温泉に行ってきました、しかも広島市内です。
え、聞いたことないですか?
そう、合併で広島市佐伯区の一部となった旧湯来町にある温泉です。
広島の奥座敷と呼ばれて親しまれている湯来温泉。庶民的でのんびりした雰囲気が漂う温泉街は打尾谷川に沿って立ち並び、外来入浴ができる露天風呂をもつ宿もあります。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と四季折々の豊かな自然をめでながら、川の瀬音をBGMにして温泉が楽しめます。

旅館正面の様子。訪れたのは打尾谷川に沿って立ち並ぶ宿の中でいちばん上流にある旅館『河鹿荘』、昭和28年のオープンです。
住所・広島市佐伯区湯来町多田2659、電話・0829-85-0311、不定休(要問い合わせ)、駐車場30台。

料金の案内。立ち寄り入浴11~19時大人600円(小人300円)、ご休憩11~15時(個室+食事+入浴)4,000~6,000円(消費税別、サービス込、要予約)、各種祝い事・法事などご相談に応じます。温泉コーヒー400円とありますが、こちらは時間帯限定サービスらしいです。

男湯脱衣場の様子。ロッカーはありませんので貴重品は最初にフロントで預かってもらいましょう。
加温・循環濾過・塩素殺菌が行われていると書かれてありましたが鼻を突くような塩素臭もなく、むしろ自然の風景に癒される効果を併せて考えれば十分だと思います。
泉質は単純弱放射能泉、源泉温度は29.8℃、源泉湧出量は1,000ℓ/分、pH値は9.3のアルカリ性、湯の色・味・臭いは無色透明・無味・無臭、飲用可能です。

男湯内湯の様子。白いタイル張りの浴室で、窓ガラスの青いフィルムは外から中が見えなくするものだと書かれてありました。ちなみに女湯内湯は檜風呂らしく多少サービス格差があるようです…

男湯露天風呂の様子。この温泉宿で最高なのはこの眺めですよ。夏は入浴しながら川面を舞うホタルが眺められるそうです。ちなみに女湯はここから見える建物の先の方にあり、少し歩く距離が長いようです。向こうからは入浴中の男性客の様子が見えるということでした。
湯来温泉までのアクセスは鉄道、バス利用だとJR五日市駅から広電バス湯来温泉行きで69分、湯来温泉入口バス停から徒歩。自家用車なら中国自動車道戸河内ICから17kmです。

