【コロナノコトバ】PART.233
◼️政府:『ワクチン提供、時期示せず…自治体に募る不安』
政府は新型コロナウイルスワクチン接種の円滑な実施へ万全を期す方針だ。国立病院などの医療従事者を対象に2月17日から先行接種が始まるが、4月以降の高齢者向け接種などを担う自治体にワクチンをいつ提供できるかは、いまだ示せていない。準備を本格化させる自治体からは不安の声が出ている。「高齢者の接種開始日程がお伝えできないことをもどかしく思っている。迷惑をかけている部分は率直におわびしなければいけない」。ワクチン接種の総合調整を担う河野規制改革担当相は2月16日の記者会見でこう陳謝した。菅首相にとってワクチンは新型コロナ対策の「切り札」だ。感染拡大に伴う対策が「後手に回った」との批判を踏まえ、首相官邸は接種開始を急ぐよう厚生労働省に指示。今月下旬だった予定を前倒しし、2月17日開始にこぎ着けた。計画では、2月17日に始まる医療従事者約4万人を皮切りに、4月1日以降に65歳以上の高齢者約3600万人への接種を開始し、一般へと順次広げる。しかし、計画通りに進むかは不透明だ。欧州連合(EU)が域内で製造されたワクチンの輸出を規制するなど、円滑な確保が見通せないためだ。日本政府は米製薬大手ファイザー社と1億4400万回分の供給を受ける契約を交わすが、2月12日に到着したのは1瓶当たり6回分採取できれば約38万6000回分となる。河野氏は2月16日の会見で、日本に届くワクチン第二弾が15日に承認されたことを明かした。河野氏は一般接種の開始時期も明らかにしておらず、政府内には「半年後」との見方もある。現場で対応を迫られる自治体側は危機感を募らせている。2月15日の全国知事会会合では「ワクチンはいつ入るのか」「具体的な情報が不足している」と不満が相次いだ。政府が4月からの稼働を目指す接種状況を管理する新システム活用への懸念も示された。ワクチン接種は国民の期待もあるだけに、政権にとって「もろ刃の剣」になる可能性がある。ある自民党幹部は「ワクチンが順調に進まなかったら支持率は下がる」と指摘した[2021/02/16]
◼️ワクチン接種『高齢者への接種体制…8割の自治体が「集団」と「個別」を併用』
2021年4月以降に始まる高齢者への優先接種に向け、道府県庁所在市と政令市、東京23区の計74自治体の接種体制を調べたところ、東京都世田谷区や横浜市など約8割の59自治体が体育館などを会場とした「集団接種」と、診療所などで行う「個別接種」を併用する計画を立てていることがわかった。▶︎集団接種で実施するとしたのは東京都港区や北九州市など6自治体、個別接種は山形市など4自治体だった。▶︎高齢者施設などへの巡回接種を計画している自治体も多かった。▶︎2021年2月中旬時点で「未定」としたのは、千葉市など5自治体だった。▶︎65歳以上の高齢者の接種対象は、約3600万人に上る。▶︎集団接種は、1か所で大人数に対応でき、接種の効率化が期待できる一方、「3密」の回避が課題だ。▶︎一方、個別接種は、かかりつけ医がいる診療所など身近な場所で受けられるメリットがあるが、ワクチンの品質や輸送体制の確保、副反応への対応などが求められる。▶︎接種体制を巡り、厚生労働省は自治体に、集団接種と個別接種の二つの体制を例示。▶︎各自治体が、それぞれの地域の実情に応じて決めることになっている[2021/02/16]
◼️『100病院の医師・看護師4万人…先行接種まもなく開始』
新型コロナウイルスのワクチン担当の河野行政・規制改革相は、2月17日から始める医療従事者を対象としたワクチンの先行接種について、対象者は国立病院機構などの100病院に所属する医師や看護師ら約4万人となると発表した。▶︎来週には1回目の接種が終わる見通しだ。▶︎政府は接種の副反応の情報を集め、今後対象となる高齢者らが安心して接種できる態勢を整える。▶︎先行接種で使われるのは国内初の承認を受けた米製薬大手ファイザー製のワクチンだ。▶︎政府は当初、対象者数を約1万人以上と見込んでいたが、希望者を募ると約4万人に増えた。▶︎河野氏は記者会見で「いよいよ対策の切り札と言われるワクチン接種が始まる。▶︎多くの国民に接種をしてもらうことを期待したい」と強調した。▶︎ワクチンは原則3週間の間隔を空けて計2回接種する必要があり、2回目は3月10日以降となる。▶︎河野氏によると、欧州連合(EU)から第1便で届いた数量は6万4350瓶に上り、「先行接種で2回接種できるのに十分な量」という。▶︎政府は、4万人のうち約2万人について、健康状態を追跡する研究調査として「観察日誌」を記入してもらう方針だ。▶︎厚生労働省はファイザー製ワクチンについて、1瓶あたりの接種回数を予定していた6回から5回に見直す方針を明らかにしていた。▶︎だが、先行接種の4万人については1瓶から6回分を採取できる注射器を確保したため、1瓶当たり6回接種できるという。▶︎今後の接種に向けても、この注射器の調達を急いでいる。▶︎2月17日に先行接種を開始する東京都内の病院には、2月16日夕にワクチンが届き、超低温冷凍庫に搬入された。▶︎河野氏はまた、EUが2月15日、ファイザー製ワクチンの対日輸出第2便を承認したと明かした。▶︎来週には到着する見込みだという。▶︎ファイザー製は国際的な臨床試験で発症率を95%減らす効果が確認され、2月14日に国内で特例承認された。▶︎田村厚生労働相は2月16日、予防接種法に基づき、ワクチン接種を市区町村に指示した。▶︎期間は2月17日~2022年2月28日とした。▶︎3月には先行接種以外の医療従事者の接種が開始。▶︎4月1日以降に、重症化リスクがある65歳以上の高齢者の接種が行われる。▶︎一般の人は今夏以降になる見通しだ。▶︎接種は感染症のまん延を防ぐために緊急的に行う「臨時接種」と位置付けられており、妊婦以外の16歳以上の人に接種の努力義務を課す。▶︎妊婦は臨床試験の対象外だったため、医師と相談して慎重に判断してもらう[2021/02/16]
◼️厚生労働省:『コロナ重症は大学病院、中等症は公立・公的病院…病院の役割分担を要請』
厚生労働省は2月16日、新型コロナウイルスの患者の受け入れについて、重症は大学病院、中等症は公立・公的病院が担当するなど、病院の役割分担を進めるよう、都道府県や政令市などに要請した。▶︎感染が拡大しても、病床の逼迫を避けられるよう、医療体制を整える狙いがある。▶︎要請文書では、重症患者の受け入れは、大学病院など、高度医療に対応できる医療機関が担うべきだとした。集中治療室(ICU)内を壁で仕切って感染者と他の患者の区域分けをする手法も紹介した。▶︎中等症患者は公立・公的病院など、地域の中核的な病院が担当する。▶︎地元の医師会などの協力を得て、病棟単位や医療機関単位で、新型コロナ専用の施設を確保するよう促した。▶︎病院の役割分担を決める際は、地域の医療関係者たちが集まる場で協議・調整することが有効だとした。▶︎また、大学病院などが多くの重症患者を効率的に治療するためには、新型コロナから回復した患者の転院を受け入れる後方支援病院が必要と指摘した。▶︎新型コロナ患者の受け入れが難しい中小病院がこうした役割を担うことが想定されている。▶︎後方支援病院をリスト化し、転院調整に活用するなどの対策を示した。▶︎転院を支援するチームを設置し、病床の調整や相談に当たっている大阪府や神奈川県などの取り組みも紹介した。▶︎また、自宅療養者については、在宅ケアを行う団体に委託し、オンラインを活用した健康チェックなどを進めるよう求めた。▶︎人材不足対策では、新型コロナ患者を受け入れる病院への医師、看護師らスタッフの派遣なども促している[2021/02/16]
◼️韓国:『北朝鮮のサイバー攻撃を示唆…コロナワクチンめぐり』
韓国情報機関、国家情報院(国情院)は2月16日、国会での報告で、新型コロナウイルスワクチンに関連し、北朝鮮を念頭に「サイバー攻撃の試みがあった」と指摘した。出席議員が明らかにした。北朝鮮の名指しは避けたが、これまで北朝鮮が米製薬大手ファイザー社などが開発したワクチン情報へのハッキングを試みたことが報じられている。国情院はまた、北朝鮮当局が最近改めて、在外公館などに対し米朝関係について勝手な言及をしないよう指示したと説明。先週開かれた朝鮮労働党中央委員会第8期第2回総会で対米関係の内容が伝えられなかったことも合わせ、「今後の米国の対北朝鮮政策次第で、柔軟に対応する可能性があることを示唆している」と分析した[2021/02/16]
◼️ペルー:『「特権階級」がワクチン“ずる”接種…保健相、外相が相次ぎ辞任』
南米ペルーで当時の大統領や閣僚、公務員ら「特権階級」が国民に先駆けてひそかに新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていたことが分かった。サガスティ大統領は2月15日、保健相と外相を含む公務員ら487人が立場を利用して「ずる」をしたことを明らかにした。両閣僚は既に辞任している。ペルーでは2021年2月9日から接種の第1段階として、医療従事者を対象に中国製薬大手シノファーム製のワクチン投与が始まった。しかし臨床試験(治験)段階の2020年10月2日、当時大統領だったビスカラ氏が家族と共に、治験用とは別に実施機関に提供されたワクチンを接種。地元紙によると、保健省でも最高幹部を含む多くの職員が注射を受けていた。ビスカラ氏は「私は治験対象者だった」と主張しているが、実施機関は否定している。不祥事の責任を取り、マセッティ保健相が2月12日に辞任。1月22日に接種していたアステテ外相も「深刻な間違いを犯したことを認める」と2月14日に引責辞任した。アステテ氏は、周辺で多くの感染者が出る中で「公務上、私が感染するわけにはいかなかった」と弁明している。検察当局は2月15日、ビスカラ氏らについて「役職を利用して不正を行った疑いがある」として予備的捜査に着手した。サガスティ大統領は「強い憤りを禁じ得ない」としながらも、「これらの事件は今後のワクチンの購入交渉や調達の妨げにはならない」と強調。ただ、国民に行き渡るだけのワクチン確保が見通せないまま始まったばかりの接種計画の公平性や信頼性は、既に大きく揺らいでいる[2021/02/16]
◼️『コロナ禍で利用時間が増えるスマホ…ストレスを溜めない付き合い方とは』
外出を控える生活を送っていると、仕事でもプライベートでも外界とのコミュニケーション手段はインターネット頼みになる。▶︎デジタルツールの中でも、大きさ、軽さ、機能面でスマホの利便性の高さは群を抜いており、仕事でも私生活でも欠かせない。▶︎APP ANNIEの「モバイル市場年鑑2021」調査によると、2020年の日本人の1日あたりの平均スマホ利用時間は3.7時間で、前年の3.3時間よりも増加している。▶︎しかしスマホの使い方によっては、心身に悪影響が及ぶことも。▶︎「寝転がりながら操作をしてしまい、体が痛くなることがある」や「連絡の数が増えてスマホがいつも気になって落ち着かない」など、スマホの利用時間が増えたことで疲れを訴える声もある。▶︎コロナ禍でスマホと上手に付き合うにはどうすればよいのか。そのヒントは、脳の作りを知ることにある。
《人間の脳はデジタル社会に適応していない》
スマホがあれば、パソコンがなくてもインターネットにアクセスが可能だ。どこにいてもニュースやウェブサイトを見たり、メールやチャットの送受信をしたりできるほか、アプリ経由で料理のデリバリーや買い物もでき、生活にはなくてはならないツールとなっている。▶︎しかしスマホがいくら便利でも、冒頭で書いたように使い過ぎはよくない。▶︎2020年6月にロート製薬が発表した調査では、日常的に在宅勤務を取り入れている人ほど、スマホを含むデジタル機器の利用時間が伸びていることが示されている。▶︎「5時間以上伸びた」人が22%もおり、こうした人たちほど目の疲れを訴えやすい。▶︎このように家で過ごすことが増え、以前よりもスマホを手に取る生活になったからだろうか。2020年11月発売の書籍、『スマホ脳』(新潮新書)が売れている。▶︎同書が扱うのは、睡眠不足や集中力の低下、うつなど、スマホの過剰な利用が心身に及ぼすネガティブな影響の数々だ。▶︎著者でスウェーデンの精神科医でもあるアンデシュ・ハンセン氏は、こう断言する。▶︎「人間の脳はデジタル社会に適応していない」。▶︎一体どういうことなのか。▶︎まずは、脳の作りと現代社会のミスマッチについて『スマホ脳』の内容を参考にしながら説明する。
《今でも人間の脳は、サバンナでの暮らしに対応している》
アンデシュ・ハンセン氏によれば、現代人の脳は狩猟生活を送っていた時代の生活に適応したままで、同書は「脳はサバンナで暮らしているようなもの」と表現している。▶︎というのも、人間が地球に現れてから99.9%の時間を狩猟と採集生活に費やしてきたからだ。▶︎狩猟や採集生活を送っていた時代は、今から何万年も前のこと。▶︎当時の人間は、簡素な住宅に住んで移動を繰り返していたし、食料を手に入れるために命がけで狩りに出ていた。▶︎こうした生活環境では飢餓や干ばつ、殺害などで亡くなる人が多く、現代の主な死因であるガンや心臓血管疾患で亡くなる人は少ない。▶︎そもそも平均寿命は、30歳足らずだった。▶︎人間はこの数千年で生活様式を大きく変え、現代では整備された都市部で住むことが多くなった。▶︎狩りをしなくても食料も手に入るため、サバンナに足を踏み入れない限り、ライオンのような猛獣に出くわして命の危険に直面することはない。▶︎しかし進化の過程全体から見れば、数千年という期間はわずかにすぎない。▶︎ましてやスマホやパソコンを日常生活で使うようになった過去数十年は、ほんの一瞬だ。▶︎脳がデジタル化を含め、現代社会に上手に対応できないのは当然だ。
《長期間に及ぶストレスが睡眠を妨げる理由》
人間がまだ狩猟を行っていた時代は、狩りで命を落とすリスクが常にあったほか、外敵に殺される可能性もあった。▶︎その環境で生き延びるためには、不安やストレスを感じ、戦うにしても逃げるにしても、生存のために適切な行動を取れる状態にすることが必要だった。▶︎たとえ危険の察知が勘違いであっても、何も感じなかったために行動が遅れるよりは生き残れる可能性は高い。▶︎普段の生活で人間が様々なことに不安を抱くのは生存のための反応だ。▶︎危険が迫った際の適切な行動に備える状態を作る役割を担うのが、脳にある「HPA系」(視聴下部・下垂体・副腎系)という器官。▶︎生命が危機に晒されるような状況では、HPA系がコルチゾールというホルモンを分泌して心臓の拍動を強め、敵と戦うか逃げるかのアクションを起こせるようにしている。▶︎現代では猛獣に命を狙われることは稀だが、「仕事の締め切りや高額な住宅ローン、『いいね』があまりつかないといったことで同じシステムが作動する」という。(『スマホ脳』より)▶︎こうした緊張状態が長期間続くと、心身に不調をきたすようになる。▶︎理由は、脳が「即座に解決すべきこと以外のことを放棄する」ためだ。▶︎具体的には、睡眠や消化活動、性欲の減退などが該当する。▶︎もちろん脳の機能としておかしいことではないが、睡眠不足が続けば頭がうまく働かないほか、些細なことで腹を立てるなど生活の質が落ちてしまう。
《スマホを手に取りたくて仕方がなくなるのは、脳の欲求にある》
ではこうした脳の作りとスマホの使いすぎにどんな関係があるのだろうか。▶︎思い出してほしい。▶︎人間の脳は未だにサバンナでの生活に適応しているため、絶えず周りを見て危険を察知し、生き残ろうとする。▶︎そのため脳は新しい情報や知識を求める。▶︎「会いたい人に会ってみたい」「この場所に行ってみたい」といった欲求が湧くのは自然なことなのだ。▶︎しかし今は自分が動かなくても、スマホがあらゆる情報を提供してくれるため、そうした欲求が自室で満たされてしまう。▶︎「新しいもの好きの脳」と「いつでもどこでも情報にアクセスできるスマホ」がかけ合わさることで、人はついついスマホを手に取って新しいニュースをチェックしたり、SNSを眺めて新規投稿がないかを気にしたりしてしまう。▶︎平均すると10分に1回スマホを手に取っているという。▶︎たとえばニュース、メール、SNSなどで何か新しい情報を知ったとする。▶︎この時脳内では、「祖先が新しい場所や環境を見つけたときと同じように作用する」と『スマホ脳』では説明している。
《フェイスブックに時間を使うほど、幸福度が下がる》
スマホでできることの中でも、SNSの利用には注意が必要だ。▶︎自分の投稿にいいねがたくさんつくと承認欲求が満たされ、次の投稿でも同じことが起こることを期待してしまう。▶︎SNSはいわゆる、「報酬系」を刺激し、依存の原因となりえる。▶︎フェイスブックだけでなく、ツイッターやインスタグラムといったSNSでは誰もが発信者になれるほか、ネット上で他のユーザーと交流できる利点がある。▶︎だが、SNSで流れてくる他者の投稿は必ずしも自分にとって快いものとは限らない。▶︎誰かの幸せそうな暮らしや仕事上での輝かしい実績などをログインする度に目にし続ければ、「なんだか面白くないな」と嫌な気分になるのは無理もない。▶︎このように他人の日常に嫉妬心を抱くことは、人生の満足度を下げてしまう。▶︎同書では「リアルに人と会うほど幸福感が増し、フェイスブックに時間を使うほど下がる」との調査結果を紹介している。▶︎さらには10代を含む1500人のうち、約7割が「インスタグラムのせいで自分の容姿に対するイメージが悪くなった」と回答した調査結果も載せている。▶︎SNSの利用で自信を失うケースもあるのだ。
《SNSは1日15分に制限。だらだらとスマホを使わない》
コロナ禍のスマホ利用の実際を知るべく、筆者は知人にヒアリングをしてみた。▶︎編集者として働く足立さん(仮名、30代男性)は、SNS利用を減らしていることを真っ先に挙げた。▶︎「不要なストレスを感じないように、SNSをチェックする時間を意図的に減らしています。▶︎コロナでのストレスなのか、なんだかトゲのあるコメントが増えたなと思いました。悪意のある内容を見ると気分がよくありませんから」。▶︎ウェブコンテンツ制作会社で働く武田さん(仮名、30代女性)も、「SNSをする時間を1日15分ほどと決め、だらだらとスマホを使わないようにしています」と話す。▶︎一方で、若林さん(仮名、20代男性)は、「自宅で仕事をすることが増え、SNSは自分にとって大切なコミュニケーション手段です」とSNS利用には前向きだ。▶︎しかし、「ツイッターでは、『この人の投稿なら読みたい』と思う人だけをフォローするようにしています。▶︎仕事でデジタルツールを使う時間が増えたので、たくさんの人のツイートを目にすると疲れてしまうので」とし、使い方は変えている。《メールチェックも調べ物もパソコンを使い、スマホは傍に置く》
ヒアリングでは、「休日は外出しなくなった分、動画視聴やSNSでスマホを使う時間は増えました」(北条さん、仮名、20代女性)との回答があったものの、「スマホの利用時間はコロナ禍前と比べて変わらない」「利用時間は減った」という人もいた。▶︎前出の武田さんはその理由を次のように語った。▶︎「コロナで働き方がフルリモートになったことで電車に乗る機会が減りました。▶︎また自宅ではパソコンで仕事をする時間が圧倒的に多いので、スマホはSNSにたまに投稿をする時しか使いません。▶︎ネットで調べ物をしたり、メールをチェックしたりするのはパソコンの方が楽ですから」。▶︎とはいえ、武田さんはパソコンを使う機会が増えたことで体に不調を感じることもあるとい▶︎「ストレッチを意識してするようにしますが、同じ姿勢でパソコン作業をするので体が硬くいですね」。そのため、「整骨院に通い、体のメンテナンスに努めています」と健康維持に努めていると話してくれた。▶︎足立さんも「通勤がなくなったことで運動不足になりがち。▶︎気分転換を兼ねて体を動かす時間を作るようにしています」と言い、部屋にこもりがちの生活が健康に気を配る機会になっていることを明かす。
《たった5分の運動でも、スマホを手に取りたい衝動を抑え集中力を増す》
コロナ禍でスマホの使いすぎを防ぎ、健康をキープするにはどうすればいいのだろうか。▶︎『スマホ脳』では、解決策として運動を挙げている。▶︎スマホを頻繁に見て新しい情報を知ろうとするのを防ぐには、スマホを手に取る機会を減らすことが有効だ。▶︎運動をすることで、スマホを見たいと思う衝動を抑えることができるほか、集中力が増したという調査結果もある。▶︎理想は数ヶ月程度にわたり継続して運動することだが、ほんの5分間でも体を動かすだけでも効果があるという。▶︎その理由について同書では、「祖先が身体をよく動かしていたからだ。狩りをしたり自分が追われたりしたときは最大限の集中力が必要だ。▶︎本当に必要なときにいちばん集中力を発揮できるように脳は数百万年かけて進化したのだ」と推測している。▶︎そう考えると、ストレスを軽減させたり、仕事に集中したりしたいときには身体を動かすのが効果的だと言える。さらにスマホを触りたくなる衝動を抑えることもでき、一石二鳥だ。
《プッシュ通知はオフ。スマホと上手に付き合うための工夫》
スマホとの上手な付き合い方について同書では、「毎日1~2時間スマホをオフにする」「チャットやメールをチェックする時間を決める」「プッシュ通知をすべてオフにする」「スマホからSNSのアプリをアンインストールして、パソコンだけで使う」といったアドバイスも掲載している。▶︎繰り返すが、スマホは現代人の生活になくてはならない。せっかくこのような素晴らしいツールがあるのだから、脳の作りを知りながら上手に付き合っていきたい。[*ハーバー・ビジネス・オンライン2021年2月16日付掲載記事/文:薗部雄一氏・ライター]
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【コロナ関連お役立ちリンク集】
◎LINE『コロワくんの相談室』(コロナワクチン接種関連情報)リンクURL:https://corowakun-supporters.studio.site/
◎ 『ワクチン”相談専用コールセンター』
ワクチンに関する質問や相談受付窓口(言語は日本語のみ)
フリーダイヤル「0120-761770」午前9時から午後9時まで土日・祝日も実施[*個別の接種スケジュールや接種会場については市町村のコールセンターに要問い合わせ]
◎ 【コロナワクチン詐欺無料相談】
無料相談電話(0120)797188
[2021年2月15日より開設/午前10時~午後4時。土日祝日も相談可]
◎ 『東京都新型コロナウイルス感染症 支援情報ナビ』
https://covid19.supportnavi.metro.tokyo.lg.jp/
◎『新型コロナワクチンについて』
[首相官邸公式ホームページ]
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html
[掲載日時:2021年2月17日(水)0:00]
それ、しらんかっとってんちんとんしゃん。