政府は、新型コロナ感染の急拡大を受け、「経済重視」から一転“GoTo見直し”へー
その内容は、
▶︎GoToトラベル:感染拡大地域の旅行新規予約一時停止など
▶︎GoToイート:食事券の新規発行一時停止など
…となっている。
ん?既に予約済みの購入者は対象外??これじゃ、感染拡大防止にならないでしょ…。具体的なスケジュールは?なぜ、よりにもよって連休中に発表したの?などなど。
政府の一連の発表は疑問だらけ…と言うのが筆者の率直な感想だ。
感染者数は厳しい状態。1週間前と比べて1.5倍に増加、陽性率も上がり重症者数もじわじわ増えていて、全国的に予断を許さない状況であることは誰の目にも明らかである。
民間レベルから見れば致命的とも思える政府の制度設計の甘さが、感染再拡大とともに浮き彫りとなり、観光庁をはじめとする当該省庁や関連事業者はその対応で混乱に陥っている。
更にGoTo中止変更を遅延させているのは、経済ダメージを減らすため「面」でなく「点」で抑えることに未だ固執する政府の態度だ(制度設計上は“全面中止”の方が簡単なのに)。
GoTo利用者にとっても、度々変更される制度設計において「キャンセル料の支払い」「貯めたポイントの利用期限」などモラル・ハザードを引き起こしかねない状況に発展しかねないだろう。
全ての混乱の源は、政府の見通しの甘さによるコロナ対策の一言に尽きる。
菅内閣は経済団体の圧力がそれほど恐ろしいのだろうか?
感染拡大を半ばないがしろにし、“経済優先策”を推し進め続ける菅内閣。何か思い違いをしているのではないだろうか?
「経済」とは、「世の中を治め、人民を救う」ことを意味する『経世済民』を指す。
ならば、「経済優先」の解釈は、「人命救済優先」となるのではないだろか。
「鶏が先か、卵が先か」と迷っている間に、どちらも死んで仕舞えば元も子もない。
外部圧力に屈することなく、国民にとって何が最善か、大胆な英断を菅首相に期待したい。
それ、しらんかっとってんちんとんしゃん。