ホドロフスキー監督の『リアリティのダンス』を観てきました。 | うつ病母の介護生活を経て、自分らしい人生へ

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3年にわたる壮絶な介護と7年の施設と精神科の通院付き添いの後、親から卒業し、40代にして自分の人生を歩み始めた私が
幸せに生きるヒントをお届けします。

齋藤えみなです。

ホドロフスキー監督の『リアリティのダンス』を観てまいりました。

『マルセイユ版』タロットを復刻させた事でも有名な監督で、
この映画の上映会の様子を、facebookのお友達が記事にされていて、
機会があれば、観てみたいなと思っていました。

地元川越で上映していることを知り、ものすごいラッキーチョキラブラブ
自転車を走らせて、早速観てまいりました♪

ストーリーは、監督の自伝が原作。
チリの田舎を舞台に家族の再生と、自身の家族と少年時代の思いを、
現実と空想の空間を交えて描写しています。

印象的だったのは…
もうこれでもか!
という位に人間の中の残酷さや弱さが惜しみなく出てくること。

それを色彩の鮮やかさと音楽、それでも生きる人間の生命力が
まさにダンスのようで、美しい作品だなと思いました。

終わった後は、本当に放心状態になりながらも
さっぱりとした気持ちになれたのが不思議でした。

私は自分の気持ちを言葉や文字に表そうとする癖がありますが、
今回の作品は、本当に感覚的なものが揺さぶられました。

本当に監督であると同時にアーティストみたいな人だなと感じました。

○映画館で戴いたチラシです↓
DSC_0914.JPG

○映画の原作本です↓
リアリティのダンス/文遊社

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