オシム氏の言葉より ~演劇を想う~ | ほんじつの主宰動静

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演劇ユニットしむじゃっく主宰杉山純じの、さして知りたくもない日常のあれこれ

~真面目な話です~






前サッカー日本代表監督オシム氏のインタビュー記事より

「私には日本人の選手やコーチが使う言葉で嫌いなものが二つあります。『しょうがない』と『切り換え、切り換え』です。それで全部をごまかせてしまう。(中略)『どうにも出来ない』はあっても『しょうがない』はありません。これは諦めるべきではない何かを諦めてしまう、非常に嫌な語感だと思います。」


とても恥ずかしくなりました。

稽古場で、役者間においてこの二つの言葉がとても蔓延しているように感じます。

誰か抱きしめてくれる人がいると、もうその人はその場から動きません。

抱きしめるにしても、自らの足で歩かせてそこまで到達させなければならないはずです。


。。。。。。


こと、若い女優が泣くとすぐに皆駆け寄る。

涙が出るのは、自分の中で何かが足りないと気づいた時で、前進できる大きなチャンスなのに、なぜそこで足を引っ張るのだろうか。


壁にぶつかる

共演者が擦り寄ってくる

「しょうがないよ。切り替え切り替え」

「お前いい奴だな。。。よし、パッと呑みに行くか」

「うちら、ソウルメイトだな。一緒に芝居できてよかった」

全部忘れる

壁にぶつかる・・・


。。。この光景、多くない?

てゆーか何?ソウルメイトて


幸い、演劇というのは表現分野でスポーツ競技などよりも正解の数が多い。

進むべき道は無限に広がっているはずである。

それなのに自分も見詰めず、その場で役者同士地団駄踏んで傷なめ合う。


自分がどういう役者で、何が出来て何が出来なくて、どういう方向に進むのか。。。

役者もスポーツ同様近代化すべきで、もっとインテリジェンスを持たなければ。

いつまでも仲良しこよしの学園祭気質でいてもらっては困る。

少なくとも、私の現場からはマインド変えていきたいなと思う、今日この頃。


。。。


最後に、同氏の言葉。

「夢ばかり見て後で現実に打ちのめされるより、現実を見据え、現実を徐々に良くしていくことを考えるべきだろう」


一緒に、前を向いていきませんか。