B型肝炎ウイルスの治療薬
in silicoスクリーニング
って、調べてみても理解できない。
なんとなく理解できるのが、これ↓
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特定のタンパク質を標的とする薬剤候補の化合物を1つ1つ実験的にスクリーニングしていく作業は,多大な労力・コストを必要とし,開発コストの高騰の原因となっています。また,既知化合物すべてについてこのような作業を行うことは現実的ではなく,大きな課題となっていました。コンピューターによる計算でのスクリーニング(in silicoスクリーニング)は,この状況を打開する手法として期待されていますが,既存手法であるタンパク質の三次元構造を用いてのシミュレーションには多くの計算リソースと時間が必要な上,シミュレーションの前提となるタンパク質の立体構造はその多くが未知でありシミュレーション自体ができないため,大規模なスクリーニング用途には実用的ではありませんでした。
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私が学生の頃は、
動物の一部組織の含有物を調べるために、
炎色反応で測定する機械を使っていた。
元素の種類と量を特定して、
それから、化合物の構造を推測していた。
おおよその化合物は判明しているから、
人間の脳で推測してこれじゃないかな?って、
学会で発表する。
凄いよね
元素の量から推測するなんて。
動物の組織だと、
燃やす度に、炭がこびりついたりして、
段々と正確な反応が取れなくなる。
でも、その機械は、
大学が二千万円を出して購入したものだった…
何となく理解できる部分は、
「不明」な構造を持つ部分の
重量を測るのか否か?
その重量?の構造をコンピュータで計算して、
可能性のあるタンパク質の構造を仮想する、
ってことかな?
Aタンパク質が1個、
Bタンパク質が2個 → 計算合わないから違う~
では、Cタンパク質が3個と
Aタンパク質が1個 → 計算上有り得る~
て感じで、一つずつ計算ようなものか?
そんなの地球上のタンパク質のパターン、
コンピュータで解析しても、
膨大な時間かかるじゃん!って娘に言ったら、
B型肝炎ウイルスが関与している
タンパク質は特定できているから、
それを基に計算するらしいのだ。
そ、だよね、
膨大な時間かかるものね、
と、何となく納得する私なのでした。
無機物だと簡単なのにね~。
肝細胞だから、そうはいかないか。
(おわり)