今日は仕事が休みだったんですが、臨時団体列車のスーパーサルーンゆめじ号が引退するとあって一度見ておきたいと撮影にいってきました。
岡山→宮島口→岡山の運行なのですが、岡山支社の所属とあって旅客扱いは岡山-福山の主要駅から宮島口への往復のみ。広島は最初から通過扱いとあって乗ることもありませんでしたが。
広島から宮島口まで普通列車で先乗りしました。さすがに撮り鉄の姿が多く、何十分も前なのに広島では停車も徐行もしない可能性すらあるというのにホーム上でゆめじ号の話がちらほら聞こえてきます。
宮島口に到着後も相当な撮り鉄の数。最初はカメラを構える人がいちばん多かった3本のホームの真ん中(上り線)に移動したんですが、駅員に聞くとやはり通常どおりの下り線でした。ゆめじ号は宮島観光を終えた乗客の待機をするため2駅先の大野浦へ向かうということでした。

さよならスーパーサルーンゆめじ号、宮島口から大野浦へ移動して撮影した写真です。上り岡山方面先頭から クモロ211-1、モロ210-1、クロ212-1001 の3両編成です。
さすがに引退するとあってか窓枠のまわりなんかは劣化がみられ修繕も施されていないようでした。しかし広島支社なら全国の中古車両が集まっていることから、他の電車と比べて見劣りしない気がしました。
広島、宮島口とは違って大野浦は近隣住民の通勤通学がメインの駅とあって、日曜日の昼というこの時間帯では集まった人のほとんどが撮り鉄でした。
私はちょっと見てみたいと思っただけだったのですぐに上り電車で引き返すことにしました。

するとざわつきが起こりました。キイロガキターッと誰かが叫んだので見てみると、私がまだ乗ったことがなかった濃黄色新塗装の115系電車がやってきたのです。
電車男たちも驚くほどの偶然にめぐり合わせてもらえて私は広島に帰ってきました。外観は斬新な感じがしましたが乗ってみると他の電車と何も変わりませんでしたね。写真は広島到着直後の様子です。

最後の1枚が今日イチバンのお気に入り、引退211系電車と新塗装115系電車との並び。どうもこういった列車どうしの先頭が並ぶ位置での撮影が撮り鉄には人気があるようです。
私はいつも携帯電話のカメラで、しかも連射機能も知らないので意識して撮影することはありませんが、今回は偶然タイミングが合っていい写真になりました。
それにしてもこの大野浦では撮り鉄たちが上り貨物列車通過時にそろって電気機関車を撮っていた光景に驚かされましたね。たしかにレトロな雰囲気プンプンの機関車でしたが、彼らはこの貨物列車の情報も前もって入手していたとすれば私なんぞ力の入れようが足元にも及びませんな。

