コロナワクチン(2) 抗体数
2匹の犬の検査結論は、
8歳の老犬は、1度目のワクチン接種で、抗体数が基準値に達せず、入国不可。
3歳の若犬は、合格。
老犬が検疫通過するには、
1か月後に再度ワクチン接種をして、抗体数の再検査をする事になりました。
狂犬病ワクチンを1か月後に接種する事には、
懸念がありました。
結果は、3歳若犬の抗体数の数倍以上の抗体数が確認できました。
抗体値が異常に高いというのは、おかしいですよね?
そして、その後から、
おしっこが、ぽたぽた落ちるようになりました。
これは、おかしい…
そして、食欲が落ち、痩せていく。
結局再接種から1か月後、フライトの4日前に死んでしまいました。
急性腎炎です。
犬の急性腎炎は、とても危険。
血中に、通常ありえないほどの抗体が存在しているから、
腎臓の濾過に負担がかかり、
良かれと思った事が、
犬の命を奪う事になり、ショックでした。
(つづく)