新型コロナウイルス騒動で例年以上に人出がまばらな津別ですが、それでもやっと遅い春を迎えたゴールデンウィーク明けの昨日5月11日(月)、仕事の合間に町中心部のやや南にある21世紀の森まで花を探しに行ってきました。


まずはキャンプ場入口あたりにちょこっと見られる青い花、エゾエンゴサクっていうのかな。高山植物なのかもわかりませんが津別では平地でもこのように咲いています。町内には何ヶ所かあるようですが大きな群生になると青い絨毯のようになるみたいですね。


続いては野球場より少し坂道を登った先にミズバショウが咲いています。ちょっと残念なのは人工的な砂防ダムの中でのみ見られることですが、簡単に移植できる植物ではないらしいので元々ただの沢だった頃からここにあったものなのでしょうか。


今年は春の選抜も中止になりましたし、もしかしたら夏の全国高校野球選手権もなくなるかも知れません。いまだプロ野球も開幕するのかわからない状況の中、サクラ満開になるこの野球場の芝は来たるべき活躍の時のために整備されていました。


野球場の南側斜面にあるパークゴルフ場には津別町のシンボル【双子の桜】があります。パッと見た目には1本の大きなサクラに見えますが、近寄ると2本の木が寄り添うように立っているのがわかります。町内でいちばん手がかけられているサクラですね。


最後にその双子の桜から木材工芸館キノスへと下った坂道の脇に植えられたシベリアザクラ。まだまだ多くがつぼみのままでこれから開花を迎えるようですね。外来種だと言われていますがオホーツク南部では多くの家で育てられています。