ヒスタミンはSAMeで代謝される為、高メチルでは減少、低メチルでは増加するので低メチルの人は花粉症などのアレルギー疾患が多い。
血液中ヒスタミンの98%は好塩基球(白血球の一種)内に存在する。
ヒスタミンの血中濃度を見ると良いが、通常の検査では不可能なので好塩基球数を見て判断する。
計算式は、白血球数 × 好塩基球(BASO)の割合(%) ÷ 100となり、好塩基球数が30以下なら高メチル化の可能性が高い。
その他の判断基準は下記の通り。
【低メチル化で見られる症状、性格】
競争心が強い、完璧主義、アレルギー体質、性欲が強い、強迫的(いつも同じでないと気が済まない)、筋肉がつきやすい
SSRIが効果あり、抗ヒスタミン薬がよく効く、ベンゾ系や葉酸で副作用が出やすい。
SAMeやメチオニンなど直接メチレーションを回す栄養素が効果的でセロトニン合成を助ける栄養(トリプトファン、5HTP,ビタミンB6など)もよい。
葉酸、コリン、DMAE(ジメチルアミノエタノール)などは避けたほうがよい。
【高メチル化で見られる症状、性格】
化学物質過敏症、不安、不眠、しゃべり始めたら止まらない、音楽的、芸術的なセンスあり、自分より他人優先
セロトニン、ドーパミンが活性化してSSRIが効果なし
SAMeは70%が筋肉の合成に使われ、筋肉の合成酵素に変異があると、SAMeが体内で余り、メチル化経路が過剰に亢進する。SAMeがヒスタミンを代謝するので血中ヒスタミンは低値となり、好塩基球数も低値になるのでアレルギーが少ない。
葉酸欠乏タイプと呼ばれる。
【その他】
銅過剰タイプは、敏感肌で不安感、パニック傾向があり、活動的である。SSRIで不安が増強し、安定剤ではうつ症状が治らない。ピル・ホルモン補充療法で悪化する。
亜鉛療法、セレン、ビタミンA、B6、C、Eを摂取し、徐々に過剰な銅を排除することが必要。
ピロール異常タイプは、気分の変動が大きく、ストレス不耐性、怠惰で夢が思い出せない、肌が弱い、明るい光や騒音に敏感、女性の場合、生理不順や無月経、心の内面の緊張、読字障害がある。
亜鉛、B6が排出されやすい。
B6 不足でセロトニン、GABA 低下を引き起こしている。
また酸化ストレス負荷がグルタミン受容体のグルタミン神経伝達物質活動性が低下している。
治療にはB6、亜鉛、抗酸化物質が大量に必要となる。
