`襞の奥側`
本日の瞑想より
青白い女の子が壁の影に隠れるようにして、立っていた。
私の方を、何か言いたそうに、だけど怯えているかのように、立っていた。
心細そうだった。本当に痩せて、青白く、身体全体が透き通っていて、
彼女の後ろの情景が視えてしまうような感じだった。
しばらくの間、本当に長い間、私は彼女の姿を視ながら、何も言えないでいた。
存在を知っていたはずなのに。日常の忙しさに埋もれて、視えていなかったのだろうか?
彼女は、その腕に隠すように、何か白いものを抱きしめていた。
タオルかな? 熊?
やっと出てきてくれたのかな?。。出てきてくれて、ありがとう。
