【コロナノコトバ】PART.382
◼️『東京の人出…1月発出直後より全地点で増加』
緊急事態宣言が延長され、感染者数の下げ止まり傾向が続いている、東京都内の3月6日の人出は、1月の緊急事態宣言発出直後の土曜日と比べてすべての地点で増加した。▶︎3月6日、都内では新たに293人の感染が確認され、感染者数の下げ止まりやリバウンドが懸念される中、街行く人からは2週間の延長期間に対して疑問の声も聞かれた。▶︎「2週間で本当に効果がでるのかなと疑問あるので、3月いっぱいくらいまで延ばしてもよかったのではないか」「ダラダラ続けるよりは一度長くきちんとやって、それで終わらせてしまってほしい」。携帯電話の位置情報の解析によりますと、都内の3月6日午後3時台の人出は1月の緊急事態宣言発出直後の土曜日と比べると公開されているすべての地点で増加している。▶︎前の週の土曜日と比べると渋谷駅やお台場など減少している地点も見られた一方、原宿駅ではプラス24.5%となるなど大幅に増加したところもあった[2021/03/07]
▶️「2週間以上の延長」を求める声が高い割には、街中は平時の混雑風景が戻ってきている。言行不一致の結末は、決して良い結果を生まないのが世の常。でも、我慢できないんだよなあ…にんげんだもの〆
◼️ルポ・コロハラ:『店員にうさ晴らし…コロナ禍のスーパー事件簿』
2度目の緊急事態宣言で居酒屋やファミレスが夜8時に閉まるようになった結果、自炊をしなくてはならなくなり、スーパーマーケットに足を運ぶ人も増えているだろう。▶︎コロナ禍のストレスが溜まっているのか、スーパーではこれまでにはなかったようなトラブルも発生しているという。▶︎スーパーの店員や客が見た、実際にあったトラブルを紹介する。
◇浮世の憂さ晴らしだにくる男性客にウンザリ
スーパーのパートタイマー歴15年。▶︎ここだけの話、2回目の緊急事態宣言からこっち、客の態度がひどいなんてもんじゃない。▶︎特にテレワークだかなんだか知らないけど、会社に行かなくなった男ども!▶︎気晴らしに、日に何度もやってきて、ケチつけていくんだわ。▶︎「ポイントカードはお持ちですか?」と聞くと「ねーよ。何回言わせるんだッ!」とケンカ腰。▶︎「レジ袋に商品をお入れしましょうか?」と言うと、私がしている薄いゴム手袋を見て、「その手袋、何人目の客で替えてるんだ?オレの買ったものを汚ねぇ手で触るなッ」とからんでくる。▶︎かと思えば、小さくて古いビニール袋を差し出して、絶対に入らない量の商品を入れさせようとする。▶︎飛沫対策の透明のビニールシートをグイとめくりながら顔を突き出して、「お前なぁ」と言われたときは、黙ってレジ閉めて、事務所に駆け込んだわよ。▶︎ふんっ、何が高級住宅地でいちばんのスーパーよ!!(おじさんが怖い55才女性店員)
◇“列に割り込んだ疑惑”でカートを足に!
コロナ禍でみんなイライラしているのはわかっていたけど、近所のスーパーで、おじいさんから暴行をされるとは……。▶︎こんなこと、初めてよ。▶︎どこのスーパーやコンビニも、レジ前に並ぶ客が間隔を空けて並ぶように床にシールが貼ってあるでしょう。▶︎その店は、その間隔が広いから、列を横切ったりできていいなと思っていたの。▶︎それで、その日も、レジに並ぶ前に買い忘れたものを思い出して、列を横切って、再び列を横切ったらガーン!▶︎スーパーのカートを足に当てられた。▶︎痛みでびっくりして一瞬わからなかったけど、おじいさんが「割り込むな」とわめいている。▶︎「暴力はダメだよ」とほかの客から止められたら、ますます興奮して、「こんな女がいるからコロナが終わらないんだ」って。▶︎当てられた足も痛いし、頭にきて私も反撃していたら、「上の人間を出せいっ!!」とレジスタッフに直訴。▶︎でも、「チョット、オマチクダサイ」って外国の人。▶︎なかなか要領を得なくて店長が現れるまでずっとにらみ合いよ。ホント、疲れた。(平謝りの店長に免じて矛を収めた43才女性客)
[*女性セブン2021年3月11日号記事/取材・文:野原広子氏]
▶️スーパーではないが、気のせいか複数のカフェで店員を怒鳴る中高年男性の姿をたびたび見かける機会が増えた。言っている話を聞く限り、イチャモンとしか聞こえない内容。「人生が変わる1分間の深イイ話」に出てくる様な多くの助っ人登場が待たれる〆
◼️ 教育業界:『コロナ禍の中学受験で異変…「跡見、大妻、山脇」の伝統女子高人気が復活したワケ』
長引くコロナ禍の中で実施された今年の中学入試。▶︎受験生の志望校選びにも例年とは違う変化が見られるが、2021年の特徴のひとつとして挙げられるのが、“伝統女子校”の人気復活だ。▶︎そこにはどんな背景があるのか。▶︎仕事柄1月中旬から中学入試の出願状況をずっと追いかけています。▶︎新聞やWebサイトでコメントを求められたり、このように原稿を書いたりするからです。▶︎大手塾やテスト会社の皆さんもコメントしていますが、出願状況のデータを基に発言していますから、そんなに大きな違いはありません。▶︎何かしら別の切り口はないだろうか。そんなことを思いながらデータを眺めていて、あることに気づきました。ほとんど意識されていない切り口だと思います。
◆校名に「創立者の名」がつく8つの女子校
突然ですが、都内の学校で校名に創立者の名前がそのまま使われている学校を挙げてみてください。▶︎ヒントは「女子校」で、男子校にはありません。▶︎共学校も、かえつ有明(元は嘉悦女子。2006年から現校名)の1校のみです。▶︎跡見学園、大妻、三輪田学園、山脇学園……くらいは浮かぶでしょうか。▶︎ほかにも4校あります。▶︎川村、中村、藤村女子、そしてここは名前とは気づかないので難しいかもしれませんが、十文字です。▶︎女子校は小さな私塾から始まったものが多く、その時の名称がそのまま受け継がれてきています。▶︎ちなみに先に挙げた4校は明治時代の創立で、跡見学園が最も古く1875年。▶︎なんと135年以上もの歴史があります。▶︎あとの4校では中村が明治時代で、十文字、川村は大正時代、藤村女子は昭和になってからの創立です。▶︎8校は宗教校でないことが共通点です。▶︎川村以外併設小学校がないことも共通しています。▶︎先の4校と後の4校との違いは、歴史の古さだけでなく、高校募集の有無にあります。▶︎先の4校は高校募集のない完全中高一貫校、後の4校は高校でも募集しています。▶︎先の4校は長い歴史を象徴するようにいずれも山手線内の立地(後の4校では川村がそう)です。▶︎今回気がついたのは、先の4校のうち三輪田学園を除く3校が出願者数を増やしていたことです。
◆出願者数を増やした中高一貫女子3校
校名が創立者の名前の学校は、古さゆえ「時代の変化に立ち遅れている」というイメージを持たれていて、近年人気薄という面がありました。▶︎ワーキングウーマンを育てる、キャリア形成のサポートをするという姿勢を早くから打ち出していた学校が保護者の支持を受けて伸びていたからです。▶︎それが、2021年入試では3校が前年を上回る出願者数でした。
・跡見学園/1440人→1481人
・大妻/1793人→1825人
・山脇学園/1894人→2616人
そこで、伝統女子校の魅力はどこにあるのかを考えてみました。
◆定番教育で「学校がどこも似てきている」
いま中学受験を特集した雑誌を見ると、「中高一貫校の教育力=大学合格力」といった記事が多く、保護者にもその影響を受けてそう思い込んでいる人が少なくありません。▶︎また、現在、学校づくりの定番として言われているのは、グローバル教育(英語4技能、多彩な海外研修、国際交流)、サイエンス教育(ICT教育、ITスキル、プログラミングなども含む)、21世紀型教育(論理的思考力、プレゼンテーションスキル、問題解決型教育など)です。▶︎そして現在多くの学校がこれらを追いかけています。▶︎しかし、どこもが同じようなことを取り入れているために、「学校がみな似てきている」という側面があります。▶︎受験生の保護者の中にも、「ずいぶん多くの学校説明会に顔を出したけど、どこも同じようだった」という感想を漏らす人が多くなっています。▶︎そして結局、偏差値、大学合格実績、通学の便で志望校を選ぶ現実があります。▶︎その点、伝統校は長い歴史を経て形成された個性がハッキリしています。
◆コロナ禍で「知名度高い学校」に出願集まる
今年の受験生はコロナの影響で合同相談会がほぼなく、学校を訪れる機会も激減しました。▶︎例年なら学校に足を踏み入れて、わが子に合う、合わないという、いわゆる相性を判断できたのですが、それが十分にできませんでした。▶︎合同相談会があれば、視野に入っていなかった新たな多くの学校に接触する機会が生まれるのですが、それがなかったために知名度の高い学校に出願が集まったという動向が見られました。▶︎それが伝統女子校に有利に働いたという面は確かにあります。▶︎そこで、3年前2018年の入試データも調べてみました。▶︎左が2018年の出願者数、右が先にも上げた2021年の出願者数です。
・跡見学園/990人→1481人(150%)
・大妻/1586人→1825人(115%増)
・山脇学園/1121人→2616人(233%)
これを見ると、今年だけの異変ではなく、3校ともこれまで着実に支持を伸ばしていたことがわかります。なぜ支持されたのでしょうか。
◆歴史の中で培われた“無形財産”が子どもを育てる
まず、AIで代替が利かないものとして「感性」が挙げられていますが、「感性教育」は伝統女子校のもっとも蓄積が豊富な部分です。▶︎例えば跡見学園では、AIに負けない、心の軸を鍛えるためのプログラムとして、今年度は詩人やプロダンサー等の講師から「伝える」について、様々なアプローチの方法と考え方、さらに発表の仕方を学んだ後、その成果をグループでプレゼンテーションしています。▶︎伝統女子校というと、次の時代への対応が遅れているのではないかというイメージがありますが、例えば大妻では、ICT活用力を育てる試みのひとつとして、プログラミング言語「Python(パイソン)講座」が設置されているなど、男子校以上に先端を行っています。▶︎また伝統女子校はサイエンス教育に弱いというイメージがありますが、例えば山脇学園には、理科実験室のレベルを超えた「生命科学系継続研究室」「科学技術系継続研究室」があり、大学の研究室と連携して本格的な研究活動をしています。▶︎こうしたあまり知られていなかった「実力」が徐々に気づかれだしたことが支持が広がった理由かと思います。▶︎コロナが終息し、学校を訪れることができるようになれば、長い歴史の中で培われたどっしりした精神的風土、代々受け継がれてきた独特な行事の数々、優れた多くの先輩たち……そうした無形の財産がさりげなく子どもを育ててくれていることを知るでしょうから、今年の流れは今後も継続するのではないでしょうか[*NEWSポストセブン2021年3月7日付記事/解説:安田理 氏・安田教育研究所代表]
▶️伝統ある保守系+α(AIで代替が利かない「感性教育」蓄積)の強みに気づいた各女子校の生き残り戦略。果たして、女子高人気再燃は本物となるか?〆
◼️米国:『米上院、200兆円コロナ対策可決…政権初の大型財政支援』
米議会上院は3月6日、新型コロナウイルス危機を受けた1兆9000億ドル(約200兆円)規模の追加経済対策法案を一部修正し、賛成50、反対49の小差で可決した。▶︎下院で再可決した後、バイデン大統領の署名を経て3月14日までに成立する。▶︎1月の政権発足後、初めての大型財政政策となる。▶︎バイデン氏は、景気と雇用回復のカギを握る追加対策をてこに、公約に掲げた大規模インフラや環境対策への投資を含む成長戦略の実現へ弾みをつける考えだ。▶︎追加対策の柱は1人最大1400ドル(約15万円)の現金給付。▶︎所得制限を厳しくし、対象を減らす修正を加えた。▶︎失業給付の上乗せは週400ドルから同300ドルに減額した。▶︎上院(定数100)は与野党が50議席ずつを占める。▶︎法案可決は原則60票の賛成が必要だが、与党民主党は単純過半数で可決できる特例を適用。▶︎共和党議員が1人欠席したため、賛否同数の場合に上院議長を兼任するハリス副大統領の賛成票が必要な事態にはならなかった[2021/03/07]
▶️日本政府は、こう言った大胆な財政政策こそ米国を見習って追従して欲しいところだが、半径2メートルの男・カポネ太郎はそんな話は、「あっ、そっ!」と一蹴するんだろうなぁ〆
◼️『不安感は?恐怖感は?…ワクチン接種でコロナどうなる』
ワクチン争奪戦に出遅れ、想定通りに進んでいないが、医療従事者に続き、65歳以上の高齢者へのワクチン接種が4月12日に始まる見通しになった。接種が進むと、新型コロナへの不安感や恐怖感も変わってくるのだろうか。▶︎人間に感染するコロナウイルスは7つ。▶︎うち4つは誰もがかかったことがある、ただの風邪。▶︎新型コロナはこの先どうなるのか。
◇人間に感染「7つ」
◇長期的には弱毒へ
OC43が電子顕微鏡で確認され、初めて論文発表されたのは1970年。▶︎「そのときはもう風邪のウイルスでした。▶︎OC43がロシア風邪の原因となった強毒なウイルスだったとしたら、最大見積もって80年間で弱毒化したことになります。▶︎新型コロナも長いスパンで見れば、弱毒化していくと思います」。▶︎ただ、既に弱毒化していると考えることもできるという。▶︎「SARSはSARS-CoV1で、新型コロナはSARS-CoV2です。▶︎新型コロナはSARS-CoV1が弱毒化した形とみれないわけでもない。▶︎本当に強毒だったら、今みたいに無症状者、軽症者が出ることはないんじゃないですか」。▶︎新型コロナがただの風邪になる日を待望する声に、水谷教授は「何年すると弱毒化するか分かりません。▶︎そんな日を待つより、ワクチンでたたくべきですよ」と話した。
◇「副反応」確率低い
世界で最も接種が進んでいるイスラエルは2月26日、923万人の国民の半数が1回目の接種を終え、2回の接種を完了した人も35%になったと発表した。▶︎発症者は94%、重症者は92%減少したという。▶︎「新型コロナの死亡率は2~3%。▶︎これを抑えることができたら、随分印象は変わる。▶︎10分の1になれば、インフルエンザと一緒という心理状態になります」(水谷教授)。▶︎インフルエンザの致死率は0.1%です。▶︎懸念された副反応も米疾病対策センターの集計では最も重いアレルギー反応であるアナフィラキシーの発生率は100万回に4.5件。22万回に1件で、年末ジャンボ宝くじで3等の100万円が当たる確率(20万分の1)より低いと考えれば、そう怖がらなくてもよさそうです。▶︎ワクチン接種がどこまで進めば、集団免疫ができるのだろうか。▶︎これまで新型コロナは実効再生産数から60%の人が抗体を持てば集団免疫を獲得できるといわれてきた。▶︎「ブラジルのマナウスは2020年10月の時点で抗体陽性率が76%になったにもかかわらず、年末から感染者数が増えました。▶︎理論的には76%もあれば、実効再生産数は1を切り、感染者数は減るはずです。▶︎測り方が甘く抗体陽性率が76%もなかった可能性もありますが、変異株が広がって感染者を増やした可能性があります」。
◇厄介な変異株出現
変異株をめぐっては、南アフリカが「南ア型の変異に対して予防効果が低い」としてアストラゼネカのワクチンの使用を見送った。▶︎ジョンソン・エンド・ジョンソンは米国での発症予防効果は72%、南アでは57%だったという治験結果を発表している。▶︎変異株には効かないとなると、厄介だ。▶︎「全く効かないわけではなく、多少効きが悪くなる程度だと思います。▶︎変異に対応したワクチンも治験をもう1度しなければいけませんが、短期間でできます」。▶︎ただ、遺伝子ワクチンは今回初めて実用化され、効果はどのくらい持続するか分かっていません。▶︎「生ワクチンは20年ぐらい持つとか、従来のワクチンなら知見がありますが、mRNAワクチンがどれぐらい持つかは未知の領域です」。▶︎マスクなしの生活に戻れる日は来るのだろうか。▶︎カギとなるのは「ワクチンの接種率と有効期間の2つ」と水谷教授は言う。▶︎「前提として全世界が打たなければいけない。▶︎貧しくて打てない国があると、収束しません。▶︎そして2年に1回はワクチンを打ち続けなければいけないかもしれないと覚悟しておいた方がいいと思います」。▶︎WHOも「一部の国だけ免疫を持つ人が増えてもパンデミックを抑えることにはつながらない」と表明している。▶︎しかし、世界にはワクチンを忌避する人も多く、「ワクチンは危険。▶︎供給は受けない」と発表したタンザニアのような国もある。▶︎ハードルは続きそうです[*日刊スポーツ2021年3月7日付記事/解説:▶︎ 水谷哲也氏・東京農工大教授(ウイルス学)]
▶️接種したくてもワクチン不足の貧困国、過剰ワクチンでも忌避する人のいる先進国。この矛盾をどう克服するかが世界のコロナ終息の鍵を握ることは間違いなさそうだ〆
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[*掲載日時:2021年3月7日(日)13:00]
それ、しらんかっとってんちんとんしゃん。


