アロマタッチの講習会に行ってきました(後編) | うつ病母の介護生活を経て、自分らしい人生へ

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3年にわたる壮絶な介護と7年の施設と精神科の通院付き添いの後、親から卒業し、40代にして自分の人生を歩み始めた私が
幸せに生きるヒントをお届けします。

シンボリックセラピストの齋藤浩美です。

アロマタッチの講習会に行ってきました(前編)の続きです。

講習会後の翌日、教えていただいたことを自分でできる範囲で、復習していました。
とにかくアロマの香りが気持ち良くて、気持ち良くて。

今まで香りには苦手意識がありましたが、単なる食わず嫌いだったようです。
もっと早く知りたかった笑い泣き

洗濯を終えて、カフェに読書していたときに、『あ、帰りにチーズフランスパンを買って帰ろう』と思い、早速スーパーへ。

その帰りに『仕事も家事もそつなくこなす母に憧れていたな』。
ふとそんなことを思い出していました。

働いて家事をこなす母。

休みの日など、限られた少ない時間の中でも、私のことを大切にしてくれた。

寂しがらない様に、おもちゃや好きな事をやらせてくれた。

そんな母が大好きで、幼い私には、理想の大人像でした。

今もその想いがあります。

だけど、私は寂しかった。
母を責めたり、嫌いなる訳ではなくて、ただ寂しかった。

何かをしてほしい訳ではないけれど、一緒にいて欲しかった。

ただ、それが私にはまだどういうことなのか分からなかったから、一緒にいて欲しいと母に言えなかった。

そんな母と私のすれ違いの過去の出来事。

日曜日の朝は、家族みんなでパンを食べて始まります。
その時にチーズフランパンが食卓に並んでいました。

今その気持ちが、ふわっと浮かび上がって、とてもスッキリしました。

時折、自分の気持ちをうまく伝えられなかった時に口寂しい気分になり、食べてしまう癖があります。

ああ、だからか。ガーン
と、とても納得したのでした。

今まで理想と現実(気持ち)が、うまく結びつかなかったのですが、これでようやく形になりました。

それでは、なぜ、そんな気持ちになったのでしょうか?

以前学んだオーラソーマでも、ボトルを使ったハンドマッサージをしたことがありました。その際にひとの一生(受胎~出生~死後)に相当する手のツボをマッサージするヒーリングなのだと教えていただいたことを思い出しました。

アロマタッチの際にも、手の全ての部分をマッサージするので、その際にそのツボに触れたのかなと思いました。

嗅覚は、他の感覚と違ってストレートに脳に入ると言われています。
香りによって過去の思い出が、浮かんでくることもあるそうです。
身体って、本当に不思議ですね。

折しも気付いた日が両親の結婚記念日でした。
亡くなった父が教えてくれたのかな?
何はともあれ感謝です。