今季限りで運行廃止が予定されている観光列車、流氷ノロッコ号に乗車してきました。

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まずは釧網本線北浜駅に向かい、展望塔から到着間近のノロッコ4号を撮影。それから喫茶店で食事をしていると切符を買ったノロッコ3号の時刻が迫ってきたので、予定していた網走駅からの乗車は諦めて北浜駅まで戻りました。

ノロッコ3号がホームに入ると、ホームの端ギリギリまで身を乗り出して撮影する悪質な撮り鉄がいました。鉄道ファンが悪質な行為を繰り返すニュースを聞きますが、普段北見・網走では見かけないので迷惑なマニアまで集まってしまったのは残念です。

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網走行きの先頭はディーゼル機関車ですが、知床斜里行きの先頭はオクハテ510-1という客車。運転席もついていました。
客車は元々窓ガラス自体が外された貨物車のような車両だったようで若干寒いのですが、それでも石炭ストーブが設置されており乗客は乾物を焼いて食べたりしながら寒さを楽しんでいる感じすらあります。
車内アナウンスも車掌による事務的なものだけではなく、地元団体の方から沿線環境に関するアナウンスもありなかなか良い列車でした。

流氷ノロッコ号は、ディーゼル機関車の老朽化により今季限りで運行を終える予定ですが、これだけ観光客を集めるられる資源を失っても良いのでしょうか?
可能であれば、北海道に新しいディーゼル機関車を購入していただき、釧網・石北本線直通の定期列車を週末だけでも構わないので継続してもらいたいものです。