リクエストありがとうございます◎
cocoさんのリクエストで
さやみるの学園ものです!
たまにはこんな彩ちゃんも悪くないな、って(笑)
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ーー今日は終わりなー、各自ダウンしとけよー
ーーお疲れ様でしたっ!
ーーいやー今日も疲れたわー
ーーみるきータオルちょーだーい
「あ、はいっどうぞっ」
ーーさんきゅー
ーーみるきーがマネで良かったわ〜めちゃくちゃ癒される〜
ーー可愛いは正義やっ!!!
ーーあははっ、なんなんそれ
「もーからかわんとってくださいよ」
『お前らタオル貰ったんやったらダウンちゃんとやり?』
ーーあ、はーい
騒いでた1年に指示したのはキャプテンの山本彩先輩
勉強もできて運動もできて顔もいいクールな山本先輩
もちろん女子からの人気は絶大で、バスケの技術はプロ級なのに努力家な先輩はチームメイトからの人望も厚い
「先輩、タオルです」
『ん、ありがと、あ、マネージャー今日備品の確認しといてほしい』
「分かりました!」
部活中先輩との会話は本当に必要最低限だけ
私のことをマネージャーって呼ぶ
先輩マネさんを呼ぶ時は苗字やのに...
そんなことを考えながら片付けしてたら部員はほぼ帰ってて、残ってるのは先輩マネさんと私と1年部員が何人か
ーーじゃあ私帰るね、ほんまに1人で大丈夫?
「はいっ!大丈夫です!お疲れ様です」
残ってた人たちはみんな帰って静まり返った部室に1人
早く終わらせて私も帰らへんと
黙々と確認していき、足りひん物を書き出す
ガチャッ
『美優紀』
「...先輩」
『...』
「あ...彩、くん//」
『おつかれ』
ギュッ
「だ、誰か来たらっ//」
『もうみんな帰った』
「備品の確認、途中、やし...」
『このままでも出来る』
「えぇ、」
『はよ帰ろうや』
「っ、///
みっ、耳元は、あかん、からっ///」
そう実は私たちは付き合っててみんながおらんとこでは彩くんがいつもこんな感じ
普段との差がすごすぎて私はずっと照れっぱなし
『美優紀まだ?』
「あとちょっ、んっ、!ちょっ、あかんって、彩くんっ、くすぐったい、!」
待ちきれへん彩くんは抱きついたままちょっかいをかけてくる
「んっ、やっ、余計っ、終わらへんってば///」
『なぁ、早く帰ろ?』
邪魔されながらもなんとか確認を終わらせて、ちょっかいからも解放されて帰れる
はずだったのに
「ンッ、さやっ、ンンッ///」
なぜか膝の上に向かいあわせで乗せられ、たくさんの甘いキスが降ってくる
でもさすがに苦しくなって彩くんの肩をたたく
「はぁ、はぁ、帰ろって、ゆうたやんっ、か」
『待ちくたびれてんもん』
「それは悪かったなって思ってますけど...」
『ほんまに思ってる?』
「思ってますよ」
『ふーん、じゃあ...
帰ったら何するか分かってるやんな?』
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