津別町では毎年開催されていたらしいのですが、今年初めてホタルまつりに行ってみました。
ホタルまつりと言うわりに、最初の2時間くらいまるでビールパーティーのノリにはドン引き…
それでもログハウス・森の家でのイベントが終わり、それが目的で来たわけだからとホタルの棲む水路を目指すと、これまで見たこともない沢山のホタルが舞う光景を目撃しました。
私たちNPOつべつ自然の会は、もともとホタルのいない21世紀の森の園内水路をきれいにし、そこにゲンジボタルを放流しました。以来四半世紀もの間、毎年維持活動を続け今日もホタルが見ることができます。近年では少数ながらヘイケボタルも確認されており、外来種が在来種の生息を脅かすという説の反証事例となるめずらしい観察地になっています。(NPOつべつ自然の会)
自然環境を大切にするための資金を集めやすい舞台を作り、ビールパーティーのような催しもホタルを観賞しやすい時間帯まで来場者の足をとどめさせるためには効果的でした。
まぁ、よくよく考えるとホタルのいない環境に放流してしまったこと自体が自然環境の保護とは言いにくいのですが、それでも水の綺麗な環境を作ったことは評価できることだと思います。