「ねぇねぇよく試合の最中なのに"タイム"って中断する時あるけど

   あれって必要なの?疲れが出てきたから"少し休めよ"ってこと?」

 

「それもある時はあるとは思うけど大体は試合の流れが悪い時や

   作戦の立て直しだったり選手が熱くなりすぎてクールダウンする時に

   使ったりするよ。そういえばスポーツだけじゃなく"子育て"にも

   タイムアウトは取り入れられてるんだって」

 

「へぇ~でもスポーツはわかるけど子育てでタイムアウトって

   イメージができないなぁ・・」

 

「そかそか、じゃあ少し説明しようか。例えば子供がなにか悪い事をして

   その事を叱った時、なかなか素直に謝れなかったり、親も感情的に

   なりすぎてしまうのでうまくいかない事があるんだよ。そういう時に

   "考える時間"をつくってみるとお互いが冷静になれ話がしやすくなるんだよ」

 

「なるほどねぇ・・今度そういう時あったら"タイムアウト"使ってみるよ」

 

「ただいまっ!!あ~忙しい!!忙しい!!!まったくイライラするほど忙しい!!!」

 

「早くも"そういう時"が来たみたいだね」

 

「そうだね必要みたいだね"タイムアウト"」

 

「お~し3人でタイムアウトだぁ~~!」

 

「へっ?」

 

口論になる時をちょっと思い浮かべてみてください。

夫婦間や親子間、会議や会食、遊びの時にだってありますが

意見の食い違いや自分の考え方を否定されるとだんだん怒りが込み上げてきます

 

特に自分の考えに自信があるほどその怒りは強くなりムキー、お互いの

"正論"をぶつけるたびに怒りはヒートアップアップ、引くに引けない状態になります。

 

感情的になれば視野は狭くなり正確な判断が出来なくなるだけではなく

時には相手を傷つけたり周囲を巻き込む恐れもあります。後になって

「なんであの時あんな行動してしまったんだろう・・ガーン」と

後悔するのはなるべくなら避けたいこと。

 

そういう時に効果的なのがこの「乙女のトキメキタイムアウト乙女のトキメキ」。

 

スポーツ界でもおなじみで冷静になる為や流れを変えたい時に「リセット要素」として

よく使われていますが理屈はまったく同じです。強い怒りを感じたら

なるべくその場から一旦退き、軽く体を動かしたり、話せるような相手がいれば

話を聞いてもらったり、深呼吸だけでも気分をリセットする事は出来ますおねがい

 

冒頭のお話にも出てきましたがこのタイムアウトは子育てにも使われていて

叱ったり注意するよりも効果があるとされています。

 

少し説明すると

まず子供には前もって約束を破ってしまった時や悪い事をしてしまった時には

「ここで少し考えてみようか」と説明しておきます。説明する時も

タイムアウトする場合であっても怒りは表さずつねに優しく接してください。

 

考えさせる時間は子供の年齢x1分砂時計です。その間で

なぜタイムアウトが必要だったのか考えさせ時間経過後に

話し合いをします。わからなければわかりやすく伝え

分かった時にはしっかり褒めて愛情ハートを示します。

 

一旦その場から離れる事、感情から離れる事で

問題としっかり向き合い冷静に判断する事ができるようになります。

自分だけでなく相手に対しても"考える時間"というのはとても大切です。