【コロナノコトバ】PART.1095
◼️『🇮🇳デルタ型流行国からの五輪パラ選手、出国前7日間は毎日検査…水際対策強化へ』
政府は、東京五輪・パラリンピックの新型コロナウイルス対策強化のため、🇮🇳インドや🇵🇰パキスタンなど、🇮🇳インド型(デルタ型)の変異ウイルスが流行する国や地域から来日する海外選手に対し、出国前7日間は毎日、ウイルス検査を求める方針を固めた。▶︎7月1日からの開始を目指す。▶︎現在は全ての海外選手に、日本への入国時の検査のほか、出国前96時間以内に2回の検査と、入国後の毎日の検査を求めている。▶︎感染力が強い🇮🇳インド型の国内流入を防ぐため、入国時や入国後の検査に加え、流行国・地域の選手への出国前の検査回数を増やす。▶︎出国前の7日間と入国後3日間は、一緒に入国するコーチや他の選手ら「活動をともにするチーム」以外と接触しないことも求める。▶︎これらを条件に日本国内の合宿や練習を認める。▶︎今回の対象は、🇮🇳インド型が最も流行する国・地域として政府が指定する、🇮🇳インド、🇱🇰スリランカ、🇳🇵ネパール、🇵🇰パキスタン、🇲🇻モルディブ、🇦🇫アフガニスタンの6か国。これらの国ほど感染状況は悪くないが、🇮🇳インド型が流行する🇻🇳ベトナム、🇲🇾マレーシア、🇬🇧英国、🇪🇬エジプト、🇧🇩バングラデシュの5か国については、出国前の検査期間を3日間に短縮する方針だ[2021/06/27]
◼️『東京五輪酒類提供中止…組織委に判断委ねられた「委託業者」は困惑』
「恥ずかしながら、寝耳に水でした。▶︎組織委さんが発表した酒類提供中止の件ですが、実は私どもも当日の記者会見で知った体たらくで……」。▶︎こう言葉を詰まらせたのは、スポーツ観戦にさらなる付加価値をもたせることを事業とするSTH Japanのマーケティング部の担当者だ。▶︎同社はセレブ向けに1枚600万円超の五輪チケットも販売する、組織委の委託業者でもある。▶︎6月21日、大会組織委の橋本聖子会長は五輪会場の酒類提供について「現在の一般的ルールを鑑み、検討中」と発言。▶︎翌22日は丸川珠代五輪相が閣議後に「大会の性質上、ステークホルダーの存在がある」と言った。▶︎ところが、世論の反発が大きいとみるや一転。▶︎橋本会長は6月23日の記者会見で、突如として会場内での酒類提供中止を宣言した。▶︎これはセレブ向けの高級チケット「ホスピタリティパッケージ」を販売するSTH Japanも無関係ではない。▶︎さまざまなプランが用意されるこのコースのパンフレットには「厳選されたシャンパン、日本酒、ビール」などの記載があった。▶︎そのため、会場の記者が「(酒類提供がなくなったことでチケット料の)一部返金などはあるか」と尋ねたが、会見の司会を務めた組織委職員は「委託した事業者が我々のチケットをもとに自ら展開しているものだから、どのように判断されるかは事業者に任せる」と、判断を委託業者に丸投げしたのだ。▶︎冒頭のコメントは“パス”を受け取った委託業者の反応だ。▶︎STH Japanの担当者はさらに続ける。▶︎「前々からコロナ対策や観客数の結論なども分かり次第、早め早めに教えてほしいと申し入れはしていましたが……。▶︎組織委さんもいろいろと対応に追われていたのでしょうけど……。▶︎昨晩(23日)、組織委に協議を申し入れており、価格を含めてどうやって対応していくべきか、上層部がやりとりを進めております。▶︎今のところ我々、現場の方には下りてきていない状況で……。▶︎やはりお酒は重要な要素で、ご飯との兼ね合いもありまして……。▶︎メーカーにも結論が出次第、お伝えしなければ……。▶︎お客さまからもお問い合わせがありますが、事情をお話し申し上げて、しばしお時間を頂いております。▶︎ご購入者さまの不利益にならないよう、対応していきます」。▶︎組織委のこの「丸投げ」をどう思うか、という質問に対しては、「実は、報道各社からの問い合わせは、一度組織委を通すように言われていますので、私情は差し控えさせてください」とのことだった[2021/06/27]
◼️『若者の“ワクチン不安”に専門家…「身体中にウイルス遺伝子がばら撒かれるよりはマシ」』
河野太郎ワクチン接種担当大臣は、6月25日の会見で「勝負の中身は、いま自治体で組んでいる接種体制、接種スピードを落とさないようにするかに変わってきた」と言及した。自衛隊の大規模接種センターでは、26日午前0時からホームページとLINEで増員分の予約受け付けを開始したところ、東京会場の計2100人分が約9分で、大阪会場の計525人分が3分で埋まった。接種スピードが加速する中、ネット上には「女性は不妊になる」「遺伝子が書き換えられる」など、真偽不明な情報が流れている。この事態を受け、河野大臣は横行するワクチンデマを否定。自身のブログでも、誤った情報に惑わされないよう、注意を呼びかけた。どうすれば若者が安心してワクチンを接種できるようになるのか。『ABEMA Prime』では、Twitterアカウント「手を洗う救急医Taka」としても知られる、新型コロナワクチン公共情報タスクフォース(CoV-Navi)副代表幹事の木下喬弘医師とともに考えた。
◆手を洗う救急医Taka「若者が重症化しないは間違い」……
新型コロナワクチンについて、木下氏は「今回のワクチンの本当のすごさは、重症化予防に効果があらわれている点だ。ニューヨークで僕の仲のいい医師が働いているが、ワクチン接種が進んだことで新型コロナの入院患者が激減していて『かなり診療が楽になった』と言っていた。医療の供給体制を楽にしている効果は、ものすごく大きい」と説明する。日本のコロナワクチン接種状況を見ると、6月24日までに高齢者は1回目を打ち終わった人が約53%、2回目は約19%と、着実にワクチン接種が進んでいる。しかし、全体の接種率を見ると日本は5.5%程度で、高齢者全員が打ち終わったとしても全体で約28%、30代以上の国民全員が打ってようやく約73%になる。
この現実に加藤勝信官房長官も24日の会見で「首相官邸Twitterの専用アカウント、テレビCMなど、さまざまな媒体を活用しながら、特に若い方を含めて、国民の皆さんに対してできるだけ正確な情報を発信するように努めているところだ」とコメント。▶︎若い世代に向けた接種の呼びかけを強化すると明かしている。▶︎一方、筑波大学の原田隆之教授が発表した「ワクチンを接種したくない人の心理」の調査データでは、20代、30代でワクチンを「打たない」と答えている人が2割以上いた。▶︎なぜ若者たちの中にワクチンを「打ちたくない」と思う人がいるのだろうか。▶︎Twitterに寄せられた理由を見てみると「若者は重症化しないのに打つ必要がどこにあるのか?」▶︎「わざわざ倦怠感が出るものを身体に入れたくない」▶︎「高齢者が全員打ち終われば医療崩壊しない」といった内容が投稿されていた。▶︎若者は新型コロナにかかっても本当に重症化しないのだろうか。▶︎これに木下氏は「明らかに間違いだ」と否定する。▶︎「若者も重症化する場合がある。▶︎ワクチンを打つと倦怠感が出ることもあるが、どう考えても新型コロナに感染するよりはマシだ。▶︎新型コロナに感染すると、体にどのような反応が起きるか。▶︎少しだけ説明すると、まず、新型コロナに感染すると、人間の細胞にコロナウイルスが入ってくる。▶︎コロナウイルスはRNAという遺伝子を持っていて、その遺伝子が人間の細胞の中でRNAをばら撒きまくる。▶︎ウイルスを僕らが作らされるようになる。▶︎それが何百万という単位になって細胞を殺す」。▶︎その上で、木下氏はワクチンの内容について「打つメリットの方が圧倒的に大きい」とコメント。▶︎「今回のワクチンは、コロナウイルスの“スパイクタンパク”という表面にある突起の部分の遺伝子だけをワクチンに入れている。▶︎しかも、遺伝子の個数は勝手に増えず、人間の細胞の中でウイルスの一部分だけを作って、身体に戦い方を覚えさせるもの」と説明した。▶︎「遺伝子のワクチンと聞くと『気持ち悪い』と思う人もいるかもしれないが、新型コロナのウイルスに感染すると自分の身体の中にウイルスの遺伝子がばら撒かれまくる。▶︎そっちの方がよほど気持ち悪いし、どう考えてもリスクが高い。▶︎実際に若い人で亡くなっている人もいる。▶︎個人レベルで考えても、ワクチンは打つメリットの方が圧倒的に大きい。▶︎まずそこははっきりさせる必要がある」。
◆横行するデマ、若者のワクチン不安……
「倦怠感は2~3日、かかったら後遺症でずっと苦しむ」といった声も……
また、若い世代がワクチン接種を怖がる要因として、挙げられるのが副反応(アナフィラキシー)への懸念だ。▶︎厚生労働省が発表した「健康観察日誌集計の中間報告(6月23日)」の資料を見ると、若者の副反応は高齢者よりも出やすいことが分かっている。▶︎若い人に顕著に副反応が出るのはなぜなのだろうか。▶︎「若い人に打つワクチンの量が多いのではないか?」といった声もあるが、木下氏は「基本的にワクチンは倍ぐらい体重が違っても、同じ量を使うもの」と断言する。▶︎「若い人は免疫反応が出やすいので、高齢者と比べて副反応が出やすくなるといったデータと関係があるかもしれない。▶︎しかし、ワクチンは通常、男性と女性の体重差や、若者と高齢者の体格差を気にせずに使うもの。▶︎しっかり免疫が反応すると抗体も高いが、大きく効果が変わるわけではない」。▶︎番組中、視聴者から“賛成派”の意見として「ワクチンの効果で、医療の逼迫が抑えられるなら受けるべき」▶︎「倦怠感は2~3日だけど、かかったら後遺症でずっと苦しむ」といったコメントが寄せられた。▶︎ワクチン接種以外に新型コロナを収束させる方法はないのだろうか。▶︎この質問に木下氏は「クイックアンサーでは『ない』といえる」と答える。▶︎「ワクチン以外では絶対無理だと思う。治療薬を作れと言う人もいるが、僕はワクチン以外で収束は絶対にないと思っている。▶︎なんとかしてワクチンを普及させないと元の生活に戻ることはないと思う」。▶︎過去にアレルギー反応の既往歴を持つ人もおり、基本的にワクチンを打つかどうかは個人の判断に委ねられているが、正しく理解していれば過度に怖がる必要はない。▶︎若い世代への接種を進めるには、正しい知識を普及し、デマ情報をなくていくことが大事だ[*ABEMA TV『ABEMA Prime』2021年6月27日放送内容抜粋]
◼️『新型コロナ感染や後遺症に有効なアミノ酸「5-ALA」とは』
新型コロナウイルスが猛威を振るい、1年以上が経過した。▶︎ワクチンの普及が急がれる中、基本的な感染対策のほかに確立した予防策がないのが実情だ。▶︎そうした中、2021年2月、国際学術誌に掲載された論文が注目を集めている。▶︎ヒトが体内に持っている天然のアミノ酸「5-アミノレブリン酸(以下、5-ALA)」が、新型コロナウイルスに対し、強い感染抑制効果があることを示したものだ。▶︎あまり聞き馴染みのない5-ALAだが、一体どのようなものか。▶︎また感染を抑制するというメカニズムは。▶︎研究チームの1人で「アジアの科学者100人」にも選出された、長崎大学熱帯医学・グローバルヘルス研究科、熱帯医学研究所の北潔教授に聞いた。
◆マラリア研究から見つけた産物……
[*5-ALAの新型コロナウイルス増殖抑制のメカニズム(図提供:熊本大学・塩田倫史博士)]
ーーそもそも「5-ALA」とはどのようなものなのでしょうか。
【北潔教授】5-ALA は、天然に存在するアミノ酸で、ヒトや動物、植物の細胞内で作られています。▶︎肉や魚、ワインなどの食品中にも含まれており、日々の生活の中で摂取しているアミノ酸のひとつです。▶︎高い安全性と機能性を備えていることから、すでに 10 年以上前から健康食品や肥料、化粧品などに活用されてきました。▶︎私は長年、生化学の分野で寄生虫の研究を専門としていて、5-ALAに着目したのも、もともと熱帯感染症の中で、マラリアに効くものとして5-ALAを用いた治療薬の開発を進めてきたことからです。▶︎そうした中で、昨年1月以降、新型コロナウイルスの感染が広がり出しました。▶︎新型コロナウイルスの遺伝子配列を調べると、核酸成分の一つであるグアニンが4つ集まった「G4」と呼ばれる構造が複数あり、これはマラリア原虫も同様に持っていたものでした。▶︎我々はマラリアの研究者でありますが、ウイルスの研究者ではないため、同じ長崎大学のウイルス専門グループの先生方にお願いし、2020年2月から「5-ALAの新型コロナウイルスの感染抑制効果」について研究を進めてきました。
◆感染抑制のメカニズム……
ーーもともとマラリア研究から見出したものだったのですね。▶︎では具体的に、感染を抑制するメカニズムはどのようなものでしょうか。
【北潔教授】 5-ALAが新型コロナウイルスを抑制すると考えられる理由は、4つあります。▶︎ひとつは、感染のきっかけとなる「スパイクタンパク質」への作用です。▶︎ウイルスには、表面にキノコのような突起「スパイクタンパク質」が付いているのですが、ここに5-ALAから生成される「ヘム」や「プロトポルフィリン」が結合するという予測や論文が、海外の大学から発表されていました。▶︎このヘムやプロトポルフィリンがスパイクタンパク質の表面をふさぐことで、ウイルスが侵入するきっかけとなる、ヒトの「受容体」への結合を防ぐということです。▶︎さらに、ウイルスが受容体を通過してヒトの身体に侵入したとしても、先ほどお話した「G4構造」にヘムやプロトポルフィリンが結合して、G4構造の生理的な機能を阻害して、ウイルスの増殖を抑えるということが挙げられます。▶︎これら2つのメカニズムは、5-ALAから産生されたものが直接ウイルスに作用するものです。▶︎3つ目として、5-ALAには抗炎症作用があることも分かっています。▶︎5-ALAから生成されるヘムが増えてくると、それを分解する「系」が誘導されます。▶︎これには抗炎症作用があることから、たとえば、重症患者に起こる、免疫の暴走「サイトカインストーム」を抑えることが期待されています。▶︎4つ目として、後遺症にも効果があるのではとの見方もあります。▶︎たとえば、肺機能に炎症が残り、治った後も呼吸するのが苦しいという方が一定程度いらっしゃいます。▶︎先ほどもお伝えした通り、5-ALAには抗炎症作用がありますので、炎症の進行を抑えることができますし、炎症そのものを抑えることも期待されます。▶︎また、5-ALAは細胞のエネルギー源となる「ミトコンドリア」を活性化する作用がありますので、体力の向上やメンタル面の改善にもつながるかと思います。▶︎以上のように、直接作用が2つ、ホストへの作用、後遺症への作用の4つがメカニズムとして挙げられます。
ーー5-ALAはアミノの一種とのことですが、その他のアミノ酸ではダメなのでしょうか。
【北潔教授】そうですね。5-ALAから生成されるヘムやプロトポルフィリンは、その他のアミノ酸からは生成されません。▶︎メカニズムでも説明したように、5-ALAそのものというより、そこから生成されるヘムやプロトポルフィリンにウイルスの増殖を抑制する効果があるため、その2つなしには抑制効果は得られません。▶︎興味深いことに、ヘムやプロトポルフィリン自体は、細胞の中に入りにくいのですね。▶︎ですから、これらをいくら外から摂取しても、細胞の奥には届かないのです。▶︎5-ALAは我々がもともと持っているアミノ酸であり、細胞の中まで届きやすい点がメリットです。▶︎つまり、5-ALAが我々の細胞に浸透して、その力を使って生み出されるヘムやプロトポルフィリンが大事ということになります。▶︎摂取しすぎてもすぐに尿で排泄されるので、体内に残ることで副作用が起こる心配が少ないのも5-ALAの特徴かと思います。
[2021/06/27]
▶️海のモノとも山のモノとも分からない基礎研究が、ある日突然、世界の檜舞台に躍り出る瞬間がある。基礎研究を軽視し、研究予算を削減してきた政府・監督官庁にとっては、さぞかし耳の痛い話であろう。そんな誤った政策を見直すきっかけを作った研究成果の発表に拍手を送りたい〆
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TOKYO 🔴 2020
2021年7月23日午後8時 東京オリンピック開幕式まで、あと26日
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[*掲載日時:2021年6月27日(日)14:05]
それ、しらんかっとってんちんとんしゃん。







