラム教、所得。▶︎3つを合わせて分かりやすくまとめるなら、例えば、🇧🇩バングラデシュからの移民やその子弟など、🇬🇧英国で決して少なくない人口層にワクチンが普及していかない。▶︎そうした集団を🇮🇳インド株から命名を改められた「デルタ株」系の変異種が直撃して、今の事態が発生している。▶︎ワクチン接種による社会階層の分断「ワクチン・デバイド」の🇬🇧英国的な立ち現れ方ということができます。▶︎事態の根には大変深いものがあり、簡単に解決がつく問題ではありません。

◆米国型ワクチンデバイド……

逆に、変異種の蔓延を食い止め、3月の🇬🇧英国のような気分になっていると思われるのが🇺🇸米国です。▶︎ワクチン接種率が高く、またすでにワクチンを打ったのだから、もう感染もしなければ移しもしないと鼻高々。▶︎東京オリンピックを取材するべく来日して、「行動の自由を制限するな!」と息巻くジャーナリストの多くは、🇺🇸米国的なメンタリティを背景に持っている可能性が高いと思われます。▶︎彼らは、自分たちはもう「ワクチンを受けた」「コロナは卒業した」と確信して、場合によりマスクもつけずに五輪会場を闊歩するでしょう。▶︎そして国内随所で「自由にインタビューさせろ」と言っている。▶︎翻って🇯🇵日本の国民感情を考えれば、これだけ神経質になっているところに、傍若無人な外国人が、かつてのGHQ占領時代のGIよろしく、マスクもつけずにマイクなどもって、無遠慮にインタビューに近づいてくるなら・・・。▶︎悲鳴を上げて逃げ出す一般の日本市民といった、とんでもないシーンも現出しないとは言い切れないでしょう。▶︎🇺🇸米国と🇯🇵日本、あるいはワクチンでコロナを制圧したと思っている社会と、まだそれと程遠い社会との、かなり絶壁に近い断絶が様々な人間模様を生み出す可能性があります。▶︎ただ、間違いなくいえることは、五輪を開いて「人流」ができれば、全世界の色とりどりの変異種が、🇯🇵日本に、東京に、まるで変異種の見本市、万国博覧会のようにサンプリングされてくるリスクが高い確率であるということです。▶︎あらゆる検査は全く万能ではないし、人流ができれば感染・蔓延は不可避で拡大します。▶︎五輪後の🇯🇵日本は、言ってみれば全世界から集められた、変異種ウイルスの「満漢全席」といった様相を呈する可能性が、正味であると覚悟して、早めに対策を取っておく必要があるでしょう。▶︎別に危機感をあおるつもりは全くありません。▶︎ただ「世界の国からこんにちは」ではありませんが、いままで存在しなかった人流ができれば、必ず「人とともにウイルスはやって来る」事実と、具体的な対策を取る必要を指摘せねばなりません。▶︎具体的な対案は、個別に記していきます。▶︎本稿ではもう一つ、「日本国内でのワクチンデバイド」のリスクを考えておきましょう。

◆五輪後に日本を襲うワクチンデバイド……

61日時点で、🇯🇵日本のワクチン接種率は、1回接種で10%、2回接種終了者はわずかに3.1%、国民の97%はワクチン未完了という、G7諸国の中でも飛び抜けた立ち遅れを見せていました。

世界各国でワクチン接種率が上昇していた今年56月、独り第4波の死亡ピークを作り出していた日本の立ち遅れ……


それが71日になると1回接種で24%、2回接種終了者は12.7%と、1か月で見ればずいぶん奮闘したようにも思われます。▶︎しかし、仮にこのペースで伸びたとして、国民の50%に手が届くのはいつ頃になるか?▶︎根深く存在しうる「ワクチンへの忌避感情」がどのように挙動するかも、いまだよく分かりません。▶︎まぁ、これは時間の問題で接種率が5割を超えるときがくるでしょう。▶︎そのあたりで日本社会にある変化が起きる可能性が考えられます。▶︎「コロナ罹患者」が「病気になってすみません」と謝るという、世界の大半の国が理解不能な、特殊な世間様の感情を持つ日本社会で「ワクチン未接種者」がマイノリティになったとき、それに対する社会的なデバイドや攻撃・・・。▶︎ないことを祈りますが「ヘイト」なども絶対に起きないとは言い切れません。▶︎いずれにせよ、間違いなく言えることは、五輪のお祭りはさておき「五輪後」に必ずやって来る「社会」「経済」そして「感染」の大きな動きに、早めに手を打っておく方が賢明です。▶︎この一点は決してぶれることがありません。▶︎転ばぬ先の「杖」を、各自用意しておく必要があります[*JBpress 202175日付記事抜粋/文:伊藤乾氏・作曲家=指揮者 ベルリン・ラオムムジーク・コレギウム芸術監督]

▶️あと2週間足らずで、「東京五輪万博爆乱会」の開幕。「こんにちは、こんにちは、世界の国から〜♪こんにちは、こんにちは、ようこそウイルス〜♪2021年のこんにーちーはー♪」

【用語解説】

『ワクチンデバイド』=世代、宗教、所得などによって引き起こされるワクチン格差。

◼️🇻🇳ベトナム:『新型コロナ対策で隔離中の患者ら500人が病院から脱走ービントゥアン省』


🇻🇳ベトナム南中部沿岸地方ビントゥアン省ファンティエット市のビントゥアン省総合病院で71日夜、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として病院内で隔離されていた患者とその家族など計約500人が脱走し、周辺は一時騒然となった。▶︎同病院ではこれに先立つ623日、産科の医師(女性・38)が新型コロナウイルスに感染したことが確認された。▶︎これにより、翌624日午前0時から産科が完全に封鎖され、病院全体で患者の受け入れを一時停止。▶︎感染者・感染疑い者の行動歴の追跡と新型コロナウイルス検査の実施のために医療スタッフと患者、患者を看病する家族など合わせて約1600人が病院内で隔離されることになった。▶︎しかし、隔離期間中の71日午後78時ごろに患者約300人とその家族ら約200人の計約500人が、塀に開いた穴を通ったり、高さ約2mの柵をよじ登ったりして病院外に脱走した。▶︎脱走者は完全封鎖された産科以外の場所で隔離されていた人々で、いずれも新型コロナウイルス検査で2回の陰性判定が出ていた。▶︎病院はこの出来事について同省保健局に報告し、地元当局に脱走者のリストを送付し、監視を引き継ぐよう要請した。▶︎脱走者らは77日まで自宅で隔離を続けることが求められる。▶︎病院は医療スタッフ・患者・家族ら約1100人を引き続き管理している。▶︎このうち5人が新型コロナウイルスに感染し、治療を受けている[2021/07/05

▶️コロナ感染の拡大要因は、こういった国民の民度によっても大きく左右されるという好例。日本人には到底考えられない自殺行為〆

◼️『新型コロナウイルスの変異株はどこまでひどくなる?限界はあるのか』

いま私たちが取り組んでいるのは明らかに、2019年末に🇨🇳中国・武漢で浮上したウイルスよりも、はるかに感染力の高い(もしかすると2倍は高い)ウイルスだ。▶︎20209月に🇬🇧イギリス南東部ケント州で最初に特定された、いわゆる🇬🇧アルファ株は、新型コロナウイルスの感染力を一気に拡大させた。▶︎そして昨年末に🇮🇳インドで最初に特定された、いわゆる🇮🇳デルタ株が、その感染力をさらに強めた。▶︎まさに、目の前で進化が起きている。▶︎だとすると私たちの未来は暗いのだろうか。▶︎変異株は次から次へと果てしなく、より強力に「改良」され、ひたすら制圧しにくくなるのだろうか。▶︎それとも、新型コロナウイルスの強毒化には限界があるのだろうか。▶︎このウイルスがたどってきたこれまでの旅路を振り返ってみよう。▶︎まったく別の種に感染するウイルスから(遺伝子的に最も近いものはコウモリから見つかっている)、私たち人間に感染するものへと種を飛び越えた。▶︎新しい仕事を始めたばかりのあなたにたとえてみよう。▶︎有能ではあるが、その仕事に必要な能力をまだ完全に習得していない。▶︎最初のウイルスには世界に壊滅的なパンデミックをもたらすだけの毒性はあったが、今では仕事をしながら学習しているのだ。▶︎ウイルスが動物から人へとジャンプする時点で、「完璧な能力をすでに備えているのはとても珍しい」と、インペリアル・コレッジ・ロンドンのウェンディー・バークリー教授(疫学)は言う。▶︎ウイルスは「いったん人間にうつってから、そこに落ち着いて、大いに楽しむ」のだという。▶︎インフルエンザやエボラ出血熱など、ウイルスが動物から人間へと宿主を変えて、それから一気に毒性を強める事例はほかにもあると教授は話す。▶︎では、この流れはどこまで続くのか。▶︎ウイルスが純粋に生物学的に広がる様子を比べる方法としては、基本再生産数(R0Rゼロ)を見るのが最もすっきりしている。▶︎誰も免疫をもたず、誰も感染予防策をとらなかった場合、1人の感染者が平均何人にウイルスをうつすのかを示す数が、R0だ。▶︎🇨🇳中国・武漢でパンデミックが始まった当時、R0は約2.5だった。▶︎インペリアル・コレッジ・ロンドンで疫学モデルを作っているチームによると、デルタ変異株のR08まで上がっているかもしれない。


「このウイルスには驚かされてばかりだ。▶︎恐れていた事態を超えている」と、🇬🇧英オックスフォード大学でウイルスの進化を研究するアリス・カツラキス博士は言う。▶︎18カ月の間に2回も、2つの系統(🇬🇧アルファと🇮🇳デルタ)がそれぞれ感染力を50%上げてくるなど、とてつもない量の変化だ」。▶︎感染力がどれだけ高くなるのか数字を挙げようとするのは「ばかげたこと」だと博士は言うものの、今後数年のうちにさらに感染力が飛躍的に高まることは十分にあり得るという。▶︎R0が現在の新型コロナウイルスよりはるかに高いウイルスはほかにあり、それが記録的に高いはしかウイルスは爆発的な集団感染を引き起こすこともある。▶︎「(新型コロナウイルスのR0が)さらに上昇する余地はまだある」と、バークリー教授は言う。▶︎「はしかのR014だと言う人もいれば30だと言う人もいる。▶︎新型コロナウイルスが今後どうなるのかは分からない」。▶︎では、変異株はどうやって感染力を高めているのか。▶︎ウイルスが高い感染力を獲得するために使える「技」はいろいろある。たとえば――

人体の細胞に入り口を開ける方法を改良する

空中でなるべく長く感染力を保つ

患者がなるべくたくさんウイルスを呼吸やせきで放出するよう、体内のウイルス量を上げる

別の人へ伝播(でんぱ)する際に変化する

🇬🇧アルファ変異株の感染力が従来株より高くなったのは、私たちの細胞内にある警報装置(「インターフェロン応答」と呼ばれる)をかいくぐるのが上手になったからだ。▶︎けれどもだからといって、ギリシャ文字のアルファベットを使いつくしてオメガにたどり着くころには、もう歯止めの一切効かないけだものが誕生している――というわけではない。▶︎「究極的には限界はあるし、最悪の変異をすべて兼ね備えた究極の超絶ウイルスなど存在しない」と、カツラキス博士は言う。


加えて、進化には獲得と喪失というトレードオフの概念がある。▶︎何かひとつのことが上手になると、別のことが下手になるというわけだ。▶︎史上最速のワクチン開発・接種事業は、従来と異なるハードルをウイルスの前に並べるだろうし、それによってウイルスは従来とは別の進化の方法へ押し出されるはずだ。▶︎「ウイルスがワクチンを上手に回避できるように変化すると、結果的にその変化によって感染力が損なわれる可能性もかなりある」とカツラキス博士は言う。▶︎たとえば、🇿🇦ベータ株は「E484K」と呼ばれる変異をもつ。▶︎E484Kは免疫系を回避する手助けをするが、それでも🇿🇦ベータ株はさほど大々的に広がっていない。▶︎これは、自分の言う可能性の一例だろうと博士は考えている。▶︎しかし、🇮🇳デルタ株には、拡散を手伝う変異と、免疫を部分的に回避する変異が、両方備わっている。▶︎新型コロナウイルス対策で結局、何が最適な戦略になるのかは、まだ予測するのが難しい。▶︎別々のウイルスはそれぞれ、感染を続けるために別の手法を使う。▶︎はしかの感染拡大は爆発的だが、一度かかると一生免疫が持続するため、常に新しい宿主を必要としている。▶︎これに対してインフルエンザのR0ははるかに低く、1をわずかに上回る程度だが、常に免疫をかわすために変異し続ける。▶︎「私たちは今、本当に興味深い中間期にある。▶︎いささか予測不可能な段階でもある。▶︎この状態が1年後にどうなっているのか予測するのは難しい」とバークリー教授は言う。▶︎ウイルスが感染力を増すには弱毒化する必要があると言う人はよくいるが、この話は科学者には嘲笑されてしまう。▶︎ウイルスにそう仕向ける進化上の圧力はほとんどないからだ。▶︎ウイルスは、感染した人が死んでしまうよりずっと前に、すでに次の人にとりついている。▶︎そして、ウイルスを一番拡散しがちな人たち(つまり若者)は、あまり症状が重くならない。▶︎優れたワクチン接種事業が進む裕福な先進国では、免疫の拡大によって、次の変異株の影響を抑制できるのではないかと期待されている。▶︎しかし、先進国以外の世界各地では、感染抑制が日に日に難しくなっている。▶︎そうした地域にとって、感染力をどんどん増していく変異株は悪夢にほかならない[*BBC NEWS 202175日付記事抜粋/文:ジェイムズ・ギャラガー氏・BBC健康・科学担当編集委員]


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TOKYO 🔴 2020

2021723日午後8 東京オリンピック開幕式まで、あと18

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[*掲載日時:202175日(月)13:10]


それ、しらんかっとってんちんとんしゃん。