今年9月に航空会社ピーチ・アビエーションの旅客機内でマスク着用を拒否した男性が11月、自身のブログで、長野県内のホテルでマスク着用をめぐり、宿泊拒否のトラブルが生じたと明らかにして話題となっている。

問題の流れは以下の通りである。

[男性側]ホテルの夕食会場にマスクを着用せず入場、係員のマスク着用要請を拒否→ [ホテル側]ルールを守らない男性に返金のうえ宿泊拒否[男性側]旅館業法を盾に取りホテル側の宿泊拒否要請を拒否警察出動の事態に発展(深夜に及ぶ事情聴取)[男性側]ホテル宿泊(宿泊費支払い済み)後退去。


旅館業法5条は、(1)伝染性の疾病にかかっていると明らかに認められる場合、(2)違法行為または風紀を乱す行為をするおそれがあると認められる場合、(3)宿泊施設に余裕がないとき・その他都道府県が条例で定める事由がある場合――を除いては、宿泊を拒んではいけないとしている。

この法律に沿って判断すれば、問題の争点となるのは、(2)の風紀を乱す行為をするおそれがあると認められる場合である。


[ホテル側]の主張に立てば、防疫のため館内でマスク着用を要請する行為は、顧客の安全面確保において必要不可欠な行為であると解釈できる。

一方、[男性側]の主張に立てば、予約段階で禁止事項(マスク着用が宿泊の条件など)を周知しなかったホテル側のイレギュラーな対応に従う必要はなく、風紀を乱した覚えもないと判断したと解釈できる。

どちらの解釈が正しいかは専門家の判断に任せるとして、筆者が注目するのは、この人物は、何故似たような騒ぎを繰り返すのか?と言うことである。(2件の事象が偶然起こったとは到底考えられない)


(筆者の勝手な推測になるが)常識的な社会規範・慣習において、敢えて揉め事を引き起こす人物像について考えられる特徴をいくつか挙げてみることにする。

①アンチ・マスク論者(マスク着用の社会風潮に対する対立思想)

②マスク着用拒否に対する社会的反応の観察目的(ブログネタ収集目的?)

③トラブルを起こすことで世間に注目されたいと思う自己承認欲求(へずまりゅう的行動)

④単なる商業目的(ブログ閲覧者数の獲得増加など)

⑤(単純に)揉め事を好む快楽追求者(サイコパス)

今回話題となった男性が、いずれかの特徴に該当していると断言することは憚られるだろう。また、男性の一連の行為を擁護・賛同する人々が存在しないとも言えない。

また、「マスク警察」「自粛警察」など問題行動を引き起こす対立構造が存在していることも忘れてはならない。


「コロナを憎んで、人を憎まず」

すべては、コロナ禍が誘引した社会問題である。人間の対立から得られるものは何もない。対立すればするほどコロナの思う壺であることを改めて言及したい。


それ、しらんかっとってんちんとんしゃん。