シンボリックセラピスト齋藤浩美です。
朝、起き上がることができず救急車で緊急搬送されました。
そして低血糖と診断され、6月2日から4日まで入院をしていました。
入院までの経緯を書いたのがこちら↓
人生初の入院。
人生初の入院~緊急搬送され、低血糖と診断される。
今日は、入院生活を書いてみようと思います。
2日の夕方に病室に運ばれ、点滴によって体のだるさはとれ始めてきたものの、何にも食べる事できずにいました。
そんな中でも意識は、ハッキリとしていたので、看護師さんの話を聞きながら、ベットにうずくまっていました。
『何かあったら呼んでね。』
枕元に初めてナースコールを渡されました。
初めての入院。
ただただ、けだるい…。
足のひざを折って、白い天井を見ていました。
途中、気持ち悪くなって再び胃液を吐くと、大分胸のムカムカが収まり、いつの間にか眠ることができました。
翌朝になると歩くことができ、トイレもなんとかひとりで行けるように。
だんだん意識がハッキリとしていきます。
外部と連絡が取れないので、
仕事は大丈夫だろうか?(連絡が出来ていないので、無断欠勤状態)
突然の入院費ってどのくらいなんだろう?
初めてで何も持ってきていない状態。
水を浴びたかのように、急に現実に戻ってきた気持ちになりました。
そんな気持ちを抱えたまま、点滴をしながら、静かに時は流れます。
食後2時間後に血糖値を計りますが、点滴分をプラスしても120mg/dL前後。
中々上がらない状態でした。
後から調べたのですが、低血糖とは、血液中にあるブドウ糖が少なくなった状態を指すそうです。
血糖値70mg/dL以下になると、
生あくびが出たり、動悸が激しくなる、手足など震えて、体がけだるくなる状態になるそうです。
まさに今回の私でした
それ以下になると、
体が動かなくなって意識がなくなる、思考が困難になるなどの症状が現れるそうです。
そしてなぜ起こるのか?
・糖尿病などの場合、薬を飲み間違えた、打ち間違えたり、いつもと食事の時間が違って飲む時間が一定ではない場合。
・ファスティング等の食事制限やその状態で過剰な運動をした場合。
等々、糖尿病などの問題だけではなく、断食などで食事を断っている場合でも、起きやすいそうです。
意外と低血糖は、身近で起きやすいものなのだなと思いました。
対策として(病棟の看護師さんのアドバイスより)・・・
・精製されていない砂糖を取る。
(チョコや飴などは効果が表れるまで時間が掛るそうです。)
・市販されている飴やタブレットで良いので、ブドウ糖を取る。
果物のぶどうにも多く含まれている成分なので、ぶどうを取るもOKなのだそうです。
余談ですが、駄菓子のラムネもブドウ糖90%を含んでいるそうで、なかなか優秀なのだそうです。
・スポーツ飲料を飲む。
を教えてもらいました。
低血糖と診断された時、私は、自分の父母を思い出していました。
父は、糖尿病のために食事前にインスリン注射を何年も自分で行っていました。
ところが、一人のときに何かの原因で、インスリン注射を打つことができず、意識が急にもうろうとして、言動が変だったり、赤ちゃんのように自分の汚物を食べたりと、症状が悪化。
それを発見した母と一緒に救急車に運ばれて入院した経験。
母も、抑うつと診断される前に食事や水分すら摂らずにいた時期がありました。
栄養対策としてエンシュアとブドウ糖のタブレットを戴きましたが、飲もうとせず。入院が決まるまでは、病院の点滴で一日の栄養を補っていた時がありました。
布団から出なかったり、足がけだるいと言って壁に足をのせていたり、バタバタさせていたこと。
母の場合は幸い、身体には何も問題がなかったので入院することができました。
(精神科の場合は、他に何か病気が隠れていないかの結果がないと入院ができないと言われました。)
…抑うつ状態の母と今の私は、すごくあてはまっている。
まさにこれは、齋藤家にある生活習慣なのか?
二人と同じ病気にならないようにと気をつけていたのにショック
と色々な思いがさく裂したのでした。
4日の朝、ようやく点滴をしながらも食後の血糖値があがりました。
医師からは、何かあったらすぐに病院に来ることを条件に退院することができました。
後日、入院中の精密検査の結果が出て、再びお世話になった医師と一緒にエコーで心臓の形を再確認。
こちらは、穴は幸い見つかりませんでした。
しかし、今は大丈夫だが心電図は心臓に何らかの見逃せない点があることを示している。今後も検査は定期的に受けるようにということになりました。
そして、食後一時間半後の採血でしたが、血糖値も120mg/dLということで、低血糖の症状は改善されました。
よし、これで大丈夫だ
と思いきや、採血で甲状腺ホルモンが過剰に出ていることが解り、後日内科(内分泌)の先生による再検査となったのです。