リクエストありがとうございます!

ri.saya714さんのリクエストで
さやみるです!
クリスマスということで...


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『じゃーーーん!』

「...なに?」

『...じゃーーーーん!』

「やから、なに?」

『みるきーサンタやで?可愛いとか可愛いとか可愛いとか言えへんの?』

「...普通」

『...もう知らへん、クリスマスプレゼントあげよと思ったのに。彩ちゃんのあほっ!』

「...」

もうなんなんよ、せっかくサンタコス着たのにそっけなすぎ
私は拗ねて彩ちゃんに背中を向け寝室へと向かう
最悪や、楽しみにしてたの私だけやった
どうせ彩ちゃんにはクリスマスなんて普通の日なんやろ
社会人になってやっと初めてふたりきりで過ごせるはずやったのに

ガチャ

『...へ?』

ベットの上には大きなプレゼント

『なにこれ...』

箱に近づくとリボンの隙間に手紙が

ー美優紀へ

彩ちゃんの綺麗な字で書かれた名前

先にプレゼントを開けるとそこには欲しいと騒いでたものがたくさん入ってた
全部買ってくれたんや...
全部覚えててくれたんや...

ギュッ

『さ、彩ちゃん?』

「ごめん、可愛すぎて、その、恥ずかしくて、やから、ごめん」

ちらっと顔を見ると耳まで真っ赤にしてた

『私こそ、こんなにもらっちゃっていいん?私こんなに用意してへん』

「喜んで欲しくて、どれにしたらいいかわからんくて全部買っちゃった...
私こそ迷惑ちゃうかった?」

『ううん、めちゃくちゃ嬉しい』

「あのさ...」

『なに?』

「...」

『彩ちゃん?』

「美優紀は何くれんの?」

『え、あー、プレゼントは私やで〜』

「...」

『なんちゃっ、ンッ///』

突然振り向かせられ、視界が彩ちゃんでいっぱいになった

「私欲しいもの言ったっけ?」

『へ?いや、』

「そっか、でも...」

彩ちゃんはプレゼントを床に置き、私を抱えてそっとベットに降ろす

「ちゃんと欲しいものくれた」

そういって微笑む彩ちゃん

「あーでも、」

『ん?』

「サンタコス可愛すぎて脱がしたくない、かも...///」

『っ///』

「え、あ、まって、今のなし///」

『だめ、もう聞いちゃった』

私は体を起こし腕を彩ちゃんの首にまわす

『また着てあげるから、プレゼント、もらって?』

そう耳元で囁くと顔を真っ赤にしながらもかっこいい彩ちゃんに



「喜んでちょうだいします」


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メリークリスマス!